1)金曜日の朝鮮南北会談は、テレビの実況中継として世界に流された。その結果、今回の北朝鮮問題の中心は、北朝鮮の非核化というより、南北に分断された朝鮮民族の統一問題であるという印象を、世界中の人の心の中に植えつけた。民族の統一については、誰も異論を挟む余地がないので、北朝鮮の非核化の問題を比較的軽く見る環境ができたように思う。
実況テレビ中継で感動の場面として世界に流すというアイデアは、一体どこの誰から出たのだろうか。まるで、ドキュメンタリードラマのプロデューサーが背後に居るような感じである。私は、プロデューサーはアメリカであり、トランプ大統領だと思う。テレビの力を最もよく知って居るのは米国であり、中でもテレビ番組の人気司会者だったトランプである。
北朝鮮に4月初旬に渡って詳細な打ち合わせをしたのは、CIA長官のポンペイオであり、その人は現在の国務長官である。その時には、米朝会談の打ち合わせを行ったと報道されているが、そこで朝鮮南北会談とその役割についても詳細に打ち合わせたのではないだろうか。
今回の朝鮮南北会談では、今更話し合うことはあまりない。すでに盧武鉉と金正日の間でもなされているが、実行が伴わなかったのである。また、非核化の話は米国抜きで話しても意味がない。そこで、米朝会談をできるだけやり易い様に、その前座の役割を果たすべくプロデュースすることが、米朝韓3ヶ国の間で決められたのだろう。
何も知らないで、拉致問題を取り上げる様にトランプに頼みに米国に行った安倍総理は、まるでサーカスのピエロ役のように見える。何故なら、佐藤博志氏が言うように、拉致問題は日本政府が拉致被害者を北朝鮮から奪還することで解決すべき問題だからである。https://www.youtube.com/watch?v=okgi0XRx3to
非武装であれ何であれ、独立国を名乗る以上、自国民を拉致されたことは国家の恥である。https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/43635118.html
「返して下さい。お金は出しますから。」と拉致した国に頼むのは異常である。更に、第三国に「北朝鮮に、返す様頼んで下さい」と泣き言をいうのは、もはやお笑いの領域としか言いようがない。
日本外交は「拉致問題に拉致されている」と思う。https://rcbyspinmanipulation.blogspot.com/2018/04/blog-post_18.html
2)米朝会談の後の記者会見で、トランプ大統領により「朝鮮戦争の終結、平和条約の締結、それに北朝鮮の非核化」が、大成功というアナウンスとともに宣言されるような気がする。非核化の重要性は南北会談の演出により相対的に低く抑えられたので、北朝鮮には核兵器を隠すことが可能な査察制度が盛り込まれるか、或いはどこかに努力目標的な項目が入ると思う。兎に角、米朝会談は大成功を演出することが何よりも大事なのだから。(補足1)
統一朝鮮が、本当にできるかどうかは定かではない。遠分は連邦的な国家を唄いつつ、二つの独立国のまま進むだろう。トランプの米国は、韓半島から撤退するだろうから、この時がそのチャンスである。
韓国は、親中国の国として北朝鮮と仲の良い兄弟国として再出発を目指す。しかし、経済的に困窮することになり、国内で不満が鬱積することになる様な気がする。そこから韓国が、どの様に進むか分からないが、困難な時代に入る様な気がする。
トランプはオバマの8年間何もしなかったと、北朝鮮の核問題での無策を非難したが、自分のやることも、数年後には非難されることになる様な気がする。 以上、素人の推測です。
補足:
1)このような考えと全くことなる考え方を、元ウクライナ大使の馬渕睦夫氏が出しておられるので、引用しておく。https://www.youtube.com/watch?v=PPXdqIf48WM
