2018年8月20日月曜日

安倍総理が慰安婦問題をもつれさせた=安倍総理とは何者なのか?

1)8月16日ジュネーブで開催の国連人種差別撤廃委員会において、対日審査会合を開き(4年ぶり)旧日本軍の従軍慰安婦問題を討議した。その中で、2015年の日韓政府間合意では問題解決にならないとの見方を米国のマクドゥーガル委員(人権活動家https://en.wikipedia.org/wiki/Gay_McDougall)が示した。

マクドゥーガル委員は、「何故元慰安婦らの満足の行く形で日本政府が謝罪と保障が為されていないのか、理解できない」と指摘したという。また、ベルギーのボシュイ委員も「被害者目線を欠くとの指摘がある」とのべ、日韓合意を「最終的解決」とする日本政府の姿勢に疑問を投げかけた。(補足1)

これらに対して、最終日の17日の会合で大鷹正人日本政府代表が、「日本はお詫びと反省を表明するため、償いに取り組んできた」と反論、また「問題を次世代に引継がないことが重要だ」と述べた。人種差別撤廃委員会は、30日に日本への勧告を公表する予定だという。(補足2)(以上、中日新聞8月18日号朝刊12版3面の記事から要約)

2)慰安婦問題はこれまで何度も書いてきた。私の理解は、慰安所つまり売春施設の運営管理については官憲の関与はあったが、官憲及び、官憲から直接的な依頼に基づいての第三者による所謂”強制連行”はなかったというものである。慰安婦は、家族に裏切られ売却されたり、高給を目的に自らの意思で参加するなどの経緯で参加することになった人がほとんどである。(補足3)

一部日本軍の意思に反して、犯罪的に連行されたオランダ人などもいたが、関与した者は犯罪者として処罰されている。この件、時代背景などを抜きに考えれば、非常に悲惨である。従って、国家、この場合は韓国、或いは民間ボランティアが(村山内閣時代に発案のアジア女性基金が存在する)による、何らかの支援があることは望ましいことである。(補足4)

しかし、この件には戦争の中での悲劇という側面は存在するが、本来事件性はない。事件性の有無は、強制連行があったかどうかで判断されるのである。この幻の事件は、最初朝日新聞の吉田清治が自著を出版し、そこに「慰安婦狩り」を捏造して書いたのが始まりである。それを、政治利用するために韓国が騒ぎ始め、それを鎮めようと考えて発表された、河野談話や2015年の安倍総理と李恩恵韓国大統領の日韓合意が裏書きしてしまったのである。その背景には日本人の曖昧に事を収めてしまう、国際的に誤解を招く「和を重視する宗教」があると思う。ただそれは、彼ら(河野洋平と安倍晋三)があまり知的でない善意の日本人と仮定した場合の話である。(補足5)

この幻の慰安婦強制連行事件については、良識ある韓国人にも捏造を認める人も多い。中でも「帝国の慰安婦」を書いた朴裕河韓国・世宗大学校日本文学科教授の研究は説得力がある。朴教授によると思われるブログ記事は、私が同書を読んで信憑性が高いと判断したので、和訳しブログ記事として掲載した。http://rcbyspinmanipulation.blogspot.com/2017/07/blog-post_15.html

そこにはほとんど全ての真実が語られている。官憲による強制連行などなかったのである。時の日本軍も、朝鮮を植民地として差別し、そこの若い女性を強制連行して戦地に性奴隷として“運搬”するのなら、慰安婦などという名称:「軍への間接的応援を女性とその家族に依頼するという感覚で付けられた名称」など用いないだろう。欧米人マクドゥーガル委員やボシュイ委員には、このような繊細な言語感覚が無いだろうから、慰安婦という名称の意味は理解不能だろう。(補足6)
朴裕河さん以外にも、良識ある韓国系の人がボストンに居ることが最近報告されている。韓国での犯罪や違法行為を眺める立場にあった人(日韓併合条約後、朝鮮で検事の最高位にあった人)を父親に持つ人(88才で戦争末期には十分理解力があった)が、慰安婦問題の詳細について証言し、その中で「強制連行など聴いたことがない」と断言したという。それは上に掲載した米軍に捕虜になった元朝鮮出身日本兵の証言にもある通りだし、済州島で老女等から聞き取りした研究者もいる。詳細は、以下のサイトを見ていただきたい。https://www.sankei.com/west/news/180718/wst1807180005-n1.html

この問題については、これ以上は書きたくない。あまりにもバカバカしいからである。なお、日韓慰安婦合意についての批判は、次の記事を読んでほしい。「櫻井よしこ氏による、慰安婦問題合意(2015/12/28)は大きな外交的勝利だという愚かな評価」https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/42609855.html

