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2020年11月6日金曜日

米国の民主主義は偽物か?

米国の民主主義は、世界国と人々の希望の星だった。米国は多数の民族がトラブルを抱えながらも、表現の自由と健全な個人主義及び法治主義で、民主主義の国を建設し運営していると考えられて来た。しかし、内実は一部の金持ちが政治を牛耳り、主なマスコミはその統治に協力して、米国は民主主義の仮面をかぶってきたようだ。

 

その民主主義を演じる余裕を奪ったのが、トランプ大統領だったようだ。その仮面を剥がす可能性の高いトランプを、大統領の座から引きずり降ろすために、特に激戦州で不正を多く行ったように感じる。日本のマスコミも、赤い蜃気楼(トランプの幻の勝利)という言葉を用いて、日本国民をごまかしてきた。

 

米国の大統領選挙はどうやら裁判に持ち込まれそうである。私も疲れたので、ひとつだけ怪しげな例の中心部分を詳細に見る。真実は細部に宿るのだ。

 

1)ミシガン州シアワセ郡での不正?

 

激戦区ミシガン州で、一瞬の内にバイデンに138339票が入ったようだ。それはインチキかもしれないし、インチキでないかもしれない。そのように報じるのが、中国人元記者のMOTOYAMA氏の動画。https://www.youtube.com/watch?v=3EN0zI_83GU&t=650s(動画の10分くらいから)

 

そして、及川幸久氏が報じる「幸福実現党言論チャンネル」でも、票数の時間経過を示すグラフを示して、投票日の夜、誰もが寝静まってからバイデン票138000が発見されたと報じている。

 

 

そこで、googleで、michigan election misconductで検索すると、同じ138000票の話が出てくる。New York Timesの記事は以下のように書いている。

 

 

 

 

① New York Timesの記事:(2020/11/4)

Early Wednesday, images of an election map suggested that Joseph R. Biden Jr. had suddenly received 138,339 votes in Michigan, or 100 percent of the newly counted ballots in an update of the state’s tally.

 

In reality, Mr. Biden didn’t receive those votes. They were briefly added to his unofficial totals on an election map because of a typo in a small Michigan county that was caught and corrected in roughly half an hour.

 

When Ms. Bowen and her team sent the county’s unofficial vote counts to Michigan officials early Wednesday, they accidentally reported Mr. Biden’s tally as 153,710, when it should have been 15,371, she said.

 

内容:水曜の朝、選挙地図上でバイデンの票数が突然138339票増加した。つまり、州の集計で100%バイデンのみの票が増加した。 しかし、実際にはそれらの票をバイデンは受けていない。それらの票は、ミシガンの小さい郡(カウンティ)でのタイプミスで、非公式の集計に短時間加わっただけで、およそ30分以内に修正された。

 

ボーエン氏(Abigail Bowen, the elections clerk in Shiawassee County )と彼女のチームが非公式の投票数を、4日朝ミシガンのofficialsに送った時、15371であるべき数字を間違って153710とタイプしてしまった。

 

② AFPの記事:(2020/11/5/8:30)

 

 

同じエラーについて、AFPは「ミシガンのある郡での投票集計におけるヒューマンエラーが不正選挙の主張を引き起こす」(Human error in Michigan county vote tally sparks claims of election fraud)と題する記事で言及している。内容は同じだが、別の担当者(Karoline Wilson氏)の証言が書き込まれている。

 

Karoline Wilson, county clerk for the central Michigan county of Shiawassee, told AFP by phone, “I added an extra zero accidentally,” thereby reporting 153,710 votes for Biden instead of 15,371. 

 

“The minute it was discovered, it was corrected, probably within 20 minutes, so I’m amazed how fast this spread,” Wilson added.

 

She said the state of Michigan alerted her office of the mistake “because we don’t even have that many voters.”

The central Michigan county only has 55,612 registered voters.

 

担当者の証言内容を書く。キャロライン・ウイルソンさんは15371と書くべきところを、153710と書いてしまった。それが発見されて直ぐに修正されたが、その20分ほどの短時間にその数字が広まってしまったことに驚いた。そして、私達の郡「Shiawassee」にはそんな多数の投票者は居ないと付け加えた。

 

2)筆者による付け足し

 

集計担当者が、片方の投票数にゼロを一つ付け、それが報道画面に20分現れたというのは、非常に奇妙である。“ゼロを付け加える”という行為には、不正の意思があったことを示している。担当者が有権者数の倍以上の数字を書き込むことに気づかない筈はない。

 

訂正したのなら、その同じ票数の減少が見られる筈だが、それは及川氏の動画の中のグラフ(上に掲載)にはない。図の中の48分間を示す二本線を見れば分かるが、直接担当した人Karoline Wilsonさんの言葉、20分で修正したのなら、その票数だけバイデン票が突然下がらなければならない。そのような形跡は上の図にはない。勿論、これに代わるアップデートしたグラフがあればよいのだが、見つけられなかった。

 

及川氏の動画で、New York Timesの記事と同様に、バイデンだけ138000票入り、その時他の票数は全く動かなかったと話している。もし、集計担当者の言うように、バイデンの票数にゼロを一つ誤って付け足したのなら、その集計部分では、バイデン153710、トランプ23154が付け加わる筈である。100%バイデン票ということはありえない。(下のAFPの記事中の図及び上のNew York Times記事の赤字下線部分)

最初の及川氏の動画から採った図の138000票のステップアップの時刻に、トランプの23000票のステップアップはない。つまり、インチキの票上乗せである。更に、Michigan のOfficialにunofficialに報告したという文章にも、抵抗感がある。Unofficialに知らせたというのなら、相手として私的な名前、Mr. XXXと書くべきである。

 

AFPの同記事には、その他、亡くなった親や以前の入居者の郵送投票を受け取ったなど、本物の不正もあったと書いている。

 

3)終わりに

 

今回の大統領選挙は、結果にどのように影響したかは解らないが、多くの不正があっただろう。特に、直ぐ上に書いた郵便投票における不正(死亡した親や引っ越した住人を利用した不正)は非常に多いだろう。更に、集計を担当している数人が、数字を誤魔化すことも容易であることが、ミシガン州「幸せ郡」(Shiawassee county)のケースで明らかである。

 

このインチキは発見され、修正されたかもしれない。しかし、発見されないインチキがあってこその、最後の逆転だろう。赤い蜃気楼とは、それを誤魔化すために作られた、言葉だろう。何故、最後の方でバイデン票が伸びるのか? それを合理的に説明する理由はない。

 

不正をするのは、前日の私の記事に書いたように、バイデン側である。それは、ウクライナや中国での不正から明らかである。

 

20世紀からの米国の民主主義は、偽物であったことの疑いは、濃厚である。(終わり)

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