2021年7月25日日曜日

ワクチン・パスポートは人類絶滅への切符?

新型コロナのデルタ株により、欧州や米国でも再度大流行の兆しが出てきた。そこで頭の硬い連中は、ワクチンを全国民に強要することで、パンデミックを抑えようとし始めている。それは世界をワクチンに耐性を持つウイルスの培養器にすることになる。

 

 

その先頭にあるのが、フランスのマクロン政権のようだ。そして、今朝視聴した及川さんの動画によると、英国も含めて、全ヨーロッパでその動きが出始めているという。この全体主義的動きは、短絡思考の指導者(つまりリベラル)が率いる国で強まるだろう。そして、それが全世界に広がる事になった場合、人類が集団で死の海に入水自殺する様なことになる可能性がある。

ワクチンなどの先進医学のなかった時代までは、疫病の大流行が起こった時、耐性の低い人は亡くなるが、丈夫な人が生き残って人類の絶滅を防いできた。その歴史から学ぶことなく、「その病気に強い人も弱い人も、肉体の頑強な人も虚弱な人も、老いも若きも、全てが平等に命を主張でき、それを現代医学が完全に保障すべきだ」と考えることは、本当は不平等且つ危険な考え方だと思う。(補足1)

ワクチンは、老人や基礎疾患を持つ人達など命の危険を感じる人たちだけが打てば良い。健康な若者は、ワクチンを打たなくても重症化しないのだから、打つ必要はない。仮に、ワクチンを打たなかった老人や極めて虚弱なひとたちが、若者から感染して死亡したとしても、それは自然の摂理である。自然の偉大さを前に、人類は一歩引くべきである。それが保守の考え方であり、東アジア(西欧カブレの大国を除く)の考え方だろう。

 


このワクチンパスポートというキナ臭い考え方の近くに、マイノリティ(コロナに弱い者)の権利をマジョリティ(コロナに強い者)の権利に優先することで、全体を均一な権利の世界にすることを看板に掲げる自信過剰な連中が居る。どうやら、マクロン仏大統領もその一人のようだ。

この全体主義というのは、実は全体の福祉を考える主義ではなく、現在マイノリティである一部の支配層の福祉を最優先する考え方である。かれらが最大の力をもつようになっても、上記逆差別の考え方を替えないだろう。(補足2)それは共産主義政権が莫大な犠牲を出して証明したことであり、今尚ダメ押しの証明をしている。

デルタ株については、英国政府の厚生担当部門が、重症化率も致死率も低いと、緻密なデータ分析を用いて明らかにしている(上に引用のサイト)。それが毎日4−5万人の感染者を出しながら、様々な新型コロナ関連の規制を撤廃する理由だった筈である。

何故、今更、ワクチンパスポートを言い出すのか? 

ワクチン業界だけでなく、世界の情報と経済を牛耳る連中からの圧力があるのだろうか? マクロンも服従する、世界から国境を無くして、人類共同体を作ると豪語する人たちである。彼らは、金とHe理屈(補足3)の力を利用して、歴史をゼロから書き換えようと考えているようだ。

 

 

 

新型コロナをグレートリセットのチャンスであるなどと言って、主権国家体制を破壊しようとする、例えばWEF(世界経済フォーラム)を主催する連中の圧力は、そんなに強いのだろう。 

補足:

1)一神教の国の人たちは、聖書を幼少の頃より学んだ筈なのだが、その最初の物語も十分に学ぶことが出来ないようだ。知恵の木の実を食べたアダムとエバの物語である。自分の知恵で全てを解決出来ると考えることは、人類絶滅の原因であるという意味の話である。

2)逆差別から逆がとれても、それを撤廃する動きを見せないのが彼らの特徴である。自分たちの弱点は、全体主義で克服して、自分たちの強い点だけで勝負するというずる賢い人たちである。ピアニストの中村紘子さんが、著名なピアニストであるホロビッツから聞いたと話として紹介されたことば「世界のピアニストには三種類しかいない。ユダヤ人とホモと下手糞だ」が、私の頭に沈着して離れない。彼も蛮族の一人のようだ。{ピアニストという蛮族がいる (中公文庫)}

 

3)グレートリセットという言葉は、シェアホルダー資本主義からステークホルダー資本主義への移行と言えば聞こえは良いが、歴史を原点に戻って書き換えるという意味であると私は解釈する。それは自分達以外の下手な連中から、マイノリティや弱者を巻き込んで権力を奪い取り、栄光の歴史を取り戻したいのだろう。

 

 

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