2024年3月7日木曜日

自分たちだけの天国をこの地球上に建設しようとする人たち

-

副題:世界のあらゆる所に分断を持ち込み、紛争を誘起し介入することで、世界中の民族社会&文明を破壊し、かれらの軍事力と経済力そして覇権の維持を目指す人たちは、果たして2030年を無事迎えるのだろうか?

 

この副題の前半部分の記述についてある危機管理の専門家が解説していたので、6年前にブログ記事として紹介した。そこで読み返してみたところ、重要な内容が短く且つ分かりやすくまとめられていたので、前置後のセクションで再録することにした。

 

美国は、地球上の至る所に分断を持ち込み、紛争を誘発し介入することで、軍需産業の振興と維持及び覇権の維持を行なっている。その戦略は、当然多くの場面で嘘をばら撒くことを含めて実行可能である。その様なことの出来る美国の人たちは、欧州から移民したある民族の方を中心に、巨大な金融資本を蓄積したひとたちのようだ。

 

そのような嘘がつけるのは、その中心に位置する人たちが幼い頃から聞かされる聖典には、いい噓もあると書いてあるからだろう。同族内の嘘は他愛のないものだろうが、彼らにだけ利益になって外部には害になる嘘に対してまで、全く躊躇がないようだ。多くの場合、それらの嘘は覇権を維持することで隠し通せる。例えば月面着陸の嘘も、覇権を失えば即暴かれるだろう。

 

ミンスクIIでの嘘は、ドイツ元首相のメルケル氏があまりに酷いウクライナ戦争の実態を見せつけられ、一私人として暴露を決心したのだろう。三年前に猛威を振るったパンデミックも嘘にまみれて居る。もしRKJが暗殺を免れ、大統領になれば、その嘘は暴かれるだろう。

 

美国のネオコンたち、そして世界のグローバリストたちは、恐ろしい人たちである。なにせ、病原菌とワクチンをセットで作り、彼らの戦略の為に用いるのだから。ジェイソン・モーガン氏が、「ワシントンは全人類の敵」と言うのにはこのような背景がある。https://www.youtube.com/watch?v=E7WLTY5zNbc

 

 

今日も及川氏のツイートで、ウクライナ戦争に協力するドイツが、クリミヤ大橋爆破計画に加担する計画が暴露され、本当に第三次世界大戦になる一歩手前で、シュルツが躊躇したという話をしている。露国のメドベージェフがドイツ批難の声明を出し、美国国務次官のビクトリア・ヌーランドが辞任することになったようだ。この地球全体に広がった話は、ウクライナ戦争の中心に美国ネオコンが居ることを示している。本当に恐ろしいのは金融資本ネオコンDSに支配された美国である。

 

 

 

2)日本封じ込めが米国の戦略だった:元米国高官の二、三の発言

      2017年にアップしたブログ記事の再録)

 

試聴版として配信された、危機管理が専門で日本戦略研究フォーラムの政策担当委員(http://www.jfss.gr.jp/home/index/yakuin)の丸谷元人氏の動画を参考にして、ネット検索などで調べた日本の周囲に関する情報を紹介したい。もちろん、話は既に一度は聞いたことだが、より具体的であり、説得力がある。

 

先ず、北朝鮮は米国が作ったという話が紹介された。北朝鮮及び朝鮮戦争は米国の東アジア戦略の一環として存在するらしいことは、馬渕睦夫氏の本「国難の正体」などで述べられている。丸谷氏は新たな”裏付け”を紹介している。

 

それは、ブッシュ(父)大統領時代の駐中国大使のジェームズ・リリー(補足1)の発言である。CIA高官の時代からブッシュ大統領と親交のあったリリーは、「もし冷戦終了時に北朝鮮が無ければ、米国は新しく北朝鮮を作ったであろう。北朝鮮は、米国第七艦隊の常駐のために必要だったからである」と語ったという。

 

この発言は、ウィキペディアなどネットを探しても見つからなかったが、リリーは回顧録を出版しているので、そこに書いてあるだろう。因みに、リリーは天安門事件に関して中国政府に批判的であったが、中国高官には尊敬されていたという。中国の青島生まれであり、幼少時から中国社会に親しみを抱いていたのがその理由の一つだろう。(補足2)

 

次に、日本人の多くは、李承晩が強引に竹島を占領した(1952)と考えているが、丸谷氏によればそれはアメリカが承認したことだという。李承晩は日本の敗戦まで米国に逃げていた。その後米国により最初の韓国大統領に指名されたが、側近には元CIAの人間がいたという。そのような身分で、米国の管理下にある島を独断で奪い取ることなどできそうにないからである。

 

更に、1971年の周恩来とキッシンジャーの会談で、キッシンジャーは「日本に様々な領土問題を残したのはCIAのアレン・ダレス(補足3)であり、それは日本と周辺諸国の間にトラブルを残すためだ」と漏らしたという。その際、キッシンジャーは日本が再度暴走したら、中国と米国の古い友人関係で封じ込めれば良いとも発言したという。

 

このように裏の世界で重要で激しい外交が展開されている国際社会に関して、日本人要人の多くの理解は、冷戦時のまま止まっていると指摘する。昔、鉄の壁で隔てられていた間柄でも、時間が経った現在ではその跡を超えて交流が進んでいると指摘する。例えば、フランスとロシア、ドイツと中国、英国と北朝鮮などは、親密な関係を構築しているという。

 

日本では、米国と北朝鮮との交易などないと思われているが、米国は裏で英国やタックスヘイブンを利用して、武器などを北朝鮮に売っている。例えば、「北朝鮮の沿岸警備艇には自衛隊も持っていないかもしれないGE製の高性能12.7 mm砲が搭載されている。これは北朝鮮に英国などを経由して輸出された筈である」という。

 

その一方、日本の政治家や外交官のナイーブさを指摘する。元大使のある方と話をした際、「君、ワシントンでアメリカの要人と付き合ったが、彼らは皆紳士だよ。いい加減なことを言う筈はないじゃないか」と言ったという。これではダメだと思ったという話を丸谷氏は紹介している。

 

前の投稿で、日本の例えば北朝鮮の核の脅威に対する対策として、米国との安保体制の強化や、米国から提供されるミサイル防衛システムの拡充で対策するしかないと考える人は多い。しかし、米国と関係を強化することのみに日本国の安全を掛けることは、上記例を考えれば、全く不十分且つ危険であることがわかる。自民党政治家の多くの国際的認識も、上記大使のものと対して変わらないのではないかと思う。

 

補足:

 

1)James Lilley氏は、30年間CIA勤務のあと、韓国大使(1986-1989)、中国大使(1989/4/20-1991/5/10)を務めた。なお、天安門事件の期間は(19894/15-6/4)

2)このように親中的な人は相当多い。中国生まれの人などの他、例えばパール・バックの小説などで親しみを持つ人が多いと聞いたことがある。

3)アレン・ダレスは、元CIA要員からCIA長官になった。在位は1953-1961。アレン・ダレスの 兄は、ジョン・フォスター・ダレスであり、アイゼンハワー時代の国務長官(在位、1953-1959)であった。 

 

(17:45及川幸久氏のX上での動画を追加、編集)

0 件のコメント:

コメントを投稿