世界各国に中国警察の派出所が設置されていると言うびっくりニュースは、youtuberカナダ人ニュースさんが配信した動画で最初知った。
https://www.youtube.com/watch?v=09Fw4MSnfrA
外国に在住する中国人の犯罪取り締まりや何等かの困難に遭遇した人の支援などを行うのが目的だと言っても、それはその国に中国政府の権力を持ち込むことであり、トンデモないことである。
そのようなことを放置するのは、その国の行政の怠慢か、或いはその国が既に中国の支配下にあることを意味する。このニュースの出所は、スペインに拠点のある人権団体の「セーフガード・ディフェンダーズ(Safeguard Defenders)」のレポートだというので探したところ、下のサイトが現れた。
9月15日のこの記事には、中国警察当局が世界各国の54箇所に事務所を構えていることが指摘されている。例えば、海外逃亡中の中国人に帰国を説得する(脅す)などの活動をしているようで、実例も挙げてある。
報告書が提供した海外派出所リストのうち、スペインが4カ所、英国とカナダがそれぞれ3カ所、ポルトガルが2カ所、ハンガリー、米国、日本がそれぞれ1カ所。南米のチリ、ブラジル、アルゼンチンにも設けられている。
日本では、東京都千代田区の十邑会館内に設けられている。十邑会館は、一般社団法人日本福州十邑社団連合総会の所在地であるそうだ。(グーグルマップで見ることが出来るが、YKO BLDGと書かれた普通のビルであり、看板はない。)https://www.epochtimes.jp/2022/10/119534.html
心配:
中国国民に対象を限って活動するとしても、日本など設置された国の主権侵害になる上、何処かの時点で別活動の拠点になる可能性がある。今後、混沌の時代になれば、スパイ行為やテロ行為の拠点になる可能性もある。
日本政府なら、たとえ政府高官(例えば総理大臣)がその様なテロの犠牲になっても、捜査など真面な対応をしないで、日本国民に隠蔽するだろう。
(15:05、追補を追加;翌日小編集あり)
追補:
この派出所だが、恐らく看板は民間を装っていて、警察という名称は無いと思う。ただ、中国の警察官が民間人の振りをして、海外に逃げた中国人を連れ戻しているのだろう。同じスペインの機関の9月12日の記事では、2021年4月から2022年7月までの間に、全世界から違法に海外逃亡した23万人を説得し帰国させたとか書かれている。
https://safeguarddefenders.com/en/blog/230000-policing-expands
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