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2024年2月25日日曜日

50年後でもまともに月面着陸出来なかった米国:アポロの月面着陸は捏造

 

1)月面でひっくり返った米国の無人月面着陸船

 

2月23日のヤフーニュースによると、米国民間企業のIntuitive Machinesが、 宇宙船の月面着陸に成功し、現在交信中であると発表した。この月面着陸は、スペースXのファルコン9号ロケットで打ち上げられ、米国にとって1972年のアポロ17号以来のものであると言う。

 

ヤフーニュースには、月面着陸に成功したとだけ書かれているが、100%の成功ではない。例えばWall Street Journal(WSJ)の記事には、宇宙船は月面で転倒し、アンテナは上の方ではなく月面の方を向いているため、まともに通信できないと書かれている。

 

ここで思い出すのが、1か月程前の日本の月面着陸船の逆立ち着陸である。日本も米国も、現在の知識を総動員し、現在の技術を駆使して無人機の月面着陸に挑戦した。しかしそれも100%成功したとは言えない結果に終わった。無人機だから90%成功と言えても、有人宇宙船なら、乗組員の死亡を意味する失敗である。https://www.yomiuri.co.jp/science/20240125-OYT1T50132/

 

また、そのWSJの記事によれば:そのOdesseusと名づけられた無人機(高さが14インチ)はレーザーを使用して、速度と月面との間の距離を正確に読み取る。それでも、あのような結果に終わったのは、高速で月面を周回する軌道からの着陸がいかに難しいかを示している。


Intuitive Machines CEOのアルテマス氏は、カギとなる降下操作の前に、NASAの装置にアクセスするために「操縦アプリケーションを書き直す必要があった」と述べた。 「そのせいで、私たちは皆、ほんの少しだけ爪を噛んでしまいました。」と語ったという。この言い訳の部分の原文を以下にコピーする:“We had to rewrite the navigation application software” to access the NASA instrument and do so before a key descent maneuver, Altemus said. “That had us all biting our nails just a little bit.”

https://www.wsj.com/science/space-astronomy/u-s-moon-lander-is-safebut-resting-on-its-side-6f16e74b?mod=hp_listb_pos1

 

ソフトの書き換えが必要だったなんて、私には意味不明の説明である。兎に角、月面着陸は難しい。その難しさは、一年前に同じく米国のispace社が失敗した時に本サイトに書いたので、それを参照してほしい。https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12800407469.html

 

 

2)アポロの月面着陸の真偽について:

 

このような米国の不甲斐なさが続くと、多くの人の頭脳に浮かぶだろう疑問は、「アポロ計画で本当に月に行ったのか」である。この件については既に何度も、あの月面着陸はインチキだと本サイトに書いている。

 

決定的な捏造の証拠は、オルドリン飛行士の靴跡として紹介された写真である。あのくっきりとした靴跡は月面地表に水(のような親水性液体)が存在しないのであり得ない。それを基礎科学からスタートして説明したのが以下の記事である。

 

 

その主張が届いたのかどうかは知らないが、NASAは月面に水が存在すると言い出した。月の年齢45億年から考えて、あり得ない話である。https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12741405393.html

 

このアポロの月面着陸に対する疑問を、214日のニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」が取り上げている。そこに出演した元宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員で"月探査情報ステーション”編集長の寺薗淳也氏が、「月面着陸計画には40万人が関わっています。しかし、その誰からも『実は着陸していませんでした』といった、ねつ造説を認める話は出てきていない」と発言した。

 

 

こんな説明をわざわざJAXA元職員を招いて聞き、それがこのヤフーニュースの中心だというのは馬鹿げている。40万人が、NASAで飯が食えた(サラリーが貰えた)のは、アポロ計画のお陰だろう。そのアポロ計画の成果が捏造だったと言える筈がない。

 

この寺園氏の論理は、「北朝鮮の2000万人のひとたちは皆、金正恩を支持している。何故なら、我々は北朝鮮国民の一人も金正恩を批判する場面を目にしなかったからだ」と似ている。更に、JAXAの巨大予算も、アポロ計画があったからだとしたら、辛坊さんは聞く人を間違っている。

 

界面化学を専攻した一流大学の教授に、その看板を背負う形で聞けば良い。「月面に全く新しい物質形態があるとしなければ」という言葉が最初に来るかもしれないが、オルドリン宇宙飛行士の靴跡は、本物だとは考えられないと言うだろう。

 

 

3)終わりに

 

寺園氏は「40万人のアポロ計画に携わった人から、一人として捏造を認める発言が出ていない」という。しかし、私なら彼に聞いてみたい「あなたはその内の何人から、例えばプライベートな飲食などでの本音が聞ける会話の中で、その件について聞きましたか?」

 

寺園氏が専門家なら、辛坊さんは、月面着陸の難しさはどういう点ですか? それは、現在の技術では可能ですか? 何故オデッセイ号はひっくり返ったのでしょうか? 月面着陸に成功した50年前と比べて、現在の技術のどこが劣っているのでしょうか?などの質問をすべきだった。

 

以下のサイトでは、米国の飛行士が月に行ったのなら、何故もっと明確に月面に居ることを示さなかったのかという論点から、米国の嘘について書いている。https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12510075583.html

 

そこに引用したサイトに、オルドリン飛行士が8歳の女の子に「(聞き取りにくいのだが)何故長い間月に行っていないの?」と質問された場面の動画が引用されている。そこで、彼は自分たちの月面着陸を否定している様に聞こえる。https://www.snopes.com/fact-check/buzz-aldrin-moon-admission/

 

同じ場面の動画が幾つかyoutubeにアップされていたが、その全てが現在削除されている。youtubeは、NASAと同じ利益を共有し、それを表現の自由などに優先していることが分る。勿論、それは及川幸久氏をyoutubeから追い出したことで明らかである。

(以上)(11:45、海面=>界面と修正;27日早朝最終チェック)

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