2019年4月4日木曜日

新元号決定に大島つむぎ宣伝員のパーフォーマンスなど必要なのか?

国民を馬鹿にする政府なのか、そもそも政府が馬鹿なのか?

新元号が令和と決定された。そのニュースと伴に、テレビでは何時の収録かは知らないが、今上天皇と次期天皇である皇太子の言葉が紹介されていた。そこでは「象徴としての天皇」という言葉が繰り返された。元号を議論する前に、このような天皇のあり方を模索されてきた天皇陛下と皇后の美智子妃殿下には、国民の一人として心から感謝申し上げたい。

4月1日には、エイプリル・フールという西洋からのモノマネ慣習が影を潜めて良かったが、新元号の決定というエイプリル・フール的馬鹿騒ぎに困惑させられた。新元号は、有識者と言われる人たちから案を出してもらい、それらに対する意見を、衆参両院の正副議長、全閣僚会議、最後に「元号に関する懇談会」で聞いた後、臨時閣議で決定される。

日本独特の「元号」をカレンダーに用いることは、言うまでもなく、天皇の在位と直結した制度である。しかし、何処にも新天皇の意見を聴くというプロセスはない。この元号制度と現在の国家のあり方の矛盾に対する意見など、新聞にもテレビの報道などにも、出てこない。

それを象徴するのが、最後に意見を聴く場である「元号に関する懇談会」のメンバーである。医学生理学の山中伸弥氏、国際政治学者を自称する元NHKアナウンサーの宮崎緑氏などである。宮崎緑さんには悪いが、何故彼女があのような場に座るのかわからない。大島紬に詳しいからなのか?

宮崎緑さんが、国民の前、或いはテレビやyoutubeなどの画面で、国際政治の何かを語ったことがあるのか?もし国際政治の分野から、そして同じ宮崎を名乗る人から意見を聞くのなら、世界を見ている宮崎正弘氏の方が適当だろう。 https://www.asahi.com/articles/ASM3Y2PD6M3YUTFK004.html

これらのプロセスと時間及び経費をかけて、セミの抜け殻のような元号を制定するのが、不思議の国日本の姿である。これだけのプロセスで、関係者がどのような発言をしたのか、その資料は一切公表されずに最後はゴミ箱から焼却炉に消える。

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