安倍晋三元首相のご冥福を謹んでお祈り致します。
昨日、安倍晋三元首相が殺害された。犯人は海上自衛隊に3年程所属した人物で、その犯行の動機は政治的なものではないと自供しているようだ。しかし、安倍元首相の死去は、日本の民族主義者(ナショナリスト)に痛手となることは確かである。
犯人の供述に反して、犯行の政治的意味は大きい。現在ナショナリスト対グローバリストとの戦いが世界的に激しくなっている。このことはグローバリスト支配の国日本に周知されていないが、今、その戦いの天王山に差し掛かっていると言える。
安倍元首相の評価はいろいろあるだろうが、日本の現職政治家の中で民族主義者として最も重要な人物の一人である。勿論、自民党議員であるので、米国の圧力に屈する場面しか見ていないような気もするが、それらが苦渋の決断と見えたように記憶する。(補足1)
この評価は日本のナショナリストの一角にある評論家の馬渕睦夫元ウクライナ大使の言葉でもある。https://www.youtube.com/watch?v=6kb5LXWQI_4
米国のナショナリスト代表はトランプ元大統領であり、ユーラシア大陸で最大のナショナリストはロシアのプーチン大統領である。安倍元首相は、この二人と積極的に交渉していたことを思い出してもらいたい。
インドのモディ首相は、 安倍元首相の死去に対して今日9日をインド全土での追悼の日とするという、驚くべき発表を行った。安倍元首相が発表した「自由で開かれたインド太平洋戦略」は、インドにとっても中核的外交戦略であることに対するメッセージだと思う。https://www.afpbb.com/articles/-/3413685?pid=24683122
プーチン大統領は現在、米国のグローバリストの頂点であるバイデン政権によるロシア潰しの戦争の中にいる。トランプも現在、2021年1月6日の米国議会議事堂襲撃事件の責任追及の為の公聴会が開かれ、現政権グローバリストたちに叩かれている。民主党は捏造でも何でもして、トランプを起訴する可能性がある。
そして、日本でもナショナリストの重要人物が殺害され、米国グローバリストの言うことに従順な岸田政権を、内部からけん制する最大の存在が居なくなったと思う。
一つの重要な疑問は、警備が十分なされていたかどうかである。背後に銃器をもって構えた男をどうして発見できなかったのか? 一発目の発射音から致命傷を与えた二発目までの時間は相当あったと話す人がテレビに映し出されていた。当日の警備に対する十分な調査をしてほしい。
2)世界の大飢饉計画:
グローバリストの欧州における総本山となっている世界経済フォーラム(WEF)が、世界を政治支配するべくSDGS(Sustainable Development Goals;持続可能な開発目標) という看板の下で活動している。
その一つが世界各国に圧力を掛けて、二酸化炭素を削減させ、先進諸国の工業生産を激減させる活動である。最近では、窒素による環境破壊を防止するという口実で、世界の農業生産を激減させる活動も始めている。
農業からアンモニアや硝酸塩を追放して世界を飢饉に陥れ、人口を削減する計画のようだ。世界人口の半分が、人工的に合成された窒素肥料などに依存していることを考えれば、彼らの企みが如何に重大かが分かる。(補足2)https://lib.ruralnet.or.jp/nisio/?p=4009
グローバリストの諸戦略は、地球汚染の元凶は人間そのものだという考えに基づいている。つまり、自分達と協力者は例外にして、他の民族のその他大勢は、地球汚染の元凶だと考えて居るのだ。この件、今年4月18日の記事に書いた。https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12738049227.html
日本のナショナリストで、最も信頼できるジャーナリストの一人となった沖縄出身の我那覇真子さんが、七夕の日にオランダから報告をしている。オランダ政府グローバリストらが、世界第二位の食料輸出国のオランダの農家から肥料を取り上げようとしているというのである。(補足3)
それに怒った(我那覇リポートでは”怯えた”と表現している)オランダの農家らが、激しくデモを行っているのである。そこへ米国のジャーナリストであるマイケル・ヨン氏も駆け付けて、この動画に出ている。https://www.youtube.com/watch?v=VuUX8lEN4lk
今後、何らかの形で我那覇さんの活動を支援できたらと思う。
(午前9時10分、編集、最初のセクションの最後の文章を追加)
補足:
1)米国オバマ大統領による慰安婦合意では安倍総理は批判の的になった。しかし、それは本音からの決断ではなく、グローバリストのオバマ米国大統領の圧力に屈した苦渋の決断だった筈である。
2)窒素肥料は、近代農業に欠かせない。世界人口が現在の80億人にまで増加可能となったのは、窒素肥料の人工的製造技術のお陰である。ヨーロッパの科学(化学)の中で発明されたからである。その最も重要な発明は、ハーバーとボッシュによる空気中窒素と水素からのアンモニア合成法の発明である。
3)世界の農産物輸出順位は米国、オランダ、ブラジル、ドイツなどとなっている。世界第二位のオランダからの昨年の食料輸出額は、日本円にして約14兆円に上る。最近ウクライナ戦争での食料輸出減で、世界飢饉の原因になると騒がれた二つの国だが、金額的にはオランダのそれよりかなり小さく、ロシアは世界19位、ウクライナは世界24位である。https://www.globalnote.jp/post-3280.html
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