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2018年4月30日月曜日
2018年4月29日日曜日
北朝鮮がついに朝鮮戦争に勝利するという見方:素人の戯言
眠れぬままに、以下のような話を夢想してしまった。読まれる方は、素人の戯言と思って眉につばをつけてからにしてください。
1)現在の背景:
今朝のテレビ番組報道プライムサンデーで、評論家の武貞氏や中部大の細川氏らが、北朝鮮問題を三つの要素に分解して考察した。北朝鮮の非核化の問題、東アジアの緊張緩和の問題、それに朝鮮統一の問題である。それらは相互に関連していて、同時解決しか出来ない難問だというのが、その時の結論だったと思う。
ここで、細川氏が先日の朝鮮南北会談で、北朝鮮の非核化の問題をほとんど議論せずに残して、統一の問題を中心にしている様に見えるが、それはおかしいと指摘した。私は咄嗟に、それは米朝会談での合意を派手に大きくするためであり、朝鮮南北会談と米朝会談の両方が、米国、韓国、北朝鮮の三者で念入りに計画されているからだろうと思った。
トランプ大統領の米朝会談の成り行きに対する余裕のある姿勢は、それを示している。つまり、日本は何も知らないが、既に結論は出来上がっていると思う。その筋書きは、例えば次のようになると想像している。北朝鮮は完全で不可逆的な核兵器廃絶を行う、駐韓米軍はそれと協奏的に韓半島から撤退する、そして、朝鮮戦争の終結宣言と平和条約の締結を行う。
時期としては2年以内位にして、トランプ大統領の次期大統領戦での勝利を確実にする。査察は米軍が直接担当し、非常にずる賢く核兵器の一部を残した場合は、発見困難なレベルにする。米国は、査察で嘘をつかなくて済むし、北朝鮮(統一朝鮮)には、”諸外国から核兵器保持の疑いの目を持たれるタイプの核抑止力”が残る。イスラエルのレベルの非核化である。
2)今回の話し合いから朝鮮戦争が終結すると仮定したとき、その進行を例えば異星人が客観的且つ完全に観察したのなら、その概略を以下のように記述すると思う。
「朝鮮戦争の最終勝利のために北朝鮮が開発してきた一連の核兵器が完成した。そこで、韓国軍を含む国連軍側はその脅威に屈して、平和裡の北朝鮮側による朝鮮半島の統一に合意する模様である。」
勿論、朝鮮戦争で北朝鮮を潰すだけなら、米軍側の軍事力をもってすれば簡単だろう。しかし、韓国、日本、米軍とその家族などに多大の犠牲がでる。北朝鮮も多大の犠牲が出るだろうが、北朝鮮の命の値段は、独裁の発展途上国故、圧倒的に低い。
それを考慮に入れた場合、韓国と日本での損害の大きさが膨大となり、北朝鮮との核兵器を用いた戦闘再開は、米国および韓国側が不利となる。そこで米韓は、名誉ある白旗を揚げると考えるべきだろう。その膨大な賠償金を、韓国と何故か日本が、“経済援助”という名前で支払う。
日本が、北朝鮮の核問題という視点からだけこのケースを眺めているのであれば、それはトンチンカンな歴史認識である。馬渕睦夫元ウクライナ大使は、この問題を含めて東アジアの軍事的(&外交的)緊張は、米国に責任があると言っている。https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/42622974.html
米国は、朝鮮戦争の休戦協定で合意された、高いレベルでの和平会談を60年以上怠った。その米国に、朝鮮戦争をこれまで引っ張ってきたことと、その結果としての北朝鮮の核武装の責任がある。
文在寅大統領は、韓国にいるが北朝鮮の代表のような立場なのだろう。前回のブログでサジェストしたように、北朝鮮の核兵器は文在寅韓国大統領にとっては、米国を朝鮮半島から追い出すための道具であるとみなせるだろう。
