2015年5月8日金曜日

英王女の名前をサルにつけるべきではない

高崎山で生まれたサルの子供にシャーロットと言う名前をつけたことが話題になっている。数百件の苦情メイルや電話で、動物園側も取り消しを考えていると報道されている。その件で、フジテレビ系記者の取材に対して、イギリス王室は、「名前のつけ方は自由」とコメントしたという。 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150508-00000947-fnn-int

英国には取り立てて反日感情がないと思うので、サルに王女と同じ名前をつけたからと言って、その行為に悪意を感じる人は少数だろう。しかし、もし将来関係が悪くなれば、それを反日感情の醸成に利用する人もでてくるだろう。従って、そのような名前は付けるべきではない。

例えば、韓国の動物園がゴリラの赤ちゃんに日本の親王の名前、悠仁(ひさひと)を公募で付けた場合、一部の人は非常に不愉快になるだろう。上記記事によると、英国でもこの猿の命名の件は話題になっているという。大多数の人が気にしなくても、一部が非常に不愉快になることは敢えてすべきでない。そのような問題の決定手順として、多数決的は相応しくない。

多数決は、それしか採決の方法が無い場合、或いは、多数の賛成が少数の反対を消し去ることが出来るような問題の決定に用いるべき、採決法である。少数が気分を著しく害し、それが多数の賛成によっても消し去れないような場合、出来れば多数決ではなく、もっと他の方法(補足)を採用すべきである。

補足(5/8午後)最後の節は一般論である。他の決定方法とは、例えばその分野の専門家の議論で決定するなどの方法である。

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