2017年6月4日日曜日

在米の方との韓国人慰安婦問題についての議論再開

この二週間ほど、日本生まれで在米韓国系だと思われる人と慰安婦問題の議論がヤフーブログの中で続いている。一旦終わったかなと思ったが(https://blogs.yahoo.co.jp/hetanonanpin/64652798.html) 一週間のブランクを経て再び私の意見を攻撃するコメントが届いた。

その方の主張は、「慰安婦問題は日韓基本条約後、新たに発見された問題であり、従って日本が政府補償すべきである」ということである。そして、その方は慰安婦への個別補償が国際世論であると言って、https://blogs.yahoo.co.jp/kounodanwawomamoru/65921385.html?vitalityのサイトを引用された。多分同じ方のサイトだろうと思う。

そこで以下の返答を書いたので、紹介する。オリジナルブログと積み重ねた議論は:https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/43292655.htmlなど。

あなたは単に日本攻撃の政治活動をしているに過ぎないことは十分おわかりですよね。引用されたブログですが、台湾やフィリピンの話が主なので、その部分については両国間の条約を見てみないと議論しようがありません。また、元慰安婦は話が取り上げられた以上、政府が個人に対して補償すべきだというのは当然です。単に一稼ぎと考えて参加した女性たちもそのように言うでしょう。

個人補償をするのなら、日本からの慰安婦も対象になるでしょうし、日本で空襲被害にあった民間人も対象にすべきでしょう。そんなこと出来る訳無いでしょう。国家とか政府とかが何のために存在するのか、考えてみればわかることです。

「国際社会は」とまるで一つの人格をもった主体のように表現されていますが、引用ブログの記事を見れば「元慰安婦とその周辺は」と言い換えた方がより正確です。従って、「クジラを殺して食べるなどと言う残虐行為は許さない」という法を無視した国際社会の意見もありますという反論が可能です。韓国との慰安婦問題で仮に国際社会のマジョリティーが政府賠償をせよと言っているとしたら、以下に書くようにそれは法をまげてまでの話です。

日韓基本条約で慰安婦の存在は全く考慮されていなかったという意見には賛成できませんが、殆ど意識されなかったというのは事実だと思います。交渉の場に居た人で知らない人は一人もいなかっただろうということです。つまり、新たに発見された事実ではなく、両国の代表たちは皆、目をつむっていたのです。その問題は場違いのように感じたということだと思います。従って、慰安婦への日本政府からの個人補償は日韓基本条約とそれに付随する協定のどの条項にも当てはまりません。

戦場と性の問題はそれほど難問ですし、この平和な時代でも性をビジネスにする女性とそれを事業化している人たちの問題も深刻且つ難問です。解決不能だとさえ思います。インド人のある人がこんなことを言ったとテレビか何かで聞きました。「インドに日本のように実質的に売春だけれども、法的には出会う場所を提供しただけという灰色領域のシステムがあったなら、強姦件数がずっと減少しただろうに」と。この部分は、再び支離滅裂という評価を被るでしょうが、仕方ありません。

この人は相当知的な方で、私にとっても始めての強敵だと言えるが、その方は論理をまげてまで日本を攻撃するという無理を犯しており、勝敗は明らかであると思う。

(以下コメント文追加:8:45)

在米で米国の利益を優先する立場にある方かと思うので、無意味かもしれませんが、一言更に追加します。
私は、日本、朝鮮、中国は互いに協力して、この地球上に生き残る工夫をすべきだと思っています。従って、現在の北朝鮮危機も多くの方とは異なった見方をしています。この東アジアの人たちは全て、歴史を19世紀後半から、アヘン戦争のころから、学ぶ必要があると思います。東北部から南下して朝鮮や日本、中国の東北部などを獲ろうとしていたロシアの脅威から、どう生き延びるかを最初に考えたのが日本であり、戦ったのも日本です。中国も日本を悪く思う前に、英国のやったことなどを思い出すべきだと思います。 朝鮮戦争の悲劇も米国やロシアがつくったことです。そこのところを何も考えないで、第二次大戦だけを切り取るのは愚かだと思います。

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