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2015年9月3日木曜日

村山元総理と潘基文国連事務総長の中国軍事パレード参加について

中国の抗日戦争祝勝70周年の軍事パレードに、村山元総理が参加したそうな。非武装中立を日本で唱えていた社会党元党首が、中国の軍事パレードに参加したことは、社会党が反日政党であったことを証明している。つまり、日本と対峙する外国の軍事増強には賛成と言う訳だ。そんな人と協力して総理大臣に担いだ、武村正義氏や河野洋平氏は、非常に下らない政治屋だったことを改めて証明した。抗日戦争を主に戦ったのは国民党ではないかというコメントが霞むほどの、馬鹿げた話である。

同様に、驚くべきことは国連の事務総長が軍事パレードに参加したことである。単に韓国の政治家というのなら、解らないでもないが、国連のトップである。そして、現在の国連は、第二次大戦の連合国の集まりから変質して、全世界の平和や人権などに寄与する、世界政府に脱皮すべき存在である。そのトップであるという意識が潘基文(パン・ギムン)氏には全くないようだ。この様な人は早急に国連事務総長の座から去るべきである。既に、一昨年に、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の日本批判について書いた。

更にパンギムン氏の中国軍事パレードへの参加は、朴大統領の軍事パレード参加の意図を考えるヒントになる。つまり、今回の韓国大統領の中国軍事パレード参加は、朴大統領の偏った考え方や対日姿勢ではなく、韓国の本質的な姿勢であることを示している。

3 件のコメント:

  1. 重い課題ですが,これがぎりぎりの状態で、個を越えて種として生きると言うことでしょうか。
    それでも,年金受給のために、百歳越えても生かされる(生きていることにされる)現代の親よりは倖せであるように思います。
    ですが,棄てられることに反発して生きようとする老人を描いた小説、「でんでら:佐藤友哉」や、其れを逆手に取った「でんでら国:平谷美樹」という小説もあります。いずれも多少茶化した面もあるお話ですが(あらすじはAmazonで見て下さい)。カナダには、「ふたりの老女:ヴォーリス、ヴェルマ」と言う小説も。こちらは実際にあってもおかしくない真面目な小説で,しかも爽やかです。この老女達のように生きたいと私は思います。

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  2. 楢山節考へのコメントだと思います。この小説で興味があるのは、人間は相当広い範囲の情況に応じた、文化を作りうるということです。
    極限状態で出来た楢山様信仰とキリスト教誕生との類似点などに興味があります。
    二人の老女は不自然さが多く、完成度は高くないと思います。それにくらべ、全く違った価値観の社会を自己矛盾なく描いた完成度の高い楢山節考には、本当に感心しました。これからも作品を厳選して読みたいと思います。元々小説は嫌いですから。

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