また、統一後にも核兵器を温存し、対外抑止力に利用したいという考えをもっているだろう。その考えを隠しながら、文在寅は米韓首脳会談や日韓首脳会談を行なっているのだろう。トランプもそれでも良いと考えているのだろう。米国と何よりも自分に都合が良いのなら。
3)非常にゼロに近い確率で、危険な話だが、別の韓半島統一のシナリオもあり得ると思う。それは、トランプ大統領の方針に米国内での反対が強くなった場合、そしてそれにトランプが引っ張られ、北朝鮮攻撃を考えるケースである。
上に紹介の番組で、元自衛隊の佐藤正久氏から、在日米軍が北朝鮮攻撃を行うと言っても、その際に日本政府の同意が必要だろうという話があった。また、そのような時には、文在寅は米軍に半島から撤収する様に要求するだろう。その時点で、朝鮮半島は北朝鮮主導で統一されると思う。
そこでは、文在寅の奥の手は、金正恩を大統領にして自分は首相になるという手法である。ドイツのように実質的に行政に携わるのは首相であり、大統領は国家元首として、俯瞰的な立場をとる。
金正恩はスイスで近代国家を知っており、知恵も相当にある人だと思われる。そこで量子力学のトンネル効果のように、統一朝鮮をロシアに似た体制に移行させるのである。金正恩が大統領になることで、中国やロシアに安心感を与えることができる。
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1)現在の背景:
今朝のテレビ番組報道プライムサンデーで、評論家の武貞氏や中部大の細川氏らが、北朝鮮問題を三つの要素に分解して考察した。北朝鮮の非核化の問題、東アジアの緊張緩和の問題、それに朝鮮統一の問題である。それらは相互に関連していて、同時解決しか出来ない難問だというのが、その時の結論だったと思う。
ここで、細川氏が先日の朝鮮南北会談で、北朝鮮の非核化の問題をほとんど議論せずに残して、統一の問題を中心にしている様に見えるが、それはおかしいと指摘した。私は咄嗟に、それは米朝会談での合意を派手に大きくするためであり、朝鮮南北会談と米朝会談の両方が、米国、韓国、北朝鮮の三者で念入りに計画されているからだろうと思った。
トランプ大統領の米朝会談の成り行きに対する余裕のある姿勢は、それを示している。つまり、日本は何も知らないが、既に結論は出来上がっていると思う。その筋書きは、例えば次のようになると想像している。北朝鮮は完全で不可逆的な核兵器廃絶を行う、駐韓米軍はそれと協奏的に韓半島から撤退する、そして、朝鮮戦争の終結宣言と平和条約の締結を行う。
時期としては2年以内位にして、トランプ大統領の次期大統領戦での勝利を確実にする。査察は米軍が直接担当し、非常にずる賢く核兵器の一部を残した場合は、発見困難なレベルにする。米国は、査察で嘘をつかなくて済むし、北朝鮮(統一朝鮮)には、”諸外国から核兵器保持の疑いの目を持たれるタイプの核抑止力”が残る。イスラエルのレベルの非核化である。
2)今回の話し合いから朝鮮戦争が終結すると仮定したとき、その進行を例えば異星人が客観的且つ完全に観察したのなら、その概略を以下のように記述すると思う。
「朝鮮戦争の最終勝利のために北朝鮮が開発してきた一連の核兵器が完成した。そこで、韓国軍を含む国連軍側はその脅威に屈して、平和裡の北朝鮮側による朝鮮半島の統一に合意する模様である。」
勿論、朝鮮戦争で北朝鮮を潰すだけなら、米軍側の軍事力をもってすれば簡単だろう。しかし、韓国、日本、米軍とその家族などに多大の犠牲がでる。北朝鮮も多大の犠牲が出るだろうが、北朝鮮の命の値段は、独裁の発展途上国故、圧倒的に低い。
それを考慮に入れた場合、韓国と日本での損害の大きさが膨大となり、北朝鮮との核兵器を用いた戦闘再開は、米国および韓国側が不利となる。そこで米韓は、名誉ある白旗を揚げると考えるべきだろう。その膨大な賠償金を、韓国と何故か日本が、“経済援助”という名前で支払う。
