以下は筆者の頭の中にある現代世界政治のモデルを記述したフィクションです。ただ、固有名詞は現実のものなので、現代の世界政治の理解に役立つかも知れません。安倍総理暗殺を題材にした柴田哲孝著「暗殺」に似た性格のものかもしれません。出来は今一かもしれませんが、適当に読み飛ばしてください。
以下本論:
産経新聞によると、岸田首相は7月2日ダボス会議を主催する世界経済フォーラム(WEF)のクラウス・シュワブ(Klaus Schwab)会長の訪問を受け、日本政府のダボス会議との連携を深めたいとする意向を伝えた。世界経済フォーラムはグローバリストたちの活動の表向き根拠を世界に発信するプロパガンダ機関である。 https://www.sankei.com/article/20240702-SBZE7TPGF5NGBBMMQ2UKXZSSVQ/
WEFは、世界が現在抱える数々の問題を改革するには、政治・経済の構造を抜本的に変える”グレートリセット(以下GR)”が必要であると主張している。WEFの背後には、世界の大企業を支配する(ユダヤ系資本家を中心とする)国際金融資本のグローバルエリート(以下GE)が存在し、GRはその人たちの世界改造へ向けた戦略のキャッチコピーのようなものである。
日本の岸田内閣は数兆円のウクライナ支援や無意味なロシア制裁など、グローバリストたちに支配され売国政策を続けている。その事実とグローバリストの陰謀(的戦略)とについて記すのが本稿の目的である。陰謀があれば、現象の多くは地下深く隠れている為、その議論は必然的に陰謀論的になる。彼らグローバリストたちはマスコミを支配下に置き、陰謀論という言葉を防御壁にして、その陰謀を隠してきたのである。
1)グレートリセット(GR)は既にスタート
世界が抱える問題としては、地球資源に限りがあること、増加する化石燃料消費による気候変動(補足1)、地球規模の流行病(パンデミック)問題などがある。WEFは公にはしていないが、これらの問題の原因は地球人口の急増であり、彼らGEたちの真の目標はその解決の為の地球人口削減 だと思われる。(補足2)最近のパンデミックが屡々プランデミック(計画したpandemic)と言われるのは、この手段でも あると考える人が居るからだろう。
WEF首脳は決して公にはしないが、上記目標達成のために武力による世界統一と世界支配を考えている筈である。GRを旗印とする世界改変或いは世界戦争はそのプロセスを円滑に進めるための入口であり、それは既に始まっているのだろう。
WEFの中心とその仲間たちは、世界の国々を三つに分けている。それらは、①手ごわい敵国、②利用できる国、③自分たち仲間である。①にはロシアやイランが入るだろう。②にはウクライナをはじめ西欧諸国、東アジアでは日本・韓国・台湾などである。③はおそらくイスラエルとその仲間だろうが、この篩分けはGRから世界再興を経て明らかになるだろう。
シュワブが早期に北京をWEFの活動拠点に選んでいることは、江沢民までの中国型資本主義は彼らのGR後の世界のモデルだったからかもしれない。(補足3)更に、共産党独裁国中国を抱き込むことが、上記革命の近道だと考えたのだろう。習近平の中国については、上記篩分けは未だ全くわからない。①かもしれない。
GRの謳い文句は、「株主資本主義から利害関係者(ステークホルダー)資本主義へ世界をリセットする」である。何の具体性もない共産主義童話のようなこのフレーズは、同志集合のための旗印であり、上記篩分けの道具でもある。
本節サブタイトルは、GRがプーチン大統領の支配する民族主義ロシアを消滅させる企みでスタートしたという意味である。現在進行形のウクライナ戦争のことである。ロシアは大きな核戦力を持ち、GRという世界革命の最大の障壁だと考えられる。ただ、昨今の情況から見ると、グローバリスト達はこの出発点で躓いた形となったようだ。
立ち止まってしまっては失敗が確定的になるので、次の作戦に移ったのがイランの消滅作戦である。ロシアが戦術核を用いてウクライナのポーランド国境付近を攻撃した後、イスラエルがイランを核兵器で破壊することが予定されていたかもしれない。更にその次の作戦の舞台は極東だろうが、世界の人たち(大衆)はGEの企みに気づき始めている。
もし極東でこの続きの戦争が始まれば、間違いなく日本の危機である。
2)岸田は日本のゼレンンスキー
