2019年8月5日月曜日

韓国の為の反日プロパガンダ:NHK放送と愛知トリエンナーレ

現代の世界政治では、捏造とプロパガンダでもって、人々の感覚に直接訴えるポピュリズムの傾向が強い。その一番ひどい例は、日本における韓国や朝鮮のプロパガンダだろう。日本国民は、政府や地方行政府の無策の結果、その洗脳策に嵌っている。そこで利用されているのが、新聞やテレビ放送など公共放送や様々な公共媒体である。ここではNHKの放送と、愛知トリエンナーレにおけるプロパガンダについて紹介したい。

1)8月2日金曜日午後7:30の中部地方ナビゲーションという番組で、今回の日韓の関係悪化のため、岐阜県と韓国の高校生の間の交流事業が、韓国側の申出により中止になった事実とその高校生らの様子が放映された。その交流では、徴用工労働の現場である鉱山の坑道を訪れて、朝鮮半島から動員された徴用工の問題なども話し合われる予定だったと紹介されていた。その坑道に残る「金」という字を、半島から来た人の姓として見せる予定だったようである。

その番組での「徴用工」の説明は、「植民地時代の朝鮮半島から強制的に炭鉱労働などに動員された人たち」であった。この文章をすんなりと理解する日本人が多いだろう。それは韓国のプロパガンダ或いはパブリック・ディプロマシー(PD, public diplomacy)が成果を上げている証拠である。

上記紹介は二つの点で、韓国側のプロパガンダに沿っている。一つは、①「戦前の韓国は日本の植民地だった」という捏造の歴史であり、もう一つは、②「徴用工が朝鮮半島から奴隷的に動員された」という事実誤認である。つまり、朝鮮半島の人を選択的に奴隷労働させたという印象付けである。それらは99%捏造された歴史と言える。(補足1)

①韓国は、戦前の一時期、国際的にも国内的にも大日本帝国の一部であった。それは大日本帝国と大韓帝国が、同意し調印した日韓併合条約の結果である。その結果、大韓帝国は日本の一部となり、インフラ整備も日本の地方よりも優先的に行われる場合も多かった。歴史的経緯と論争などについてはウィキペディアの他:=> https://blog.goo.ne.jp/yshide2004/e/5643a9a311ec43a34e2ccd939d4b00a2

例えば、教育インフラとしての大学では、京城帝国大学が大阪や名古屋の帝国大学に先んじて創設された。また、大韓帝国最後の皇太子「李 垠」は、日本の王族となった。その証拠に、李垠は日本の皇族と結婚し、30歳前半で日本軍の中将になった。(ウィキペディア参照)

また、元李氏朝鮮の両班出身である洪思翊も、陸軍中将にまで昇進した。元韓国大統領の朴正煕は、陸軍士官学校を卒業し、元陸軍の将校になった。これらの例が示すように、大韓帝国は日本の植民地ではなく、日本と少なくとも建前的には同等の立場での併合により、日本の一部であった。植民地の出身者が、宗主国の一般民よりも高い地位に登ることなど出来る訳がない。

以上、韓国が日本の一部であったことは明白であり、NHKの云う植民地支配は、捏造であり韓国側に立ったプロパガンダである。(補足2)

②徴用は、戦前の日本国内のどこでもあったことである。国家非常時の際、兵士に適した人たちは徴兵され、それ以外の人たちの一部は徴用された。そして、徴用に応じることは、国家に協力することであり、国民の義務であった。朝鮮半島は当時日本の一部であり、そこに住む住民も、日本国民としての義務が課されたのであり、それは日本列島に住む人間も同様であった。

徴用令は、国家総動員法に基づき1939年に制定された勅令である。学生や女子にまで及び、それぞれ学徒勤労動員や女子挺身隊と呼ばれた。最初は日本本土に限られていたが、1942年から朝鮮半島(に住む朝鮮人)にまで拡大された。つまり、軍需工場や鉱山などでの徴用に基づく労働は、韓国人に限ったことではなかった。国家の非常時、徴兵に応じること等とともに国民の義務であった。

