ヘイトスピーチと関連して、ギリシャでの移民に対する暴力的排斥運動、関東大震災の際の朝鮮人襲撃事件などの紹介があった。ギリシャには現在、国会に反移民を掲げる政党がかなりの議席を持つようになったとのことである。
ゲストであるロバート・キャンベル氏は、日本の在日コーリアンに対するヘイトスピーチを防止する方法として、教育などに取り入れることも考えられると発言していた。
日本が国連から上記のような勧告を受けたのは、在特会(在日特権を許さない市民の会)が中心におこなった、朝鮮人学校門前でのヘイトスピーチが、その学校の閉鎖を招いたり子供達に心理的傷を負わせたことなどが原因である。ヘイトスピーチは当然処罰の対象になるが、処罰すれば済む問題ではない。発生した原因を見つけ出し、根本的に解決すべきことである。
ただ、在特会も偏っているが、NHKも偏った放送をしていると思う。
在特会が何故ヘイトスピーチをすることになったか、その原因の殆どにNHKは言及していないからである。在特会と無関係である私だが、その理由を推測して以下に書く。最も大きい原因は、戦争中の出来事である従軍慰安婦の件に対する韓国の国際的キャンペーンである。日本国が、韓国人婦女子を国家として強制連行し、性奴隷として軍人にサービスさせたと、新たに大規模且つ国際的に宣伝することで、現在の日本及び日本人を侮辱していることだろう。(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150102-OYT1T50130.html)強制連行も性奴隷も嘘であることが、既に明らかになっているのにも拘らずにである。そして、日韓基本条約も締結されて久しいのに、何時までたっても戦争被害を口にするのなら、あの条約の意味は何なのだろうか。米国に幾つもの慰安婦像を建てて、性奴隷にしたとして日本人を攻撃しているその姿勢は、日本人に対するヘイトスピーチと同等の行為ではないのか?
また、戦後70年の今年、日本を攻撃するため中国と組んで、国際的な反日キャンペーンを計画していると聞いた。韓国の国家中枢が先頭にたって、日本と日本国民を中傷したとき、そして日本政府がそれに対抗する手段を持たないとき、日本の一部があの様な行動に走る責任は彼らだけではない。当然、日本国と韓国政府にも責任の一端があるのではないだろうか。
更に、朝鮮人学校においては、日本国内にありながら”日本人を多数拉致した北朝鮮の現体制を作った金日成”を賛美したりその肖像を掲げたりしていると聞く。また、生活保護法には明確に(日本)国民にたいして保護費を与えると書かれているので、国籍が日本に無い在日外国人が受ける資格はない。それにも拘らず、在日コーリアンの受給率は突出しており、組織的に市役所などで受給手続きをとっているのだろう。そのようなこと等についても、NHKが放送した”国の説明”とは違うらしいと殆どの国民は思っている。http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141016/dms1410161550006-n1.htm。
このような根が深い問題を、一方的に日本側の解決すべき問題、日本国民だけが考えなければならない問題のように印象付ける今回の放送は、我々が聴取料を支払っている日本放送協会の番組に相応しいとは思わない。
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