2015年4月30日木曜日

韓国は安倍総理の米国議会での演説において、一体何に謝罪しろと言っているのだろうか?

1)第二次大戦中、旧日本軍は戦地に売春施設を設置したことは確かだろう。そして、それが軍の移動に従って売春婦(従軍慰安婦)と伴に移動したこともまた、確かだろう。韓国を含めた当時の日本各地から(注:次のセクションをご覧下さい)そこで働く女性が集められたことも事実である。そこでの女性の立場は、給与が支払われたものの、悲惨な状況であったことは想像に難くない。従軍でなくとも、希望して売春宿で働くことを選んだ人は、あの時代でも殆どいなかっだろう。人さらい(営利目的でヒトを誘拐する者)の横行、親族による子供の売買など珍しくなかった時代、経済的理由で止むなく慰安婦になったのだろう。しかし、官憲等による慰安婦の調達(強制連行)等はなかったことは、最近ようやく定説となった。 http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270003-n1.html

また、韓国もベトナム戦争の時、ベトナム人慰安婦を用いたことも明らかにされている。http://ja.wikipedia.org/wiki/韓国軍慰安婦 その目的も旧日本軍と同じで、戦地での性犯罪を防ぐ為だったと言われている。従って、韓国に日本を批判する資格はないと思うが、その点彼らはどう考えているのだろうか。確かに悲しい出来事であり、慰安婦にならざるを得なかった方々は非常に気の毒であると思う。しかし、経済的誘惑など問題にせず、慰安婦に絶対にならないと本人と親族が伴に強く決めた場合、強制連行がなかった以上、ならなくて済んだ筈である。貧しい時代しかも戦争下という極限状況の下のことであり、現代人にとってその状況を想像することは難しい。

この件、韓国の非難を考慮して、過去の日本のリーダー達は何度もお詫びをしている。一方、韓国と日本は1965年に平和条約(日韓基本条約)を既に締結している。更に、多額の経済協力金を韓国は受け取り、過去を清算した筈である。それから半世紀経った現在、なおも繰り返して、我々日本人のトップリーダーに跪くことを要求するのは傲慢だろう。もはやそれは過去の問題ではなく、現代に生きる我々日本人への新たな敵対行為だと言わざるを得ない。

2)韓国を日本が植民地支配したと言うが、実際には韓国は日本に国際法上合法に併合されたのである。つまり、韓国は日本の植民地ではなく日本の一部だった。その証拠に、日本の四国や中国地方に存在していない帝国大学が、韓国に設置された。日本の一部としてインフラ整備なども積極的に行なわれ、西欧諸国の植民地支配とは異なる。現在の朴韓国大統領の父親も旧日本軍の将校だった。http://ja.wikipedia.org/wiki/朴正煕 西欧型の植民地であれば、そこの人間が宗主国の軍の将校になるだろうか?それらの事実を抜きにして、”植民地”という言葉を使って日本統治を批判するのは如何なものか。

実際、国際連盟の調査団も、満州国は日本の傀儡政権が統治していると判断をしたが、韓国が日本の一部だったことには何もクレイムがなかった筈。確かに、日本から来た朝鮮総督が韓国を統治したことは、韓国人のプライドを害したと思う。しかしそれも日韓基本条約締結で、解決済みであると思う。

更に、安倍総理は米国議会で演説したのであり、日米関係に焦点をあてた内容だった筈である。そこに、明示的に韓国への謝罪がなかったという理由で、非難するのは理解に苦しむ。(5/1午前7時、編集)

タンポポの 綿毛に過去の 勇姿なし
Dandelion! Time flies

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