2014年10月25日土曜日

韓国系市民や韓国政府の反日行為は、日本国民に対するヘイト行為である。

 10月20日大阪市役所で行なわれた、在日特権を許さない市民の会(在特会)会長、桜井誠氏と橋下徹・大阪市長の、意見交換会のやり取りなどについて一言コメントを書く。これは、橋下市長側からの視点では、在特会が朝鮮学校の前でヘイトスピーチを行なったことを非難し、そのような行為を止めさせる為に開いたものだろう。

 橋下市長の桜井氏への意見は、「民族とか国籍を一括りにして、評価をするような発言は止めろ」である。ただ、最初から怒鳴りあいであり、会談というにはほど遠いものだった。桜井氏を市役所に呼んで議論し、解決の方法を模索するべきであったが、橋下氏の方も最初から興奮していて議論する雰囲気ではなかった。この会談の前に、取材に来たマスコミ各社とのやり取りで、既に興奮状態にあった桜井氏であるから、雰囲気を冷やす様に、大人の対応をして欲しかった。

 詳細は、以下のサイトに全文書かれているので参照してほしい。http://logmi.jp/25539 その中に、会見が始まる前に、桜井氏が取材に来たマスコミ各社に対する発言も記載されている。

 その中で注目されるのは、NHKの記者に対して、“橋下市長が記者会見行なった時、「在日韓国人・朝鮮人へのヘイトスピーチは許さない」その後、「日本人へのヘイトスピーチも許さない」と言ったが、その「日本人へのヘイトスピーチも許さない」という部分を何故NHKは編集でカットして放送しなかったのか”という言葉である。

 桜井氏が言いたいのは、「韓国から日本人や日本へのヘイトスピーチが流れてくるから、その報復として、同じ民族の子弟が通う朝鮮学校の前でヘイトスピーチをやっているのだ」であろう。これは八つ当たり的(注1)であり、許される行為ではないのは確かである。

   しかし、慰安婦の像を米国に多く設置して、現在の日本国を国際的に侮辱する韓国系市民の行為も、八つ当たり的で許されない行為である。実際、ワシントンポスト紙は社説で、連邦下院議員候補が韓国系住民に迎合しすぎていると批判、そして、韓国系団体によって「慰安婦碑」が設置されたことも問題視している。http://www.j-cast.com/2014/08/21213715.html その反日行為が韓国系市民の票につながるということは、現在日本軍の当事者がこの世に居ない以上、日本民族全体を一括りにして批判していることになるのではないか。

 例えば、その遠く離れた米国での韓国系市民に対して、政治家は兎も角、一般市民は何も出来ないのだから、それに対するいらだちをどう解消できるのか? 為政者による在特会のヘイトスピーチ批判は紳士的で感心するが、もし、具体的に韓国系市民や韓国政府の反日行動への対策とセットで行なうのでなければ、韓国系市民の日本へのヘイト行為を間接的に支援していることになることを知るべきである。

 そのような韓国系市民や韓国政府の反日ヘイト行為を間接的に支援してきたのが、朝日新聞やNHKでなかったか。いまや、日韓冷戦である。それに対して、戦意の無い今までの自民党政府や為政者一般に対するいらだちは、在特会だけのものではない。(注2)

注釈:
1)“八つ当たり的”は、本来批判すべき方向ではなく、関係の薄い方向へ鬱憤晴らしの行動を形容したつもり。
2)http://thepage.jp/detail/20131210-00000004-wordleafを見ての感想。韓国大統領の”被害者と加害者という歴史的立場は千年の歴史が流れても変わらない”という、日本に対する基本的姿勢は、もはや日韓の和解はこの大統領の下ではない事を示している。この中の、そもそも被害者と加害者とはどういう意味か?勝者と敗者の関係と、加害者と被害者の関係は全く意味が異なる。この人は、言葉の意味がわかっていない。日本による朝鮮王国併合を加害者と被害者という把握しか出来ないのなら、そして、その加害者の国(民)が被害者の国(民)に誤り続けなければならないというのなら、そんな人を大統領に仰ぐ国家と付き合う必要なないと考える。
 地球上の歴史を、時間の進行を無視して現在に投影し、現在の価値観や常識で、しかも敗者を被害者とし、勝者を加害者と置き換えて、二国間関係を論じるということの愚かさを知らない人なんか、相手にすべきでない。

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