岸田首相は、就任後の声明に新しい資本主義なる言葉を何度も用いていることからも想像できるように、日本人の命を犠牲にしてでも協力するようにとGEからWEFを通して指示を受けているように見える。実際、一昨年の4月25日、昨年の7月4日、そして今年7月2日と、シュワブ会長の表敬訪問を毎年受けている。https://www.gov-online.go.jp/prg/prg24334.html
日本のマスコミは日本の政治において重要なことは報道しない。シュワブ氏が何度も首相官邸を訪問していることやその会談の内容についても殆ど報道していない。会談時間が20分と短いことから、今回は単に岸田が従順かどうかのチェックに現れただけなのだろう。https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page6_000690_00001.html
或いは、表に出せる会談の内容が20分程度だという可能性もあるが、外務省の上記サイトには何も書かれていない。兎に角、政府は内容の詳細は国民に知らせたくないようだ。岸田政権は下にも示すように売国政権なので、長引けば長引くほど国民の損失が嵩むことになるだろう。
岸田のGRへの協力と日本破壊の例を挙げる。地震災害からの復興など放置する一方ウクライナへの数兆円の支援の約束、ロシア制裁で日本の石油び中東依存度を97%まで高めエネルギー危機の確率を高めたこと、新ニーサをつくり日本の預金を米国に誘導したこと、パンデミック(プランデミック)の時に、遺伝子ワクチンを強制することで国民の生命を脅かすことなど。
因みに、貿易赤字のあるところで新ニーサで円安を加速すれば、日銀は利上げせざるを得ないかもしれない。その場合、800兆円ともいわれる日本国の国債残高が、国家財政破綻の原因になるかもしれない。(補足3)
また、同じ日に岸田内閣は新型インフルエンザ等政府行動計画を閣議決定した。これは最近WHOによって強硬採決された世界保健規則改定に沿って、ワクチンの強制接種などの円滑化に向けた計画だろう。遺伝子ワクチン供給国により決定された遺伝子が操作されていた場合、原水爆による破壊よりも凄まじい結果になる可能性がある。このシステムは、グローバリスト達の地球人口削減計画において重要だろう。
3)ダボス議連の存在
岸田氏は、ワクチン接種の後遺症が疑われる日本の何十万人にも上る超過死亡など知ったことでは無いようである。岸田氏は、ダボス会議などの考えの通りに動いて、日本人の生命と安全の危機を招き入れようとしているのである。是非以下の動画を御覧いただきたい。岸田内閣は日本人の敵であると、政治評論家の山口敬之氏が言及している。https://www.youtube.com/watch?v=RYJf1sXDfEQ
VIDEO
岸田政権は、グローバリストのGRに協力するほか、日本の政治体制もその協力が円滑に進むように着実に変更されている。その一つが、ダボス議連創設であり、自民党の伝統的売国奴政策に近い人物である牧島かれんがダボス議連事務局長である。クラウス・シュワブが自民党の中で如何に重要な存在であるかは、以下の写真が物語っている。https://go2senkyo.com/seijika/123742/posts/923705
WEFの日本への浸透は、20世紀末には始まっていただろう。与党自民党だけでなく、民主党にも「民主党ダボス会議支援議員連盟」なるものが結成されている(2001年)。鳩山由紀夫氏や故岩国哲人氏などが中心に居たようだ。http://archive.dpj.or.jp/news/?num=9807
このようにWEFによる日本政治への浸透は小泉政権のころに始まり、安倍さん暗殺から現在の岸田政権誕生によって完成したように思う。それが表題の意味である。なお、古くからWEFに近い人物としては竹中平蔵氏が有名である。
補足:
1)空気中二酸化炭素の増加で、どの程度温室効果が増加するのかについて説得力のある研究はないだろう。温室効果により地球表面からの放熱が減少するというのが地球温暖化の仮説であるが、近赤外線吸収スペクトル等を用いた定量的研究は無いと思う。
2)米国ジョージア州には、何者かが建立した巨大な石碑が存在した。そこには世界人口を5億人程度に調整するとの一部の方々の目標が書かれていた。GRつまり世界の改変が本格化したとき、その石碑は破壊されたようである。
3)中国政府により、クラウス・シュワブは中国近代化に貢献した世界の10人の一人に選ばれ顕彰されている。日本の松下幸之助もこの10人の中に入っている。
(12:00 編集)