以下は、及川幸久氏のクワイトフランクリー動画で放送された内容に、そこで引用された記事から抜粋した内容を加えて、簡単にまとめたものである。
尚、武漢市の現状は中国人youtuberが日本語で発信しています。補足2 を御覧ください。
武漢は戦場のようです。中国の政治は異常だということです。
1)武漢肺炎は生物兵器開発途中のウイルスが漏れ出たことが原因か?
中国武漢から広まった新型コロナウイルスは中国が開発中の生物兵器が漏れて世界中に拡散したという説がある。その可能性は、ワシントン・タイムズというワシントン唯一の保守系新聞が報道した。
The deadly animal-borne coronavirus spreading globally may have originated in a laboratory in the city of Wuhan linked to China’s covert biological weapons program, said an Israeli biological warfare analyst.
イスラエルの生物兵器アナリストによると、世界中に広がる致命的な動物媒介コロナウイルスは、中国の秘密生物兵器計画に関連する武漢市の研究所で発生した可能性があります。
https://www.washingtontimes.com/news/2020/jan/26/coronavirus-link-china-biowarfare-program-possible/
上記英語の原文では、may have originated と書かれており、might have originatedではないことは注目すべきである。上記武漢の研究所は、中国科学院武漢国家生物安全実験室で、中国初で唯一の最高度安全実験施設(レベル4)である。この実験室は、SARS(重症急性呼吸器症候群)やエボラ出血熱のような新たなウイルスのコントロールを主な目的とするという。
もし上記説が単なる陰謀論なら、この中国唯一のレベル4のウイルス研究所の存在する場所の近くで新型肺炎が発生したことが、原因だろう。ただ、根拠もなしに、このような説を流布することなど、一定の信用あるメディアには考えられない。
中国と関係が深い左派系新聞のワシントン・ポストの記事を下に引用しておく。ワシントン・ポストは、中国のプロパガンダ誌を時々折り込むこと(上記及川氏動画;補足1)を考えると、この件について何方に信頼性があるかは明らかである。
2)ウイルスの発生元に対する疑惑に対し、中国政府は沈黙している。
ワシントン・タイムズの1月27日付けの記事は、米国務省は昨年の報告書によれば、中国が条約に違反して、強力な生物兵器開発に密かに取り組んでいると書いている。以下に1月27日の記事から抜粋して、表題の疑いの根拠について若干記す。https://www.washingtontimes.com/news/2020/jan/27/china-silent-coronavirus-origins-amid-wuhan-seafoo/
英国のThe Lancetという有名な医学系雑誌に執筆している中国人研究グループ(29人)によれば、武漢のウイルスで最初に病気になった人は、12月1日に特定されたが、海鮮市場(動物売買の)とは関係無いと述べた。また、ジョージタウン大の感染症の専門家であるDaniel Lucey教授は、最も初期の感染は昨年の11月であると言っている。
ワシントン・タイムズは、少なくとも13人の犠牲者は、海鮮市場とは無関係に発病していると書いている。そして、感染媒体となったと疑われているジャコーネコなどの野生動物は、武漢の海鮮市場で1月1日の市場閉鎖まで販売されていたという。
初期の犠牲者(感染者)とその後の海鮮市場経由で感染した人たちの間の感染関係が明白ではないのだが、この疑問に関して、中国政府は沈黙しているというのである。それらが事実なら、そこからの推理は簡単だが、ここでは書かない。
以上、陰謀論ではあるが、中国政府がそれを完全に否定するには、軍隊を使って武漢を閉鎖するだけでなく、情報をオープンにして、世界の科学者とともに原因を究明する姿勢が大事である。中国にその姿勢は見られないだけでなく、米国による陰謀説を流布しているのは、非常に残念である。
補足:
1)米国ワシントン・ポストの他、日本でも毎日新聞が中国のプロパガンダ誌「チャイナウォッチ」を織り込んでいるという。https://www.jijitsu.net/entry/gurdian-mainichishinbun-propaganda-chinawatch
2)武漢の現状は現地の人がアップしています。中国政府の闇!新型コロナウイルスの怖さ!武漢はまさに戦場!
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