小池都知事が政治塾を開いた。挨拶で、評論家ではなくプレイヤーになってもらうための塾だと大見得を切った。自分がプレイヤーとして、優秀かどうか疑わしいのにも関わらずにである。
豊洲問題はほとんど終わったことを掘り返す行為であり、最初から無益かつ有害な問題化だと思ってブログにも書いた。http://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/42953114.html その後、大阪の橋下徹氏も同様の苦労して益の少ない小池氏の行動に言及した。
オリンピック会場の問題でも、工事の受注関係の疑惑を追及するのなら良いが、会場の変更まで考えると、IOC に文句を言われるのは当たり前である。時計の針は逆回りしないのだから、過去ばっかり掘り返すのではなく、今後の善政で実力を示すべきであった。
都知事での仕事っぷりは、将来の首相候補となり得るかどうかの試金石であったが、恐らく都政すらまともに進められないような気がする。都知事選の時は応援したのだったが、今となってはがっかりである。小池政治塾も途中で解散か、そうでなくとも会場は閑散とするだろう。
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