オバマ政権は、メキシコ国境からの不法移民を結果的に米国内で釈放する政策を行なってきた。それを揶揄する言葉が“Catch and Release”(スポーツフィッシング用語)である。トランプは、多量に犯罪者などが不法移民として流入するので、その政策を中止した。それが”Remain in Mexico”政策である。バイデンが大統領になると、彼は直ちにそのトランプの政策を取り消した。
1昨日(2021/8/25)の動画で「カナダ人ニュース」さんは、オバマ政権が結果的(或は意図的)に、国際犯罪組織閲覧リストに記載されている不法流入者を米国内で釈放してきたと、米政府内から内部告発があったという話を紹介している。
カナダ人ニュースさんの解説によれば、メキシコ国境を超えたところで不法入国者を逮捕し、裁判の日付を通知した後に、米国内で釈放していたのだそうだ。彼ら不法入国者は、裁判に出廷する筈はないので、行方不明になった後、米国内で人身売買や麻薬ビジネスで生きていくことになるというのである。
トランプ政権は、米国に入国させるからいけないのだと考えて、不法移民を試みる者をメキシコ内に止める政策を実行した。大統領府からのRemain in Mexico政策のアナウンスメントは、以下のサイトに公表されている。https://www.federalregister.gov/documents/2018/04/13/2018-07962/ending-catch-and-release-at-the-border-of-the-united-states-and-directing-other-enhancements-to
大統領就任直後に、バイデンが廃止したこの政策の復活を、テキサスなど国境の州が訴えていた。最近、連邦最高裁でテキサス州勝訴の判決があり、米国で大きく報道されている。Supreme Court requires Biden to revive Trump's 'remain in Mexico' immigration policy; https://www.reuters.com/world/us/us-supreme-court-requires-biden-revive-trump-era-remain-mexico-immigration-2021-08-24/
バイデンが復活したオバマ政権時の“Catch and Release政策”は、現役のギャングにも適用されていたという。現役のギャングの場合は、国際犯罪組織閲覧リストに名前が記されているので、Catch しても Releaseできない筈なのだが、それにも抜け道があったようだ。その抜け道とは「送還された場合、殺される」と恐怖の訴え(Reasonable Fearの訴え)をすることである。人道的措置として釈放してもらえたようだ。
その中にはMS13という恐ろしい国際犯罪者集団が含まれていると言及したのが、トランプ大統領の言葉であった。日本でも米国のこの恐ろしいギャングの紹介をするが、その大本についての追求が今ひとつである。https://www.sankei.com/article/20180612-J4ALHYB3DZMONBBQW3HZ6JOLIE/
2)陰謀論的延長
このようなオバマ政権やバイデン政権の移民政策は、まるで米国の崩壊を目指しているように思える。それが表題の意味である。このようなバイデン政権と、グレートリセットを主張するWEF(世界経済フォーラム)の人たちは連携しているのだろうか? つまり、グローバリストの一員として、バイデンは働いているのだろうか?
最近のアフガニスタンからの米国軍の無計画に見える撤兵も、実は計画的に実行されたものかもしれない。中国は、一帯一路の線上にあるアフガニスタンから米国が居なくなることは、先ずは歓迎だろう。バイデンは、自由と民主主義を守る独立国家群のリーダーと目される米国に対する信用を、意図的に崩壊させるつもりなのだろうかと疑う。台湾も日本も韓国も、非常に危ない状況に近づきつつあるのだろうか。(以上)
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