日本が、北朝鮮の核問題という視点からだけこのケースを眺めているのであれば、それはトンチンカンな歴史認識である。馬渕睦夫元ウクライナ大使は、この問題を含めて東アジアの軍事的(&外交的)緊張は、米国に責任があると言っている。https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/42622974.html
米国は、朝鮮戦争の休戦協定で合意された、高いレベルでの和平会談を60年以上怠った。その米国に、朝鮮戦争をこれまで引っ張ってきたことと、その結果としての北朝鮮の核武装の責任がある。
文在寅大統領は、韓国にいるが北朝鮮の代表のような立場なのだろう。前回のブログでサジェストしたように、北朝鮮の核兵器は文在寅韓国大統領にとっては、米国を朝鮮半島から追い出すための道具であるとみなせるだろう。
また、統一後にも核兵器を温存し、対外抑止力に利用したいという考えをもっているだろう。その考えを隠しながら、文在寅は米韓首脳会談や日韓首脳会談を行なっているのだろう。トランプもそれでも良いと考えているのだろう。米国と何よりも自分に都合が良いのなら。
3)非常にゼロに近い確率で、危険な話だが、別の韓半島統一のシナリオもあり得ると思う。それは、トランプ大統領の方針に米国内での反対が強くなった場合、そしてそれにトランプが引っ張られ、北朝鮮攻撃を考えるケースである。
上に紹介の番組で、元自衛隊の佐藤正久氏から、在日米軍が北朝鮮攻撃を行うと言っても、その際に日本政府の同意が必要だろうという話があった。また、そのような時には、文在寅は米軍に半島から撤収する様に要求するだろう。その時点で、朝鮮半島は北朝鮮主導で統一されると思う。
そこでは、文在寅の奥の手は、金正恩を大統領にして自分は首相になるという手法である。ドイツのように実質的に行政に携わるのは首相であり、大統領は国家元首として、俯瞰的な立場をとる。
金正恩はスイスで近代国家を知っており、知恵も相当にある人だと思われる。そこで量子力学のトンネル効果のように、統一朝鮮をロシアに似た体制に移行させるのである。金正恩が大統領になることで、中国やロシアに安心感を与えることができる。
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2018年4月28日土曜日
南北首脳会談、今後の半島と東アジア
1)作日の南北朝鮮首脳会談は、北朝鮮の非核化について具体的に何も言及せず、期待はずれだった。
「核のない朝鮮半島の実現を共通目標にする」とか、「統一に向けた定期的な会談を開催する」などというセリフは、発表しない方がましなくらいである。何故なら、朝鮮半島の非核化を目標にするということは、現在北朝鮮が核保有国であることを南北首脳は前提としているからである。
非核化を世界にアピールするつもりなら、5年以内に廃絶するとか、最低でも具体的には米中等との会議で議論するとかいう言葉がなければならない。金正恩の朝鮮半島の非核化の論理は、オバマ大統領の核廃絶運動と同じ論理である。
安倍総理のコメントは、平和へ向かう宣言であるので一応評価し、「今回の会談、米朝首脳会談を通じ、北朝鮮が具体的な行動を取ることを強く期待している」と述べた。
中国の習近平は、中華圏が釜山まで拡大する話なので、無条件に評価するのは当然である。トランプ大統領の反応は一件だけ見つかったのだが、何も言っていないに等しい。
Donald Trump, who is due to meet Kim Jung-un in the coming weeks, hailed the end of the Korean war. “Good things are happening, but only time will tell,” he tweeted. South Korea praised Trump for bringing the two leaders together.
