2015年5月22日金曜日

政治屋に支配されるだけなら、日本維新の会(国政)は解散すべき

日本維新の会が大阪都構想の投票にやぶれた。その結果を受けて、最高幹部の橋下氏が政界引退を表明し、日本維新の会代表の江田氏も代表を辞任し、後任として松野氏が代表になった。松野氏は野党再編を今後模索するらしく、民主党の岡田氏と意見調整に乗り出した。

以前のブログに書いたように、維新の会のメンバー達も創立時のメンバーである橋下氏や府知事の松井氏らを除けば、殆ど全員が政治屋の域を出ないと思う。その代表格が維新の会の代表に就任し、数日して日本維新の会に分裂の気配が出てきた。

橋下氏は全エネルギーを維新の会の発展に注いで来たと思われるが、最近はエネルギーを失いつつある様に感じられた。そして前回の都構想に関する投票結果で、晴れやかとも言えそうなな顔で引退することになった。これまでの橋下氏の活躍とそれに注がれたエネルギーは、一人の人間の限界を越える位であっただろうから、これ以上の注文は出せないが、大阪府をかき混ぜただけで無責任だと言う向きもあるだろう。

維新の会の作ったつむじ風は、大嵐になることなく、つむじ風のまま消え去った。日本維新の会は解散するのが最も適当であり、このまま野党再編に参加することは、日本の政治に有害だろう。もちろん5年以上後になるだろうが次回のチャンスを待つ意味で、大阪維新の会がこれまで通り活動することは良いと思う。

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