ただ、「一国の官房長官や首相が、果たしてそのような国際感覚が無いものなのか?」という反論があり得る。特に、慰安婦問題が十分認識された3年前の安倍政権のときに、どうしてあのような日韓合意がなされたのか全く理解に苦しむ人が多いだろう。それは、隣国の文化的影響下にある人達以外の共通した感覚である。

3)以下は余談的であり、読み飛ばして頂いても良い。

GHQが日本国を骨抜きにする計画を実行する際、何故自由党(当時)の議員達は協力的であったのか? 何故、自民党と旧社会党との協調的な政治怠慢が延々と続いたのか?それらの疑問と共に、最近、自民党議員の中にも半島出身者或いはその子孫が大勢居て、彼らが反日政策に裏から協力して居るのではないかと思う時がある。

そう思う切掛になったのが、石川久遠という人のブログに紹介されていた本、“Legacy of Ashes The History of the CIA”(2007)とそこから引用されたある事実である。この本は、NYタイムズで20年以上もCIAを取材してきたTim Weiner記者が、膨大な資料と関係者の証言を元に、CIAが決して公表してこなかった裏の歴史を描いた本だという。日本語にも翻訳されているようだ。(文春文庫)。http://the-soliloquy-of-ishikawa-quon.blog.jp/archives/1072114176.html

「日本人として注目しなければならないのは、安倍晋三の祖父である岸信介が児玉誉士夫と並んで、CIAが戦後の日本政府を意のままに操作する為に採用した最も有力な工作員であると明記している部分である。」そう上記ブログには書かれている。(近々確認をするので、もしこの点に間違があれば、このブログサイトに書く予定である。;8月20日午前、本が届いたので見たところ、Part II, P133からのセクションに明確に書かれている。そこには自民党や社会党にも資金を出していたという記述もある。)

何故、日本の政治を牛耳るひとたちのほとんどが、日本を裏切るような人たちばかりなのか?この疑問は、日本国には主に日本人が住み、統治していると考えると解けない。むしろ、現在政界やマスコミ界など、日本の中心には半島出身者が大勢居て、むしろ彼らが日本政治を支配していると考えると分かりやすい。どう考えても、この種の問題を議論するには幕末に戻る必要があるようだ。

明治維新は、最初倒幕というクーデターに始まり、その後近代的革命に発展したと考えている。強固だった武士階級を破壊することが、その「革命」には必須だった。その初期、幕府が実権を天皇家に渡した(大政奉還)後、孝明天皇は薩長側に反対して幕府の官僚組織を利用して政治外交を行うことを主張した。それらの障壁は、通常の感覚では超えられるものではない。

その障壁を乗り越えられたのは、一つには英米仏などから外圧と中国の体たらくについての知識、更に英国の指導(または干渉)などがあったこと、それに薩長下級武士という原点から物事を判断できる人が主導したからだと思う。最後の主導者の気質の違いは、話が進まない小御所会議における西郷隆盛の一言に現れている。(補足7)

その他、この乱世の様子は、孝明天皇をたまたま病床に伏された機会に暗殺し、長州田布施村の大男を明治天皇として身代わり即位させ、革命軍の旗頭にしたという話(噂?)などから伺い知れる。(田布施システム参照;補足8)この秘史には、急いで江戸へ遷都したことや孝明天皇の御陵が作られなかったことなどが状況証拠として存在する。https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/43461422.html

これらの大きな歴史のうねりと、和を大切にする気の小さい日本人とその文化は、どうも不釣り合いである。

その後、その極めて聡明な明治維新の元勲達が、10年程度経過した時点で当時意のままに操れる天皇から、軍の統帥権などを何故内閣に取り戻すことを怠ったのか非常に不思議である。それが半世紀後、日本国を破滅に導く関東軍の暴走や、太平洋戦争の敗戦の伏線になった可能性があるからである。

この一連のことは、朝鮮人たちの被差別部落村だった田布施が未だに日本を支配しているのが原因だという風に説明されると、反論出来るのだろうか。この陰謀論は、正史からは程遠い。

しかし、何故日本のマスコミのほとんどを半島系が支配するのか、何故未だに在日朝鮮半島人達が大勢日本に住むのか、何故それら外国人が生活保護を受ける権利などの日本国民しか持ちえない筈の特権を持っているのか?それらの疑問が、明治維新以降の歴史に朝鮮半島出身の日本人や子孫(つまり田布施の出身者)が深く関与しており、現在の日本もその影響下にあるという考えを用いると多くが氷解するのである。

