ローマ法王フランシスコが一昨日の4月21日に死去した。youtuberのLizzy channelは、彼は2013年にイエズス会出身者として歴史上始めてローマ法王になり、国際政治における左翼側のグローバリスト勢力を応援してきたことなど、批判的に解説している。https://www.youtube.com/watch?v=2ennCTeux-g
例えば、法王フランシスコは同性カップルへの祝福を認める(または推進する)など、カトリックをLGBTへ配慮する方向に導いてきたことで、世界中のカトリック教徒の考え方を乱した。
また、性犯罪がカトリック教会の中で行われてきたことを大々的に暴露し、世界中で一般人の関心を集めた。(補足1)
例えば2017年2月5日、ローマ法王フランシスコは、教会の男性聖職者が修道女を性的に暴行する問題が継続中であり、性奴隷扱いしていたケースもあると認めた。これはその組織のトップの行為としてはいささか不自然なほど正直であるため、偽善を感じる人も多いだろう。https://www.bbc.com/japanese/47140076
更に2021年10月3日、キリスト教カトリック教会の関係者による虐待行為を調査する独立委員会のトップは、1950年以降、フランス・カトリック教会内で数千人の小児性愛者が活動していたと明らかにした。https://www.bbc.com/japanese/58784328
これらの報道で注目すべきは、カトリックが堕落しているということもあるが、それを何故調査のための組織を自ら組み、大々的に公表するのかということである。更に、グローバリストの報道機関トップともいえるBBCが何故、次々とこのような報道をするのかということである。この疑問に対する答えを用意することが本稿を記す動機である。
2)イエズス会の法王は宗教のグレートリセットを企んできた
上記疑問に対する説得力ある答えは反グローバリストとして活躍中の河添恵子氏によって既に与えられている。河添氏によれば、イエズス会は1543年にカトリックを脅かすプロテスタントと戦うために作られた軍隊的組織であり、キリスト教の一派とは思えないような側面があるという。
実際、16世紀の信長の時代にキリスト教の布教の形で日本に渡来した。しかしその目的は、南北アメリカ大陸などを植民地化したのと同様に、日本を植民地化する予定だったのだろう。実際彼らは、日本でも婦女子を南方に売り渡して金を稼いでいた。
しかし、日本は武士の国であり、高い戦闘能力と賢明なリーダーを擁していた。時の権力者だった豊臣秀吉は、イエズス会にとりこまれた伴天連大名を成敗するとともに、イエズス会の者たちを日本から追い出した。https://president.jp/articles/-/59341?page=1
河添氏によれば、イエズス会は世界で戦争を引き起こす活動をしてきており、カトリックの一派というよりも、カトリックや世界の宗教を破壊するために活動をしてきたと言っている。(補足2)このイエズス会に対する河添氏の考え方が、上記疑問の答えになっているのである。
つまりイエズス会所属の神父がバチカンを乗っ取り、一部の神父の性犯罪をまるでカトリックの本性のように公表し、BBCというグローバリストのスポークスマン的報道機関によって世界に向けて大々的に報道したことの目的は、カトリックを破壊することであると分析される。
通常組織のトップは、組織内の不祥事を拡声器で発表するようなことはしないで、その組織の原点に立って再建に動く。カトリックの原点とは、イエス・キリストである。彼らはイエス・キリストの教えに反して、ユダヤの律法を執行するがごとき対応を行ったのである。(補足3)
及川幸久氏のローマ法王フランシスコへの評価も引用する。https://www.youtube.com/watch?v=_GoQv_RnHUk
及川氏は、youtube動画でローマ法王フランシスコはキリスト教をリセットする(つまり潰す)活動をしてきたと言っている。そして、経済をリセットすると言っていたクラウス・シュワブのグレートリセットを支持してきたというのである。流石、16世紀から植民地支配の尖兵となってきたイエズス会の方だということになるのだろう。
因みに、ローマ法王死去の翌日、クラウス・シュワブは世界経済フォーラム会長からの辞任を表明した。このことは、ローマ法王フランシスコとクラウス・シュワブの深い関係を象徴する出来事である。https://www.youtube.com/watch?v=_GoQv_RnHUk&t=809s
今後世界がグローバリストの企みを挫く方向にすすむかどうか注目したい。トランプがあまりにも急激にMAGAの方向に急ぐと、この流れはゼンマイバネの逆回転のようにグローバリストに味方する可能性もあるだろう。トランプにはもっと賢明になってもらいたい。トランプの時間軸と世界史の時間軸は桁が違うのだ。
補足:
1)それら性犯罪が個人的な犯罪だったなら、それは教皇自らが告発する形でBBCを通じて世界に宣伝するほどのことでないかもしれない。つまり、警察官による窃盗事件などもいくらでも存在する。この教皇公表とBBCの報道は、それら犯罪がカトリックという組織に固有な、あるいは組織的な犯罪のように人々に思わせる可能性が高い。
2)第二次大戦後の世界の戦争の多くは米国によって引き起こされてきたのだが、その背後に米国のグローバリストであるロックフェラー家、ロスチャイルド家、モルガン家などが居たと考えられ、彼らはほとんどイエズス会の所属だというのである。また、実行部隊の中心である米国のペンタゴンの中枢にいるイエズス会所属者がその力を発揮していると言う。https://www.youtube.com/watch?v=i21c4NYS5Yg
3)そのヒントはヨハネによる福音書8章にある。弟子たちに教えていたイエスのところにユダヤの律法を信じる者たち(つまりユダヤ人)が、姦淫をした女を連れてきて「モーセは律法の中でこのような女は石で打ち殺せと命じましたがあなたはどう思いますか」と言った。イエスは罪を憎みながらその女を赦したのである。 https://www.wordproject.org/bibles/jp/43/8.htm
===(17:00編集;4月24日午後、織田信長=>豊臣秀吉に修正。)===
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