その厳然たる歴史的事実を隠して、NHKはあたかも日本の植民地であった朝鮮半島から、人々が奴隷として連行され強制労働に就かされたという、韓国側の現在の主張に沿った紹介をしていた。この報道のあり方は当然、プロパガンダである。日本国民に、日韓併合など無かったこと、朝鮮人を多数強制連行したことなどを捏造し、刷り込む目的だったのだろう。この放送を視聴して、非常に腹立たしく思った。(補足3)

2)これらの他、先週は名古屋での愛知トリエンナーレと称する、3年に一度開催される国際芸術祭(国内最大)が話題になった。愛知県と名古屋市の共催であり、2019年は津田大介という人物が総監督になった。その企画の中で「表現の不自由展ーその後」と称して展示された“芸術作品”に非難が集中し、10月まで予定されていた展示は3日で中止となった。

展示品の中でも非難の的となったのは、”従軍慰安婦”を象徴する少女の像であった。所謂「従軍慰安婦問題」とは、戦争中に日本軍により韓半島から女性が20万人以上拉致され性奴隷にされたと韓国が主張する、歴史上稀に見る捏造事件である。(補足4)

津田氏の挨拶によれば、テーマは、“情の時代”で、その英語版タイトルはTaming your/our passion(貴方と我々の感情を飼いならす)である。その様に決めた理由は、現在、「世界はマスメディアやインターネットなどで流される情報により感情を煽られ、世界中で分断が生じている。これを解決するのもやはり情(なさけ)ではないかと考える」と説明する。https://aichitriennale.jp/

しかし、その展示物は異常であった。上記のほか、昭和天皇の写真が燃やされる場面の動画、中国大陸に残された日本軍従軍慰と題する写真、群馬県朝鮮人強制連行追悼碑と題されたもの、償わなければならないものと題された絵、昭和天皇の若い頃の写真を入れた「遠近を抱えて」と題する4点ものなど、韓国の捏造した歴史を主張する作品が異常に多い。https://censorship.social/artists/

これらは、テーマの「感情を飼いならす」からは程遠く、憎悪の感情を刺激して人々の対立を煽る結果となった。展示された少女像だが、同じ鋳型で作られた少女像は、第二次世界大戦中に韓国人女性が20万人以上強制連行され、従軍の性奴隷にされたという捏造の歴史を碑文として添え、世界各地に設置されているのである。https://blueroom-archive.jimdo.com/%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E3%81%AE%E7%A2%91%E3%81%AE%E7%A2%91%E6%96%87/

今回の件も含めて、日本国内に韓国や朝鮮のプロパガンダ要員が大勢いることを印象つける展覧会であった。現在世界では、政府対政府の外交ではなく、相手国の世論に直接働きかける外交戦略が重視される時代になっている。https://toyokeizai.net/articles/-/278438 その手法は、韓国オリジナルではなく、背後に米国の一部勢力があったのだろう。

補足:

1)植民地支配という言葉に明確な定義があるわけではない。歴史学は、残念ながら数学ほど単純ではない。朝鮮半島の人たちが過去の日本による統治が、植民地支配だったと感じる気持ちは分からないではない。しかし、公式には日韓併合条約は有効であり、韓国や台湾は日本に併合されたのである。韓国は、例えばUnited Kingdomのアイルランドのような位置にあった。酒盛りの中では色々言っても、外交の場では大人の発言をしなければならない。

2)「日本の韓国統治非合法論」は韓国のプロパガンダである。これについては、https://rcbyspinmanipulation.blogspot.com/2018/11/blog-post_26.html 更に、その延長上に対日講和条約改訂論がある。後者については、北野幸伯氏の記事を参照してもらいたい。https://diamond.jp/articles/-/66110?page=2

3)NHKから国民を守る党(N国党)が、参議院選挙で一人の当選者を出し、政党要件を満たす得票率を得た。党首の立花孝志氏は、反日的なNHKから日本を守ってくれる可能性がたかい。

4)所謂「慰安婦問題」(官憲による強制連行)が捏造であったことは、マイケル・ヨン氏の本「決定版・慰安婦の真実」や朴裕河さんの「帝国の慰安婦」などで明らかである。米国であれほど宣伝され、国連の人権委員会で日本は彼女ら被害者に賠償すべしと決議されるまで、問題が大きくなったのは、ニューヨーク・タイムズなどの背後にあるユダヤ資本が支援したからである。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%9F%E5%A0%B1%E5%91%8A

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