2013年12月15日日曜日

ユルキャラで観光客を集めようとする愚

 愛知万博の時ころからか、多くの地方で観光客などの誘致の為に、ユルキャラと言われる変装した人がマスコットを演じている。同じ目的であるにしても、どうしてもっとオリジナルな方法を用いないのか不思議である。他人事ながら、恥ずかしく思う位である。
 キャラクターの形が全く異なっていても発想が同じであるので、後に出てくるほど、非常に貧弱な印象をもってしまう。これは日本文化に、オリジナリティーという価値観が非常に希薄であることによる。類似の意味の無い或いは馬鹿げている風習を少し挙げる。例えば:
1) 小学生になると、何故かほとんどの子供が高価なランドセルを買ってもらい、ランドセルが歩いているような集団登校の様子が見られる。
2) 中学生になると、女子学生はどういう訳か、水兵さんの服を着て通学する。オリジナリティーは、スカートの短さで発揮している。
3) 学校のチャイムは何処に言っても、同じメロディーである。
4) 何処でエレベーターに乗っても、各階で止まる毎にバカ丁寧な同じ様なアナウンスが流れる。
5) スーパーマーケットでは、常にうるさい位の音楽らしきものが流される。売り上げに関係するのだろうか?
6) テレビでクイズ番組が流行ると、多くの局で同じ様な番組が多数放送されるので、芸能人は漢字の能力や京大や東大ブランドで飯を食えるようになるらしい。その他に、田舎を探訪するタイプの番組も、同じパターンで数局が放送している。もっと頭を使えと言いたい。
 中国がHONGDAブランドでバイクを販売していると言って、笑っている人が多いが、日本でも似た様なものではないだろうか。

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