2017年9月25日月曜日

小池都知事は次の仕事の前に、今の抱えている市場問題などを片付けてほしいものだ

先ほど、若狭氏と細野氏が共同で新党を立ち上げ、その代表に小池都知事を担ぎ上げようとしているという土曜日の新聞記事についてコメント(直前の記事)を書いたら、その直後に小池氏の記者会見の模様がテレビに出た。小池氏は代表に担ぎあげられるのではなく、その新党を乗っ取り(補足1)、それに「希望の党」という名前をつけたということである。

今までの準備は一旦白紙に戻して、綱領つくりから自分が中心になってやると言って居る。小池氏らしいやり方だが、若狭と細野のアホ面が見てみたいものだ。散々都政をかき混ぜた小池氏だが、あまり面白くない結果になったので、今度は国政に重点的に関わることにしたということだろう。

豊洲問題とかどうするのだろうか。片手間にやれるということなのか。次の仕事の前に、今の仕事を片付けて欲しいものだ。この手のやり方に付き合う国民がいるのなら、その分の議席はしょうがないが、この緊急事態の時に国政もかき混ぜるつもりなら、迷惑な話だ。

記者会見では、荒い現状認識が書かれたプレートを出して、なにやら説明していたが、要は希望が持てる政治にするということらしい。憲法の議論も避けてはいけないと書かれていたが、9条だけで話を絞るのはよくないと言っていた。防衛問題についても、憲法との関連では何も語っていない。

憲法改正に関して話すのなら、9条第二項をどうするかを言わなければ意味がない。大事なことはなにも言わない。言えないから言わないのだが、それを誤魔化そうとしている。夢や希望を語るだけなら、一人か二人の間だけにしてほしいものだ。

兎に角、東京都政を軌道にのせ、豊洲移転も損害ができるだけ小さくなるような形で片付けてもらいたい。あんな調子で国政に参加されたら危なっかしくてしょうがない。まあマスコミは、日本の政治を混乱させるのが目的のものが多いから、小池新党を宣伝するだろうが、賢明な方なら(政治家も有権者も)こんな政党には参加しないだろう。

補足: 1)乗っ取るというのは穏やかな表現ではない。しかし、細野と若狭の両氏が準備した綱領などもリセットして一から自分が関わるというのだから、乗っ取るという表現が妥当だろう。

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