要するに「良いことが起こっているように見える。しかし、真に何が結果として起こるかは時間がたたなければ判らないだろう」と言っているにすぎない。今朝の7時のNHKニュースを今見たが、メルケル氏と並んだ会見場での発言は上記と同じである。
ちなみに、櫻井よしこさんの話によると、米国のCSIS(戦略国際問題研究所)のマイケル・グリーン(Michael Jonathan Green)が、米朝会談が行われない可能性が40%、会談が行われても殆ど何の結果も出ないのが40%、会談が行われて結果が出た振りをするのが18%だと分析しているという。 https://www.youtube.com/watch?v=V7dx8lvYScg&t=644s
今回の共同声明を聞いたら、マイケル・グリーンという人は、上記予想が自信から確信にかわったというかもしれない。しかし、CSISなどは、従来の米国政府なら、政策への影響力が大きかったかもしれないが、現在では全くわからない。
櫻井さんの言葉では、ムーン・ジェインは憲法改正を考えている。6月の地方選挙の時に、憲法前文から「韓国は自由民主の秩序の国である」という文から、「自由」を取るという改正を考えているという。韓国を人民民主主義の国としても良いと考えているようである。
この東アジアの重大で流動的な時に、日本の国会はセクハラ問題に揺れている。野党は(そして与党の反安倍派の一部も)、外国の支配下にあることは今や明白だろう。中心的人物は外国と密接な関係にあったり、ピンクトラップやマネートラップにはまっている人間の可能性もあると思う。
マスコミも同様である。ここで、朝鮮の南北首脳会談で拉致問題への言及がなかったというのが評価の中心的項目なのだから。
2)原点に戻って考える:
原点に戻れば、朝鮮半島の住民は「日本列島の民族」と同様の意味で、一つの民族である。彼らが統一する方向に動くのは至極当然の話である。そして、これまで多くの犠牲を払うことになった20世紀の外国支配から逃れる手段として、核兵器を持ちたいと思うのも当然である。(補足1)
上記引用のyoutube動画で、櫻井さんはムーン・ジェインが憲法改正を考えていると言っている。6月の地方選挙の時に、憲法前文の「韓国は自由民主の秩序の国である」という文から、「自由」を取る改正を考えているらしい。韓国を人民民主主義の国としても良いと考えているようである。南北統一こそ、最優先課題であるというのだろう。
その路線を進むのなら、韓国は今後特に経済的に大変になるだろう。北朝鮮との統一を具体的に考えることは、韓国からの富の流出を意味するからである。これから、韓国民の同意を得ることは、一時の熱狂が過ぎれば困難を極めるだろう。何か重大なことが今後起こる可能性すらあると思う。
ここで今回の上記共同宣言に戻って考えると、非核化は米国の朝鮮半島からの撤退を期待した言葉であり、本心からの言葉でないことは議論する余地がないことが分かる。韓国は、南北統一の暁には核保有国としての朝鮮を希望しているのである。そこで日本は、その朝鮮半島の動きに対して英米の旧来の戦略に協力し、そのフロンティアを受け持つ形で、何時までも全面的に反対するのは愚かなことである。
日本も原点に戻って考えれば良い。つまり、トランプが大統領就任前に言っていたように、戦術核レベルの核武装をして、北朝鮮とも外交関係を開き、戦後処理を米朝基本条約締結という形で行うべきである。そして、中国とも毛沢東が田中角栄に期待したように、善隣友好の関係を構築するべきである。
20世紀前半の日本の大陸での振る舞いは、元々19世紀後半での英米仏との厳しい外交、ロシアからの圧力というか恐怖から来たものであり、西欧諸国の東アジアへの戦略的展開の中で、アジアで唯一の独立国として藻搔いた結果である。その結末は、日本にとっても非常に不幸で不本意な結果に終わった。
それは、日本の真摯なレビュー(反省を含めた科学的復習)で、朝鮮はともかく中国は理解する筈だと思う。それは、ロシアや西欧諸国も同様だろう。そして、日本の問題は日本が真の独立国になることであり、他国の核付き統一を不安視して全面反対するのは、正常な方向ではない。
勿論、憲法上だけでも非武装を宣言する日本が、核武装の朝鮮半島と平和共存はあり得ない。
3)結局、欧米の考え方もそのようになる可能性がある。つまり、トランプの米国も完全な非核化を諦めるだろう。
米朝会談を前にして、ポンペイオやボルトンの人事は、単に脅しのための人事だと思う。トランプに北朝鮮を攻撃する理由は、今一つない。米国本土が核攻撃を受けるとは考えていない。それは金正恩を知れば知るほど、明らかになっている。(補足2)
