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2014年5月9日金曜日

宇宙太陽光発電研究の無駄

 中日新聞(H26/5/9)によると、経済産業省が宇宙太陽光発電の実現に向けて研究が開始されるとのことである。6平方キロの太陽光パネルで発電して、マイクロ波で送電するとのことで、総費用は2兆円だという。安倍総理の経済対策における金一封の矢を、各省庁が奪い合っている姿が目に浮かぶ。文部科学省と経産省で、特定研究法人を立ち上げる計画については、理研のスタップ細胞騒動で実現が怪しくなって来ている様に見えるが、何れゴリ押しするのだろう。この研究予算奪い合いの第二幕として表れたのが、この宇宙太陽光発電である。静止衛生に巨大な太陽パネルを載せるのだろうが、その経費などを考えると、馬鹿げているとしか思えない。
 だいたい研究というと、金の無駄遣いにならないような錯覚を起こす人が大半だと思うが、事実はそうではない。その昔、サンシャイン計画、ムーンライト計画、ニューサンシャイン計画などという、自然エネルギーの活用研究が、通産省が中心になって行なわれたことがある。ウィキペディアによると、4400億円という巨額の国費を使いながら、殆ど新しい技術を生まなかった。その歴史を国民に広く知らしめてから、特定研究法人やこの宇宙発電のような話は始めるべきだと思う。
 宇宙太陽光発電計画の有利な点として:温暖化ガスの放出がほとんどない;地上の天候にあまり左右されない;昼夜を問わず発電できる、などがあるとのこと。しかし、宇宙からエネルギーを持ってくるのだから、当然地球は温暖化する。熱力学の第一法則さえ理解していないか、嘘で誤摩化そうとしているのかどちらかである。
 新聞社であれば、取材で得た情報を、咀嚼する程度の智慧を持てといいたい。

 コメント頂きましたので、それについて追加します。発表元は地球温暖化(インチキ説だというのが専門家の見方です。1月23日の記事参照)は二酸化炭素排出で起こるとしか考えていませんが、太陽からくるエネルギーが増加しても同じ様に起こるのです。つまり、宇宙太陽光発電は、本来通り過ぎる太陽光のエネルギーを地球に送るのですから、地球に降注ぐ太陽のエネルギーが増加することに等価です。因に、熱力学の第一法則と言いましたが、エネルギー保存則の意味です。

1 件のコメント:

  1. なるほど。マイクロ波でエネルギーを持ち込むと言うことは、地球を電子レンジに入れて暖めることになるわけですね。温暖化必須。

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