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2023年12月1日金曜日

グローバリズムと反グローバリズムの戦い: 第三次世界大戦

 

現代の世界政治は、表裏から様々な力が働いた結果として動いており、一流政治家が機密情報等を集め、更に想像力を発揮して国の方針を判断しなければ、国益を実現し積み上げるのは難しいと思う。

 

そこに素人が入り込むことは困難かもしれないが、素人にも自分や家族、そして自分たちの国の命運を知る権利がある。それは民主主義を標榜する国における権利というより、すべての人間が持つべき個人の防衛本能の発現だと思う。

 

以下はそのように考え書き上げた一素人の想像を多く含む文章であり、必ずしもオリジナルな情報を根拠に書いたものではない。その点をご承知の上でお読みください。

 

 

1.グローバリズムは何を目指すのか

 

グローバリズムは言語的には地球規模志向位の意味だろうが、現在の世界政治を議論する場合、世界統一政府を目指すのがグローバリズムだと思う。これが私のグローバリズムの定義であり、反グローバリズムはそれに反対し、伝統的な主権国家体制の世界を保持すべきと考える政治思想である。

 

具体例を上げれば、米国の現政権がグローバリスト政権であり、ロバート・ケネディJRが反グローバリストの一人だと思う。日本ではようやく参政党が反グローバリズムの政党として現れた。

 

米国のグローバリズムの主要戦力はネオコンの人たちであり、その支持母体は殆どの在米巨大金融資本である。ここにネオコンとはneoconservatismを主張する人たちのことであり、その前身がトロツキストであり、レーニンとトロツキーの国際共産主義運動を現代に展開しようと考える人たちのことである。

 

追補1:ここでneoconservatismは、民主主義を重視し理想論を貫くというような解説がなされているが、それは建前でネオコンたちの政治姿勢は米国の現代史から判断される。例えば善政をしいていたリビアの強力な指導者カダフィを殺して内乱に持ち込み、リビア国民を経済的困難に追い込んだ。彼らは民主主義を武器に用いているに過ぎない。

 

グローバリズムは、世界支配を目指す運動なので、差し当たり民主主義ではなく専制主義を取らざるを得ない。そう考えるとneoconservatismとの違いは無いと思う。以上の定義と簡単な説明は、一般には受け入れられてはいないだろう。本記事はそのように定義することの説明である。

 

グローバリストたちが運営する米国の主要マスコミや大手SNSXを除く)が、言論や報道を強く統制するのは、彼らの本性である。例えば、グーグル社は、反グローバリズムの姿勢を明確にし、ウクライナ戦争や新型コロナ肺炎関連の動画を流す及川幸久氏をyoutubeから追い出した。

 

及川氏は、この行為は言論統制というより、敵との戦いであると話す。つまり、第三次世界大戦はグローバリズムと反グローバリズムの戦い であり、その小さな一つの戦闘が及川氏をyoutubeから追い出したことだというのである。

 

ウクライナやパレスチナの戦争も、この戦争エネルギーの一部が局所的な戦い或いは前哨戦として消費された結果だと考えられる。

 

反グローバリズムは、国内を昔ながらの民族自決、人権尊重、法治を原則とする民主主権により運営し、国際的には所謂ウエストファリア体制の保持を主張する。一方、グローバリズムが席巻している国では、既に新しい秩序への遷移状態にあるので、旧秩序の全てが無視される方向にある。

 

追補2:勿論現在の国際関係は主権国家体制を前提に成り立っている。ここで言いたいのは、それを破壊する方向にグローバリズムは働くということである。

 

全世界を部品(現在主権国家を形成している多くの部分組織)から組みなおす作業が必要だと彼らグローバリストたちは考えているのだろう。

 

 

2.グローバリズムの顕在化プロセスについて

 

現在の民主主義政治は、個人の人権を重視する政治システムとして、中世から現在まで定向進化的に発展してきた。そのシステムは、社会が個人重視の姿勢にロックインされ変革されて来た結果である。ロックインとは谷の底を辿るように最善を探りながら一方向に進むことを言う。

https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12560835048.html

 

主権国家体制は、戦争被害を減少させることを目的の一部として、民主主義の出現前から進められた。グローバリズムの世界支配(政治のグローバル化)実現には、これらの全プロセスをひっくり返す必要がある。

 