核の拡散は、誰が何をやろうが自然に進むし、元々トランプは核拡散を重視していなかった。コンドリーサ・ライスなども北の核を容認する方が、問題を大きくしないで済むので簡単だと考えてきた。
元ウクライナ大使の外交評論家である馬渕睦夫さんは、後ろ楯を失った金正恩に残された道は、全面降伏しかないようなことを言っている。素人の私が反論するのは烏滸がましいのだが、そのようにはならないと思う。https://www.youtube.com/watch?v=CJCBDAMf3ME
追加:(18時)マティス国防長官は、北朝鮮問題を楽観していると言っている。つまり、トランプ大統領がボルトンだハリスだと言って、虚勢を張っても国防長官が全くやる気のない本音を暴露している。日本は圧力一辺倒で行けば、最終的に東アジアで孤立するだろう。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180428-35118511-cnn-int
安倍さんのやり方は全く馬鹿げていると思う。馬渕元大使は、大統領立候補時代のトランプを虫眼鏡で拡大して見ているのだろうか?金正恩はリビアのカダフィの二の舞だけはしたくないと考えているだろうし、その考えが彼を守るだろう。
(以上、素人ですから戯言の可能性もあります。プロの評論家の皆さん、実力を見せてください。)
追加(2):(20:30) 上のように書きましたが、玄人の意見を発見しました。佐藤健志さんが、チャネル桜で上記とほとんど同じようなことを話しておられます。Mohkorigoriというハンドルネームで、ちょっとコメントも書きました。https://www.youtube.com/watch?v=okgi0XRx3to
補足:
1)つまり、文在寅は北朝鮮の核兵器を利用して、米国から自由になることを考えている可能性が高い。
2)ただ、北朝鮮との軍事衝突は完全にないと言い切る自信は素人の私にはない。トランプ大統領は太平洋艦隊司令長官のハリスを駐韓大使にするという。それを文在寅の韓国は受けるのだろうか? http://www.sankei.com/world/news/180425/wor1804250020-n1.html
「核のない朝鮮半島の実現を共通目標にする」とか、「統一に向けた定期的な会談を開催する」などというセリフは、発表しない方がましなくらいである。何故なら、朝鮮半島の非核化を目標にするということは、現在北朝鮮が核保有国であることを南北首脳は前提としているからである。
非核化を世界にアピールするつもりなら、5年以内に廃絶するとか、最低でも具体的には米中等との会議で議論するとかいう言葉がなければならない。金正恩の朝鮮半島の非核化の論理は、オバマ大統領の核廃絶運動と同じ論理である。
安倍総理のコメントは、平和へ向かう宣言であるので一応評価し、「今回の会談、米朝首脳会談を通じ、北朝鮮が具体的な行動を取ることを強く期待している」と述べた。
中国の習近平は、中華圏が釜山まで拡大する話なので、無条件に評価するのは当然である。トランプ大統領の反応は一件だけ見つかったのだが、何も言っていないに等しい。
Donald Trump, who is due to meet Kim Jung-un in the coming weeks, hailed the end of the Korean war. “Good things are happening, but only time will tell,” he tweeted. South Korea praised Trump for bringing the two leaders together.
要するに「良いことが起こっているように見える。しかし、真に何が結果として起こるかは時間がたたなければ判らないだろう」と言っているにすぎない。今朝の7時のNHKニュースを今見たが、メルケル氏と並んだ会見場での発言は上記と同じである。
ちなみに、櫻井よしこさんの話によると、米国のCSIS(戦略国際問題研究所)のマイケル・グリーン(Michael Jonathan Green)が、米朝会談が行われない可能性が40%、会談が行われても殆ど何の結果も出ないのが40%、会談が行われて結果が出た振りをするのが18%だと分析しているという。 https://www.youtube.com/watch?v=V7dx8lvYScg&t=644s
今回の共同声明を聞いたら、マイケル・グリーンという人は、上記予想が自信から確信にかわったというかもしれない。しかし、CSISなどは、従来の米国政府なら、政策への影響力が大きかったかもしれないが、現在では全くわからない。
