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2019年10月8日火曜日

アポロ宇宙船乗組員は月面を歩いていない

アポロ宇宙船の飛行士は、本当に月面に着陸し、あのように跳び跳ねる事が出来たのか? 最近、宙畑というブログ・サイトをみつけた。https://sorabatake.jp/5761/ そこにはアポロ計画の歴史と功績、捏造説の反証事例という記事があった。そこに引用されている一枚の写真を見て、再び捏造説を書いてみたくなった。 

くっきりとした靴跡が地上で撮影された写真が捏造の一つの証拠だと、以前に書いた。空気がなく、従って、水分が存在しない月面の砂粒子の表面には水が吸着していない。そのため、砂粒子どうしが凝集して、靴跡を作らないからである。それは、砂粒子がギザギザになっていても同じである。

非常に寒いところで、降り積もった雪を手で握って固める事ができないのと同じ理由である。 

今回の疑問点は、宇宙飛行士の服装である。宇宙飛行士の服装にできたシワは、地表面でよく見られるシワと同じである。これは真空状態の月面ではありえない。  

我々の皮膚の表面は約1気圧でなくてはならない。そうでないと、我々の体は10分ほどで干物になってしまうだろう。その前に、血液は酸素を失い、瞬間的に死亡するだろう。

ところが月面は真空である。従って、宇宙服の内部も真空でなくては、このような宇宙服の柔軟性を示すシワが出来ない。 そうすると、写真の白い宇宙服の内部に、1気圧の皮膚表面の空気を確保する頑丈な気密装置がなければならない。

人はその気密容器の中に入っている状態を保たなければ命はない。歩行の際には、その機密容器が何箇所にもつなぎ目を持ち、そこを変形させながら、しかし全体の内部の体積を一定に保たなければならない。そのような精巧で頑丈な装置の上に、写真のような白い宇宙服を着ける理由は、おしゃれのためなのだろうか? 

この事情は、国際宇宙ステーションで行う船外活動の場合も同様である。この場合、非常に固そうな装置を着て、宙に浮いた形で作業している筈である。

月面着陸陰謀説は多い。それらの殆どはアポロ計画成功という宣伝を擁護するためにだされたのだろう。最初に月面着陸に疑問を呈したのは、ロケット開発に従事したビルケーシング(Bill Kaysing)だった。ロケットの性能が不十分であることを根拠に、月面着陸捏造説の本「“We never went to the Moon: American 30 billion dollarSwindle”」を出版した。(1976年に初版が自費出版、2002年にHealth Research Book社から出版) 

その後出された陰謀論の殆どは、当局かその協力者が、否定することを前提に作った陰謀論だろう。

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