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2022年10月31日月曜日

世界大混乱の中心にある世界的組織と米国グローバリスト:中間選挙が鍵

 

以下に非常に恐ろしい話を書きます。一素人の夢想としてお読みいただければ幸いです。出来るだけ裾野を広げて書いていますが、最後には以下の動画にまで話は及びます。

 

 

1)グローバリストと保守主義者(民族主義者)の対立

 

最近の世界政治の動きをグローバリストと保守主義者の戦いと考えるのは、元ウクライナ大使の馬渕睦夫氏などの政治評論家のモデルである。このモデルに近い解釈をする評論家はメジャーでないかもしれないが、徐々に増加していると思う。(補足1)

 

ここでグローバリストとは、理想論を翳して世界政府を目指す左翼の人々である。その目標は、経済のグローバル化に加えて 政治においてもグローバル化を達成することである。最終的には、世界政府樹立を目指すだろう。
 

現在、世界第一の覇権国はユダヤ資本やネオコン勢力からなるグローバリスト達を深奥に持つ米国である。ここで、ネオコンとは、ロシア革命後にスターリンと対立して敗れたトロツキーの支持者が米国に流れ込んで、共和党に所属した人々を指す。 https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12746100027.html 

 

その人達は元々左翼思想の持ち主なので、トランプが政権についてからは、共和党のネオコン勢力は弱まり、昔の(白人・アングロサクソン・プロテスタント中心だった)共和党に戻りつつある。

 

もし中間選挙で2020年の大統領選挙で用いた様なインチキ選挙:

 

https://www.youtube.com/watch?v=FYMlUyT_g20

 

の手法が用いられなければ、共和党が優勢だろう。大勝ならウクライナ戦争は急激に和平に向かうだろう。そして、共和党はトランプ時代のように、世界で戦争をして覇権を維持してきた米国から再び脱却しようとするだろう。

 

もう一方、トランプを含め保守主義者と呼ぶ人たちは、各民族が独立して国家を運営する主権国家体制(補足2)の維持を主張する人達である。ここでの保守主義者を、ナショナリストと呼ぶ人も多いのだが、その用語には注意が必要である。

 

何故なら、通常「ナショナリスト」は、各国各地の右翼民族主義者に用い、単なる保守主義者には用いないからである。実際、その用語習慣を利用して、米国ではトランプらを極右民族主義者と呼ぶ人たちがいるが、それはデマである。
 

保守主義者は、グローバリストの理想論を否定するわけではない。理想論として存在するのは良いが、そこへの道を進むことにグローバリストらの様には性急であってはならないと考える立場である。殊更、民族主義に拘るのは、既に時代錯誤である。


 

2)世界経済フォーラム、米国グローバリスト、そしてグレートリセットの間の関係

 

米国グローバリスト達と関係が深そうな世界的組織に、世界経済フォーラム(WEF)がある。スイスのクラウス・シュワブが1971年に創設し、その主催で開かれるダボス会議は世界中の重要人物があつまり世界的課題についてほぼ毎年話し合うようだ。

 

彼らは現在の世界が抱える諸問題の克服にはグレートリセットが必要だと説く。グレートリセットとは、現在の政治経済のシステムをゼロから作り直しという意味だろう。諸問題とは、貧富の差の拡大、地球環境問題、地球規模の疫病、などである。
 

その突破口として、経済システムを全ての関与者(stakeholder)の為の資本主義 へ転換するという考えが示されている。つまり、企業は株主の利益だけを追求するのではなく、労働者や会社の顧客などへも貢献する経済体制の実現である。https://eleminist.com/article/1016
 

この組織の中心人物もユダヤ系であり、彼らは米国のネオコン中心のグローバリストたちとの合体を見込んだ組織であると私は考える。彼らが目指すのは、世界政府樹立の筈である。グレートリセットという大きな表現は、現在の資本主義から社会主義への世界革命を意味していると思う。彼らがその中心に想定していたのは、恐らく中国だろう。(補足3)
 

情況証拠の一つは、1971年スイスで誕生したWEFは、2006年に中国北京に、そして2009年に東京とニューヨークに事務所を夫々開いていることである。この組織は明らかに東アジアに感心の中心がある。

 

兎に角、彼らは世界政府にしか成し得ない大きな改革を目指していると思う。それは、世界で一番の政治権力と経済力を持つ人たちが、強烈に意識している問題である。それは地球は現在の人間80憶人を養うには小さすぎるということである。


 

3)解決すべき諸問題

 

現在、世界は多くの問題を抱えているが、その根本的原因として地球は小さすぎるという“事実”が存在し、それを彼らグローバリスト達は誰よりも深刻に把握していると想像する。それら諸問題とは、既に上に述べたが、地球環境問題、世界的疫病の発生、世界同時不況、富の偏在、世界食料及びエネルギー危機等である。
 

WEFの提言するグレートリセットは、問題の解決を考えて居る姿勢を取りながら、もう一つの解決策である地球人口の削減を考えて居る様な気がする。つまり、地球を有限の資源と考えて、それに相応しい規模に人間社会を作り直すことを想定していると思う。
 

その点は前回のブログ記事で書いたので、繰り返すのは止める。この困難な問題を解決するには結局、戦争が必要であると考えて居るのだろう。つまり、世界大戦である。その主戦場はロシアではなく、中国だろう。バイデン政権は、中国との戦いを第一の優先事項としている。

https://www.defense.gov/National-Defense-Strategy/
 

世界の核戦争の結果、世界人口は数億人レベルになるだろう。それでも構わないと考えて居る筈である。それが、核戦争にロシアを煽るバイデン政権の目論みであると思う。プーチンを核攻撃に追い込む米国

