米国在住の方で、トランプを排斥しバイデンを大統領にすべきだと、この一年以上主張されてきた方と議論をしてきました。昨日もその方の記事にコメントをさせてもらいました。しかし、なかなか意見がより高い方向に進まないので、私の角度を換えたその方への反論をここで記事にします。相手の方をCさんとここでは呼びます。
Cさんのバイデンを支持する論理は:
①自分は、バイデンが大統領になってもらいたい。
②バイデン反対派は、彼が中国やウクライナから金を受け取り、米国の政治を歪曲させた売国奴の可能性があると言って反対している。
③しかし、バイデンがそのような犯罪を犯したとする確実な証拠がないにも拘らず、そのような批判するのは間違っている。従って:
④彼らはデマを流している可能性があり、バイデン反対派は批判されるべきである。
(補足1)
因みに、④のデマを流すのは下品ですが、選挙活動における下品さ卑劣さは双方に在ると思います。バイデン批判のニューヨーク・ポスト記事関連の投稿を、フェイルブックやツイッターが排除したこと等を考えると、バイデン支持派の方が酷いという印象です。
本論に戻ります。ここの指摘しておきたいのは「確実な証拠がないので、バイデンは白だ」というのは、論理学的に間違いだと言うことです。何処かで指摘した様に、「確実な証拠がない場合、白か黒か解らない」が正しいのです。
もしそれが事実(バイデンが黒)なら、そのような人を大統領にすることは米国にとって致命的だと考えます。従って、バイデンが白か黒か解らなければ、多くの国民は不安になります。
その不安の根拠は、息子のハンターが、多くの不明瞭な大金をウクライナや中国から集めたことであり、それは事実です。それらの大金は、副大統領だったジョー・バイデンにそれらの国々に同行した以降に得たからです。
この段階で、本当にハンターとビジネスの話をしたことがなくても、それを明確な証拠とともに示さなければ、ジョー・バイデンは大統領候補としては失格です。大統領選挙では、個人の刑事裁判で有罪となるほどの証拠がなくても、多くの怪しげな前歴があるというだけで、立候補資格を失うと考えるべきです。
個人の刑事裁判では、有罪になるまで「推定無罪」です。それは「個人の人権」に関する問題だからです。しかし、大統領選挙は個人の人権に関することではなく、国家の将来に関すること、国民全体の将来に関することです。
立候補者に対する要求は、全くことなります。その点についての配慮が、Cさんの議論には欠けているように思います。以上が①〜④の論理で、バイデンは大統領適確だと考えるCさんの考えが、間違いだと考える理由です。
補足:
1)Cさんの記事は以下のようなもので、10件以上在ると思います。
https://ameblo.jp/chuka123/entry-12634335272.html (私もコメントをしています。)
0 件のコメント:
コメントを投稿