櫻井さんの言葉では、ムーン・ジェインは憲法改正を考えている。6月の地方選挙の時に、憲法前文から「韓国は自由民主の秩序の国である」という文から、「自由」を取るという改正を考えているという。韓国を人民民主主義の国としても良いと考えているようである。
この東アジアの重大で流動的な時に、日本の国会はセクハラ問題に揺れている。野党は(そして与党の反安倍派の一部も)、外国の支配下にあることは今や明白だろう。中心的人物は外国と密接な関係にあったり、ピンクトラップやマネートラップにはまっている人間の可能性もあると思う。
マスコミも同様である。ここで、朝鮮の南北首脳会談で拉致問題への言及がなかったというのが評価の中心的項目なのだから。
2)原点に戻って考える:
原点に戻れば、朝鮮半島の住民は「日本列島の民族」と同様の意味で、一つの民族である。彼らが統一する方向に動くのは至極当然の話である。そして、これまで多くの犠牲を払うことになった20世紀の外国支配から逃れる手段として、核兵器を持ちたいと思うのも当然である。(補足1)
上記引用のyoutube動画で、櫻井さんはムーン・ジェインが憲法改正を考えていると言っている。6月の地方選挙の時に、憲法前文の「韓国は自由民主の秩序の国である」という文から、「自由」を取る改正を考えているらしい。韓国を人民民主主義の国としても良いと考えているようである。南北統一こそ、最優先課題であるというのだろう。
その路線を進むのなら、韓国は今後特に経済的に大変になるだろう。北朝鮮との統一を具体的に考えることは、韓国からの富の流出を意味するからである。これから、韓国民の同意を得ることは、一時の熱狂が過ぎれば困難を極めるだろう。何か重大なことが今後起こる可能性すらあると思う。
ここで今回の上記共同宣言に戻って考えると、非核化は米国の朝鮮半島からの撤退を期待した言葉であり、本心からの言葉でないことは議論する余地がないことが分かる。韓国は、南北統一の暁には核保有国としての朝鮮を希望しているのである。そこで日本は、その朝鮮半島の動きに対して英米の旧来の戦略に協力し、そのフロンティアを受け持つ形で、何時までも全面的に反対するのは愚かなことである。
日本も原点に戻って考えれば良い。つまり、トランプが大統領就任前に言っていたように、戦術核レベルの核武装をして、北朝鮮とも外交関係を開き、戦後処理を米朝基本条約締結という形で行うべきである。そして、中国とも毛沢東が田中角栄に期待したように、善隣友好の関係を構築するべきである。
20世紀前半の日本の大陸での振る舞いは、元々19世紀後半での英米仏との厳しい外交、ロシアからの圧力というか恐怖から来たものであり、西欧諸国の東アジアへの戦略的展開の中で、アジアで唯一の独立国として藻搔いた結果である。その結末は、日本にとっても非常に不幸で不本意な結果に終わった。
それは、日本の真摯なレビュー(反省を含めた科学的復習)で、朝鮮はともかく中国は理解する筈だと思う。それは、ロシアや西欧諸国も同様だろう。そして、日本の問題は日本が真の独立国になることであり、他国の核付き統一を不安視して全面反対するのは、正常な方向ではない。
勿論、憲法上だけでも非武装を宣言する日本が、核武装の朝鮮半島と平和共存はあり得ない。
3)結局、欧米の考え方もそのようになる可能性がある。つまり、トランプの米国も完全な非核化を諦めるだろう。
米朝会談を前にして、ポンペイオやボルトンの人事は、単に脅しのための人事だと思う。トランプに北朝鮮を攻撃する理由は、今一つない。米国本土が核攻撃を受けるとは考えていない。それは金正恩を知れば知るほど、明らかになっている。(補足2)
核の拡散は、誰が何をやろうが自然に進むし、元々トランプは核拡散を重視していなかった。コンドリーサ・ライスなども北の核を容認する方が、問題を大きくしないで済むので簡単だと考えてきた。
元ウクライナ大使の外交評論家である馬渕睦夫さんは、後ろ楯を失った金正恩に残された道は、全面降伏しかないようなことを言っている。素人の私が反論するのは烏滸がましいのだが、そのようにはならないと思う。https://www.youtube.com/watch?v=CJCBDAMf3ME
追加:(18時)マティス国防長官は、北朝鮮問題を楽観していると言っている。つまり、トランプ大統領がボルトンだハリスだと言って、虚勢を張っても国防長官が全くやる気のない本音を暴露している。日本は圧力一辺倒で行けば、最終的に東アジアで孤立するだろう。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180428-35118511-cnn-int
