“トランプ氏「世界知らない」=日韓核武装論を批判―米大統領”という記事がヤフーニュースに掲載されている。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160402-00000027-jij-n_ame
オバマ大統領は、日米・米韓同盟が「国家間紛争が核(兵器使用)の可能性が出るまでエスカレートするのを防いできた」と意義を強調した。第2次世界大戦の犠牲と米外交政策のおかげでアジア・太平洋地域が戦後、破滅するのを避けられたとも説明。「そうした重要性を認識していない人物が大統領執務室にいることを望まない」と述べた。
核兵器の使用の可能性は、広島と長崎以後なかった。朝鮮戦争のときにマッカーサーが考えて進言したが、トルーマンに脚下された経緯がある。それ以降、核兵器は外交的圧力の道具であり、米国など有効に利用してきた筈である。上記発言は、米国らの核保有国が、独占して外交的に有利な立場を占有したいという(核抑止力が有効でなくなる相手国を多く作りたくないという)エゴイズムの表明に過ぎない。
核削減でノーベル賞というクダラナイものをもらったのだから、米中ソの核兵器全廃計画を示してからそのような発言はすべきである。佐藤栄作氏もノーベル賞をもらったのだが、あのような賞は国家元首或いは国家行政のトップたるもの、もらうべきではない。あんなものを貰って、自分の政策に権威付けできるのなら、世界平和を考える最高権威がノーベル賞選考委員に存在することになる。バカバカしい。
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