2016年12月29日木曜日

歴史を掘り返す韓国とは、いかなる合意もすべきではない

安倍総理は、一昨日真珠湾での慰霊式典に出席し、今後の緊密な日米協力の確認を行った。Remember Pearl Harbor やRemember Hiroshima& Nagasakiを繰り返えすのは、互いに過去に生きる人間のようで見っとも無い。過去の出来事は必然であって、誰でもその立場であれば同じ振る舞いをした可能性が高いと考えて視点を未来に転じるのが、人間の知恵である。

勿論、文化も異なりリーダーも異なるのだから、立場を交換すれば同じようにならなかった可能性も大きい。その詳細は歴史家が検証し、その成果は共通の財産とすべきである。政治は現在と未来のためにあり、過去のためにあるのではない。現在に不満があるからといって、過去を繰り返しほじくり回し、何か良いものはないかと探す姿勢は、ゴミ箱あさりのように見える。

韓国は再び、幻の慰安婦問題を取り上げて騒いでいる。一部の陰謀家ではなく国家ぐるみでそれを支援し、過去の合意も歴史家の調査結果も無視して、慰安婦像とやらを国外にばらまいている。昨日も釜山で、日本総領事館の前に学生らが像を設置して、警官ともみ合ったと報道されている。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00010000-houdouk-kr

これらは、実際は強制連行による戦時売春婦の調達などなかったにも関わらず、帝国日本がそのようなことに関与したことを認めた、河野談話と昨年の慰安婦合意が原因である。(補足1)

http://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/42574742.html
http://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/42600101.html
http://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/42601406.html
(以上の記事は姉妹サイトのものですが、このgoogle blog中にも韓国で検索をかければ出てきます。)

その大元にあるのが朝日新聞によるチェジュ島での強制連行をデッチ上げた記事である。勿論、これらの知識も朴裕河氏(韓国人)の「帝国の慰安婦」や月刊誌Willや文藝春秋などで得たにすぎない。戦争を知らない世代の人間が、幻とされた従軍慰安婦伝説をまるで見てきたように信じて、暴れ隣国を侮辱する行為には非常に腹がたつ。

韓国は敵国である。如何なる合意もすべきではない。日本は昨年のような合意を米国に強制されないように、国防力を備えるべきである。韓国の方々には、同じチェジュ島での歴史にこだわるのなら、島民の20%も虐殺した李承晩政権下の四三事件の保障など後始末をすることを勧める。日本にも大勢のチェジュ島島民が避難して、在日韓国人や日本人(帰化)として生きていることなど知らないのだろう。 http://www.sankei.com/premium/news/151019/prm1510190006-n1.html

補足:
1)日本と朝鮮半島の関係は、宗主国と植民地とはかなり異なる。日本は真剣に朝鮮半島のインフラ整備も考え、半島出身者も日本国軍などで昇進している。国立大学(帝国大学)の設立は、大阪や名古屋よりも先に京城に設置された。しかし、植民地的な差別はあったと思う。慰安婦の人たちは命をほとんど無駄に無くした兵士とともに、非常に苦しい思いをされたと思う。更に、半島出身者の慰安婦の方は、差別も加わって一層耐えがたい経験をされたと想像される。従って、日本政府も講和条約締結後であっても例外的に出来るだけの償いをするのは良いことだと思う。しかし、それを現在の政治に利用する韓国の姿勢は非常に卑怯であり、そのような韓国政府の姿勢が読めなかった河野洋平氏は非難されるべきである。(15:50追記)

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