安倍さんのやり方は全く馬鹿げていると思う。馬渕元大使は、大統領立候補時代のトランプを虫眼鏡で拡大して見ているのだろうか?金正恩はリビアのカダフィの二の舞だけはしたくないと考えているだろうし、その考えが彼を守るだろう。
(以上、素人ですから戯言の可能性もあります。プロの評論家の皆さん、実力を見せてください。)
追加(2):(20:30) 上のように書きましたが、玄人の意見を発見しました。佐藤健志さんが、チャネル桜で上記とほとんど同じようなことを話しておられます。Mohkorigoriというハンドルネームで、ちょっとコメントも書きました。https://www.youtube.com/watch?v=okgi0XRx3to
補足:
1)つまり、文在寅は北朝鮮の核兵器を利用して、米国から自由になることを考えている可能性が高い。
2)ただ、北朝鮮との軍事衝突は完全にないと言い切る自信は素人の私にはない。トランプ大統領は太平洋艦隊司令長官のハリスを駐韓大使にするという。それを文在寅の韓国は受けるのだろうか? http://www.sankei.com/world/news/180425/wor1804250020-n1.html
2018年4月27日金曜日
南北朝鮮首脳会談の共同声明は期待はずれだった
今日の南北朝鮮首脳会談は、北朝鮮の非核化について具体的に何も言及せず、期待はずれだった。安倍総理は、そのようには言わずに、「今回の会談、米朝首脳会談を通じ、北朝鮮が具体的な行動を取ることを強く期待している」と述べた。
ちなみに、櫻井よしこさんの話によると、米国のCSIS(戦略国際問題研究所)のマイケル・グリーンが、米朝会談が行われない可能性が40%、会談が行われても殆ど何の結果も出ないのが40%、会談が行われて結果が出た振りをするのが18%だと分析しているという。https://www.youtube.com/watch?v=V7dx8lvYScg&t=644s
今回の共同声明を聞いたら、マイケル・グリーンという人は、上記予想が自信から確信にかわったというかもしれない。しかし、CSISなどは、従来の米国政府なら、政策への影響力が大きかったかもしれないが、現在では全くわからない。これでも、トランプが前向きな内容だったと言う可能性がある。
「核のない朝鮮半島の実現を共通目標にする」とか、「統一に向けた定期的な会談を開催する」などというセリフは、発表しない方がましなくらいである。何故なら、朝鮮半島の非核化を目標にするということは、現在北朝鮮が核保有国であることを南北首脳は前提としているからである。
非核化を世界にアピールするつもりなら、5年以内に廃絶するとか、最低でも具体的には米中等との会議で議論するとかいう言葉がなければならない。金正恩の朝鮮半島の非核化の論理は、オバマ大統領の核廃絶運動と同じ論理である。
明日のトランプ大統領の話しを聞いてみようと思う。それでだいたいわかるだろう。
ちなみに、櫻井よしこさんの話によると、米国のCSIS(戦略国際問題研究所)のマイケル・グリーンが、米朝会談が行われない可能性が40%、会談が行われても殆ど何の結果も出ないのが40%、会談が行われて結果が出た振りをするのが18%だと分析しているという。https://www.youtube.com/watch?v=V7dx8lvYScg&t=644s
今回の共同声明を聞いたら、マイケル・グリーンという人は、上記予想が自信から確信にかわったというかもしれない。しかし、CSISなどは、従来の米国政府なら、政策への影響力が大きかったかもしれないが、現在では全くわからない。これでも、トランプが前向きな内容だったと言う可能性がある。
「核のない朝鮮半島の実現を共通目標にする」とか、「統一に向けた定期的な会談を開催する」などというセリフは、発表しない方がましなくらいである。何故なら、朝鮮半島の非核化を目標にするということは、現在北朝鮮が核保有国であることを南北首脳は前提としているからである。
非核化を世界にアピールするつもりなら、5年以内に廃絶するとか、最低でも具体的には米中等との会議で議論するとかいう言葉がなければならない。金正恩の朝鮮半島の非核化の論理は、オバマ大統領の核廃絶運動と同じ論理である。
明日のトランプ大統領の話しを聞いてみようと思う。それでだいたいわかるだろう。
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