薩長土肥という外様大名の支配していた藩が、明治維新を成し遂げて旧来の日本勢力を支配層から追い払った。そして、戦後も吉田茂、岸信介、佐藤栄作などの同じ4藩の出身者が、対米従属路線で、日本を自分たちの勢力下に置くことに成功した。その中心が長州出身者であり、朝鮮半島出身者の田布施システムが日本を支配するという陰謀論が真実を綴った日本外史ではないかと疑いたくなる。何故、近代史を日本の学校で避けてきたのか?その疑問も氷解する。

また、安倍総理の外国人の受け入れ法案、憲法9条の1,2項をそのままにして、自衛隊を明記するという人間の使う言葉そのものを破壊するような憲法改正案、それにあの日韓慰安婦合意、それは全て日本破壊工作なのかと言われれば、頭を抱えてしまう。日韓慰安婦合意をオバマ大統領の日本脅しの結果だと思っていた。しかし、そうではなくオバマの要望を簡単に受け入れる形での安倍総理の決断だとしたら、我々の安倍総理に対する理解は180度変えなければならない。

そう言えば、この世界史の曲がり角という重要な一年間、国会を占拠したのは安倍総理のスキャンダル:加計&森友学園疑惑であった。日本は何か大きな力で、国会の空転など配慮せず、この問題を疑惑の中心に触れないで抑え込んだ感じである。その加計学園に、朝鮮人留学生枠がつくられているという話がある。一体、これをどう解釈するのか? https://blog.goo.ne.jp/j4goocast/e/39f4c8c8c1415c063d9368e250461d08

補足:

1)両委員は慰安婦問題を全く知らないで議論しているのか、韓国のロビー活動で利益のある方に加担して、このような発言をしたのか分からない。多分、専門家なら後者の方だろう。ただ、「日本政府が”広義の強制制”なる訳の分からない言葉を使って何やら言っているが、強制連行を認めている以上、被害者の利益を重視するのは当然である」は、正論である。

2)日本側委員は、河野談話や安倍総理の日韓合意が在る以上、「強制連行など無かったので、あの合意案は日本の大幅譲歩である」とは言えない。そのような発言を委員がするには、政府が新たに河野談話を否定する発言をしなければならない。それは、日本側も韓国同様、安易に事実を無視して動く国との悪評を覚悟しなければならない。結論として、慰安問題全体は、日本政府に居る獅子身中の虫の仕業である可能性がたかい。

3)その当時の時代背景を考えて、物事は判断すべきである。当時の半島は非常に貧しく、人身売買はそれほど珍しくなかったという証言がある。日本でも女性は小学校を出たとき、口減らし(食料節約)のために奉公に出るのが普通であった。

4)外交問題としては、日韓基本条約において決着している。韓国は経済協力金を受け取っており、その他の賠償要求は一切放棄している。しかし、問題を複雑にしたのは村山内閣時代のアジア女性基金(政府出資金を含む)である。ここで、日本政府は日本側の法的(外交上)責任を認めている様に見える。兎に角、何もかも滅茶苦茶であり、日本の政府はアホか日本破壊工作員で構成されているように見える。

5)17条憲法のはじめにある「和を以て貴しとなす」を宗教のように信じる日本文化を、国際問題に持ち込むのは無知の為せる技である。和のためには言葉も曲げて用いるのである。「広義の強制制」などという曖昧な言葉を外交において使用する河野洋平は、政治家失格である。しかし、それは善意の解釈かもしれない。そもそも、彼らは日本国民や日本に悪意を以てそのような合意をしたのかもしれない。

6)慰安婦は、戦闘に参加する兵士を慰安するための女性を意味する。女性が応募する際に、その女性や家族の心理的抵抗を少しでも和らげるため、そしてそれが「聖戦」を戦う兵士のエネルギーになるのだという意味をもたせて作った言葉だろう。

7)「短刀一本あれば片が付く」とドスの効いた薩摩弁で言ったのだろう。つまり、会議に参加している岩倉具視に、大物諸侯であっても反対者は切れと、諸侯に聞こえるように言ったという。出席者は有栖川親王、岩倉具視、松平春嶽、山内容堂、島津忠義、尾張徳川など大物諸侯であった。その他、江戸での薩摩藩士、京都での長州藩士などのテロ行為は、まともな神経では出来ることではない。

8)田布施システムの出発点に、豊臣秀吉が朝鮮半島から連れ帰った陶工などの朝鮮人達が存在するという説が有力らしい。人の寿命60年の4-5倍だけ過去に遡った出来事の影響は、被差別村なら十分残りうる。http://rapt-neo.com/?p=16811

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