つまり、現在の状態からの離脱には、谷底から壁を乗り超える程の大きなエネルギーを取り込んで遷移状態(transition state、化学反応論の言葉)に到達しなければならない。世界政府の実現の為にグローバリストらが通過すべき遷移状態は、民主主義の否定と専制主義へ回帰、そして主権国家の廃止である。

 

多分、最近までグローバリストたちは米国の一国覇権主義と協調して来た。それは彼らが世界統一へ向かう為の強大なエネルギーを蓄える手段として、米国による世界支配を考えていたからである。しかし、その前方に障害として現れたのが孤立主義を掲げるトランプとその思想である。そして最近現れたロバート・ケネディ・JR(RKJ)である。

 

そこで、グローバリストらは、彼らにとっては古くて馬鹿げたMAGAの弱体化を始めた。その結果、米国は世界政府の新しい秩序(新世界秩序)へ向かう遷移状態に近づいている。繰り返しになるが、遷移状態では世界を構成する多くの部品がバラバラになる。それが彼らの理論で再構成されて新世界秩序を形成するのである。

 

メキシコ国境を開いて米国を不法移民天国とし、貧富の差を拡大して950ドル以下の窃盗であれば刑務所に行くことはないということにしている。それは、米国を囲む国境の廃止と、米国の長い間に作られた様々な階層を破壊する為である。https://www.youtube.com/watch?v=ZL5zVfq2gPE

 

 

批判的人種理論(critical race theory)を流行させてBLM運動を刺激し、人種間に憎しみを植え付けることで、米国社会をバラバラにしている。フェンタニルなどの薬物の中毒者は増え続け、若年層の死亡原因のトップとなっている。邪魔者は、このように処理されているのだろう。

 

 

 

3)グローバリストによる新世界秩序の種を育成する事業:WHOの利用

 

このような世界を混乱させ高エネルギー化(つまり不安定化)する一方、人工ウイルスによりパンデミックを引き起こし、それを防止するには世界政府的な協力が不可欠だということにして、世界政府の建設に取り掛かっている。パンデミック条約と国際保健規則(IHR)の改訂である。

 

これは遷移状態から新世界秩序に向かう最初の構造、つまり種子のようなものである。疫病や戦争で混沌とした世界では、この構造が急速に育つ筈だと考えているのだろう。

 

最近ようやく収束した新型コロナ肺炎Covid-19の病原体ウイルスは、遺伝子操作で作られたとする論文を京都大のウイルス学の准教授である宮沢孝幸氏が書き上げた。創り出すウイルスの遺伝子配列が決まれば、業者が100万円くらいの金で直ぐ作り上げることが出来るとも語っている。

 

それはなかなか受理されないので、youtube動画等で概要を説明したが、削除されたようだ。以下にその結論だけ話す動画を引用する。その論文に言及した部分は以下の動画の930秒ごろである。https://www.youtube.com/watch?v=fskLpCuQu88 (補足1)

 

 

 

ファイザー社の幹部が、プロジェクトヴェリタスの女性記者に引っ掛かって、コロナウイルスとワクチンを同時に開発したということをうっかり喋ったところを、SNSで公開したことがあった。その直後にそこのJames O'KeefeProject Veritas から追い出されてしまったことも記憶に新しい。

 

ここでグローバリストらが考えているかもしれないシナリオは、ファイザー等で合成したウイルスでパンデミックを引き起こし、しばらくしてウイルスと同時に開発したワクチンをWHOの指揮で独占的に世界に配布し、世界のかなりの人たちを救う。それにより、世界政府に対する抵抗感を消し去るのである。https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12809474350.html

 

つまり、パンデミックが発生した際、WHOがその対策を指揮する。例えば、ワクチン接種を人々の義務とする場合、それを従わなかった者は、その国の政府の処罰ではなく、WHOのルールと処罰の方針に従ってその国の政府が処罰を代行することになるのだろう。(補足2)

 

パンデミックに続いて、食糧難が計画されているかもしれない。そこで利用されるのが、科学的に証明されていない地球温暖化である。(補足3)それは、水蒸気や二酸化炭素などの温室効果でおこる。そこで農業との絡みで問題視されているのがメタン(CH4)と笑気ガス(N2O)である。

 

