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2024年4月11日木曜日

日本人が月面に降り立つには20年かかるだろう:アルテミス計画は?

 

日テレニュースによると、アメリカ主導の月面探査計画に、日本人宇宙飛行士2人が参加することが決まったと言う。早ければ2028年にも、日本人が初めて月面に降り立つことになるというが、そんな話は恐らく10年早いだろう。https://www.youtube.com/watch?v=yMk8kHsCexw

 

 

何故なら、有人で月面に人を送り、無事地球に帰還させるには56年の近い将来には無理だろうから。その理由は、現在人類は無事人を月面に送り、その後無事地球に帰還させる技術を持たないからである。そして、人類は月面に一人も降り立ったことがないのである。 

 

このアポロ計画の壮大な嘘について以前二つのことを指摘した。その一つは、月面にはアポロ乗組員が残したというクッキリとした靴跡など出来そうにないことである。

 

月面には大気も水も無いから、砂粒は水をその表面に吸着していない。そのような砂地を踏みしめても、砂が固まってクッキリとした跡など出来ないのである。札幌の雪まつりでも、通常は寒く雪は乾燥しているので、固めて雪像をつくるれない。そこで通常雪に水を撒いて温度を上げ水分を含む雪にしてから形を作るのだ。https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12466516473.html

 

そしてもう一つは、月面では重力加速度が地球上の16になるので、地上のようなペースでは自然な歩行は出来ないことである。勿論、慣れれば或いは可能かもしれないが、それには相当の訓練が必要だろう。アポロ計画で月面を歩行したと言わている人たちから、最初に経験する足関節のギクシャクした感じについては何も語られていない。

 

人間の歩行は二重振子モデルで説明されているが、それによると歩行周期は重力の平方根に比例する。(補足1)その様な自然な歩行のための情報は、幼児が歩き始めた時に脳に記憶されているのである。月面での自然な歩行の為には、その脳内のパラメータ書き換えが必要である。月面歩行では、地上での周期の凡そ2.45倍になる。上の動画の30秒位の画面で見られるよりもずっとテンポ遅くなる筈である。https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12741405393.html

 

このように、自然科学の基礎がある人には、以上の解説から半世紀まえのアポロ宇宙船の月面着陸は嘘であったことが理解できるだろう。ロケット技術のレベルが、人を月面に送りその後無事地球へ帰還させる程には到達していなかったとする主張については、最初のロケット技術者の指摘以降、日本人のブログ等でも多く発表されている。

 

現在でも、月面着陸と地球帰還はロケット技術の面からも非常に困難である。それは、今年2月に米国がまともに装置を月面に置くことが出来ず、ひっくり返ってしまったことが明確に示している。月面に人を送るのは、先ず何らかの物体を無事月面に送り、それを地球に無事帰還させる実験に繰り返し成功してからの話の筈である。こんな基礎的な話が通用しない程、地球人は愚かなのか。

 

アルテミス計画で日本人宇宙飛行士を月面に送る契約? そんな疑似餌に食いついて、米国の対ウクライナ支援に協力するのは愚かである。岸田内閣のスタッフに、まともな人物が居ないのだろうか?

 

尚、月面着陸に関する記者会見で宇宙飛行士たちの重苦しい雰囲気は、以下の動画でも公開されている。https://www.youtube.com/watch?v=4bX17paELUA

(以上)

 

追補: 何故米国はアルテミス計画のようなインチキを言い出すのだろうか? それは、ネオコン民主党政権にとって、ここ1-2年を乗り切ることが、きわめて大事だからだろう。つまり、彼らの天下になれば、正論なんか全て弾圧可能である。それは北朝鮮でも中国でも可能だからである。その覚悟を持っているとしたら、この1-2年は人類の危機である。

 

補足

 

1)アポロ乗組員は月面に降り立ったのなら明確な証拠を示すべきであったが、何もしなかった。その一つとして有力なのは、例えば細い糸につるしたパチンコ玉のようなもので作った振り子が、2.45倍の周期でゆっくりと振れる実験である。当時は、画像の合成技術など無かったので、そのような動画を見せることができないので、明確な証拠となっただろう。

 

(2024/4/12, 6:00 、補足の追加など編集して最終稿とする)

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