1)金正日の料理人を勤めた藤本という人が、金正恩と交わした会話を紹介している場面をテレビでみた。金正恩は「日本では北朝鮮の核武装をどう考えているか』と質問したので、藤本氏は「日本は被爆国ですから、核武装の評判は悪いです」と答えたという。(ぼんやりと聞いていたので、すこし、不正確かもしれません)
その瞬間、金正恩が机を叩いて、「核武装しなければ、敵(アメリカ)に攻撃される可能性が高くなるのだ」と言ったという。 この場面は、昨年に収録されたという。
藤本氏は政治の世界にはいないが、話の信憑性は誰のものよりも高いと思っている。何故なら、金正日氏の後継を決める際、評論家のほとんど全員が金正男の名前を最有力候補として挙げていた時に、藤本氏は「後継は、金正恩です」と断言したからである。また、紹介される話は自然で、作為は感じられない。
数年前にも、藤本氏はテレビに出演して金正恩について話していたとき、以下のような会話を紹介した。金正恩は「日本での我国の評判はどうか」(”私の評判”だったかもしれない)と聞いたので、藤本氏は「残念ながら、あまり良く無いです」と答えたというのである。
日本の評判に多少とも関心があるのは、将来のポジティブな関係を考えているからだと思う。また、彼の母親が日本出身(在日だと言われている)であることも関係があるだろう。
北朝鮮には、李承晩のように米国の手先となって、国民に悪質な対日感情を植え付けたリーダーはいなかっただろう。そのように考えると、将来的にどうしようもない敵国となるのは北朝鮮ではなく、韓国の方のような気がする。
2)トランプ大統領には、産軍共同体の圧力を振り切って、平和的解決をしてほしいものである。朝鮮戦争の終結と講話条約締結、それが条件なら核開発の完全停止に北朝鮮は決断すると期待できる。
元ウクライナ大使の馬渕睦夫さんは、その著書「国難の正体」において明確に書いておられる。朝鮮戦争を継続するのは、アジアに混乱のタネを残すという米国の産軍共同体の戦略であると。日本は完全に米国のポチが支配しているので、そのような考えはテレビでもほとんど紹介されない。そして、馬渕さん自身もテレビから完全に締め出されている。
悪質なマスコミと米国追従派の政治家たちは、産軍共同体の支配する米国の支配層の指示のままに動いている。その洗脳から自由になるためにも、以下のような動画も見て欲しいと思う。https://www.youtube.com/watch?v=Rl7oyG4ebwk&list=PLkYcQ3720fK1WLqqyfXlnZnYP-13EEuS1(馬渕睦夫氏と今は亡き渡部昇一氏との対談です。)(16:00編集)
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