メタンは牧牛など反芻動物から発生し、笑気ガスは化学肥料の分解で生じると言われている。つまり農業を制限することで、食糧難を引き起こすのである。実際、世界第二位の食糧輸出国のオランダでは今年6月、このような農業制限の動きが政府から出たので、大規模なデモがあった。

https://president.jp/articles/-/61680?page=1

 

勿論、そこからの脱出も仮の世界政府が解決するのだが、その時点では世界の人口が半減しているかもしれない。

 

このような戦略が成功するには、MAGA勢力の他にも大きな敵を消滅させる必要がある。それは多分プーチンのロシアとイスラム原理主義なのだろう。実際、ウクライナ戦争の次にひきおこされたのがハマス・イスラエル戦争である。後者はイスラム原理主義的なイランを対象にしているのだろう。

 

彼らグローバリストにも時間がないのである。いくらインチキを繰り返しても、トランプかロバートケネディJRが大統領になれば、この企みは暴かれ、短時間のうちに米国軍も彼らの指揮下から離れる可能性が高いからである。兎に角、来年は米国で内乱がおこるだろう。

 

 

終わりに:

 

上記文章は、在米のブロガーであるchukaのブログさんへの返答として書いた。前回記事で日本人の反グローバリズムは曖昧であり、日本人はバカではないのでそこから離れるだろうという指摘だった。あまり愉快なコメントではなかったが、そのように見えるのなら仕方がないと思い、この文章を書いた次第である。

 

日本人の反グローバリズムとして最近注目されているのが、参政党(代表の神谷氏)の運動である。神谷氏は日本のトランプではなく、日本のロバートケネディJrと呼ぶべきだろう。ただ、参政党が大きく育つ前に、神谷氏の考えを理解しない幹部たちによる反乱がおこってしまった。

 

それが武田邦彦氏の乱及び他の二人の幹部の離脱である。(直前の記事)近い将来、恐らくM氏が反乱を起こす可能性があると思う。何故なら、彼も神谷氏の考えを理解していないからである。日本は今後、消滅する可能性が高いと思う。伊藤貫氏は、2070年ころには半分の確立で中国の属国となっていると控え目に言及している。

 

仮に反グローバリズムのロバートケネディJrが政権を取れば、沖縄の基地など米軍の海外基地を撤収するだろう。そうなれば、日本は益々中国に飲み込まれてしまう。参政党のような政党が育たなければ、日本にとって危険なのは、むしろMAGARKJの政権かもしれない。そのことを考えている日本人はすくない。https://news.yahoo.co.jp/articles/dc3fac54c51d35d33ae0a9f79b5ce855c2d997f1

 

現在の米国民主党が進める政策はグローバリズム的だが、それはジョージソロスらの“ユダヤ資本の地球支配”とでも言うべき戦略とかなり近い。それは現在のイスラエルの人たちのシオニズムとは異なると思う。トランプは後者を支援しているように思う。

 

補足:

 

1)新型コロナパンデミックより前に、オミクロン株は既に数年前にカリブ海の小さい島(確かプエルトリコ)に存在していたという。そして、オミクロン株は武漢型ウイルスの変異株ではなく、武漢ウイルスの一歩手前の株と考えられると言っていたと記憶する。

 

2)原口一博議員によって質問がだされている。これに対する答弁がだされているが、「交渉中であり予断をもって答えることは差し控えたい」の乱発である。しかし、来年前半には決定されるので、めくら判をおすまで、知らぬ存ぜぬを通すつもりのようだ。
https://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_shitsumon_pdf_s.nsf/html/shitsumon/pdfS/a212050.pdf/$File/a212050.pdf
https://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_shitsumon_pdf_t.nsf/html/shitsumon/pdfT/b212050.pdf/$File/b212050.pdf

 

3)二酸化炭素などによる地球温暖化説を確かめるには、夜間の放射冷却のデータを詳細に観測すれば良い。しかし、そのようなデータを持ち出した話を聞いたことがない。更に重要なのは、人が作り出すCO2よりはるかに大量の大気中からの二酸化炭素吸収が自然界で行われている。

 

温室効果ガスによる地球温暖化を主張する人たちは、都市部の気温と工場排水が流れ出す表層海水の温度だけ測定しているのではないのかという疑いを私はもっている。

地球温暖化の詳細な解説は以前書いている。

 

 

(15:00までにかなりの規模の編集あり;18時に最初のセクションに追補1をいれ

翌2日17:00に追補1を入れました。以降は修正はしません。)

 

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