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2015年2月2日月曜日

国民の命を救うのに自衛隊の海外派遣は必要か?安倍総理の詭弁と無責任

安倍晋三首相は2日の参議院予算委員会で、過激派組織「イスラム国」とみられるグループに日本人2人が殺害された事件について、「国民の命、安全を守るのは政府の責任。その最高責任者は私」と述べた。

その上で、自衛隊による在外邦人の救出を可能にする議論を進めていく考えを改めて示した。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150202-00000024-reut-asia

今回の後藤さんのケースについて、その経緯に関する質問に答えないで、この様なことを云う無責任さに呆れる。後藤さんのケースでも家族に身代金要求があったことを外務省が把握しながら、そして、中東訪問の時期が適切でないとの意見もある中で、出かけていってわざわざイスラム国を刺激する様なことを行なった。

「国民の命、安全を守るのは政府の責任。その最高責任者は私」と述べるのなら、今回後藤さん救出のために、何を行い、どのような経緯でそれが実を結ばず、自衛隊の派遣がもし可能であったなら、何が新たに出来、後藤さんのケースではどう結果に影響したか? を中東出発前から説明すべきである。

それをすまさないで、自衛隊の海外派遣を言うのは、今回後藤さんが殺されたことを単に利用しているだけではないのか。

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