2016年6月25日土曜日

EUからの脱退を決めた英国の国民投票について:

今回の英国の国民投票について、キャメロン首相は愚かなことを(前回の選挙の際)公約したと既にブログに書いている。そもそも、一般国民が容易に判断できないことを国民投票にかけるのなら、間接民主制をとる意味がない。また、国民投票にかけた本人が、EUからの離脱は危険だと片方の選択を国民に強く勧めるのも、非常に不自然である。http://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/42840422.html

国民投票を行うケースは、「両方とも同じ程度の危険性や損益が予想されるが、今後の国家の方向の選択は、国民の思想や嗜好によりきめるべきである」と言う様な場合に限られると思う。今回のように、EU離脱の方が残留する場合にくらべて、圧倒的に不利だと考えられる場合(政権を持つトップがEU残留を選択するように国民に訴えるような場合)、国民投票を行ってはならないと思う。

どうしてもEU離脱を望むと国民が考えるのなら、選挙による政権交代という手段が残されている。それが間接民主制の基本の筈だ。

キャメロン氏は首相辞任を表明したそうだが、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000107-jij-eurp 公約であった国民投票を行ったので辞任するというのは、非常に珍奇である。とにかく、前回選挙の際にEUからの離脱の是非を国民投票できめると公約をしたところから、今回の辞任表明までの論理的説明を英国民にすべきであると思う。(外からとやかく言う権利はないが)

国家の判断について、世界の国々に向けて説明する義務はない。しかし、世界はグローバル化し、国際的なつながりが密になっている現在、英国民への説明を世界に公開することが、紳士的な態度だと思う。

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