 

中国を主戦場とするグローバリストらの戦いは、まじかに迫っている。米国バイデン政権は、中国を煽って台湾侵攻をさせるつもりだろう。その結果、東アジアではウクライナ戦争と同じ構図の戦争が始まる。これはRAND研究所(米国のシンクタンク)により予言されていたことかもしれない。https://www.businessinsider.jp/post-256170

 

台湾がウクライナに相当し、中国がロシアに相当する。この代理戦争(つまり主役は米国である)が現実化すれば、ロシアと中国は軍事同盟を結ぶことになるだろう。最終的には、北海道はロシアにより占領され、沖縄は中国に占領される。そして日本全国の住民のかなりの部分は中国の核攻撃で命を失う可能性がある。


 

4)現在の諸問題はグローバリストらにより喧伝されたもの:

 

地球環境問題は、現時点で生死を賭けて行うような緊急性はない。最初、観測データの誤った解釈に基づき、地球温暖化が喧伝された。温暖化は起こっているが、しかし人類の生存を脅かすまでには時間に余裕があり、世界をリセットをするほどのことは無い。
 

新型コロナ肺炎ウイルスは、米国バイデン政権の主任医療顧問のファウチ博士が協力して進めた米中共同プロジェクトで、武漢のP4研究所の石正麗氏が作り出した可能性が高い。(補足4)それは彼らが開発した生物兵器であり、小さい地球故に発生した自然由来のものではない。

https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/fuji-kazuhiko/296.html
 

食糧危機も、現在かれらが作り上げている。ウクライナ戦争がその最も大きな原因であるが、その他にも、例えば、世界第二の食料輸出国であるオランダの政府は、窒素肥料の使用制限を行うことで、オランダの農業を潰す作戦を実行している。(補足5)

https://finders.me/articles.php?id=3223
 

エネルギー危機は、食料危機と同じく、ロシアによるウクライナ侵攻でこの冬最大の問題として発生した。それも米国の長年の工作の結果(補足6)であり、意図されて引き起こされた。

 

バルト海の海底パイプライン(ノルドストリーム)の破壊も、米国の計画で行われた可能性が最も高い。https://euroweeklynews.com/2022/10/02/former-advisor-to-head-of-pentagon-claims-us-or-uk-attacked-nord-stream-pipelines/
 

これらは全て個々には「こじつけ」だとして攻撃することも可能である。しかし、グローバリストの作戦などでないなら、これだけの「こじつけ」は不可能である。


 

終わりに:
 

グローバリストの主な活動の場は米国である。そして、対抗する保守主義の活動の場も米国である。後者の中心人物は、前大統領のトランプである。2019年の大統領選挙とその開票作業がまともに行われていれば、トランプが再選された筈であり、グローバリストたちは地下に潜っただろう。
 

その結果、プーチンによるウクライナ侵攻は無かっただろう。そして、グローバリストたちの敗戦が決定していただろう。中間選挙をひかえて米国のネオコン・グローバリスト達は、非常に焦っている筈である。

 

今一つの噂がある。それは、米国バイデン政権が中間選挙前に、非常に危険な作戦を実行する可能性があるという話である。その作戦とは、偽旗作戦でウクライナに核兵器を使用することである。その情況を示したのが最初に引用した動画である。

 

それは、プーチンのロシアを批判し、プーチンを評価するトランプ共和党を選挙において不利に導くためである。そして、上記の中国を台湾侵攻に煽ることとの相乗作用で、更に一歩世界戦争の形態を取るグレートリセットを進めるだろう。

 

グレートリセットは、危険なグローバリストの戦略だろう。彼らには勝算があるのかもしれないが、人口削減の対象となる一般民は命の危険に晒されるのだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/63ce5cb05abbe02a7ef0d35faecdd6a47112ba03

(12:30 編集; 22:00 2020年のインチキ大統領選挙の暴露動画を追加)

 

 

補足:
 

1)近代史研究者の林千勝氏も、現代の政治を議論するとき、同じモデルを用いている。ニューヨーク在住の伊藤貫氏の考え方も、同じだろうと一素人の私は考えている。

 

2)主権国家体制は、17世紀のヨーロッパでウエストファリア条約という形で確認された。国家における領土権、領土内の法的主権、主権国家による相互内政不可侵の原理を互いに認める体制である。それは現在全世界に定着しており、現代国際法の根本原則である。
 

3)中国共産党政権は、元々ネオコンとは協力関係にあり、東アジアの盟主となる予定だったと思う。それがオバマ政権までの米国の対中姿勢だった。その予定が崩れたのは、習近平の一帯一路や中国製造2025から世界支配に向かう姿勢が明確になったからだろう。グローバリストの中心的人物であるジョージソロスが、WECの主催するダボス会議で、習近平批判をニ度にわたり行ったのは、予定を変更したという告知もその目的だったのだろう。

 

4)米国では、SARS-CoV2が、米国立アレルギー感染症研究所のアントニー・ファウチ所長が行った武漢のP4研究所への研究支援の中でつくられた可能性が今なお議論の対象である。ファウチ氏も、その可能性そのものは否定しなくなった。https://www.wsj.com/articles/anthony-fauci-and-the-wuhan-lab-11622759752

 

5)この畜産を妨害する政府の動きに反対する大規模なデモが発生した。この件、オランダから生配信で知らせてくれているのが、沖縄出身のジャーナリスト我那覇真子さんである。https://www.youtube.com/watch?v=SmXN1lkqXXQ

 

6)この問題の議論は、ロシアのウクライナ侵攻前の今年28日の記事に書いている。

https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12726626308.html

 

 

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