今日、大きくなったオジギソウを使って、1)光の感知能力の確認と、2)葉の開閉と枝の角度の変化(おじぎ)が独立していることの確認を行なった。
1)オジギソウは昼でも暗闇の中に入れると、30分くらいで相当葉を閉じる。そして、明るいところに出すと、20分くらいで葉を開く。つまり、24時間サイクルのリズムの一つとして葉を閉じたり開いたりしているのではなく、実際に光を感知して葉の開閉を行なっている。
時間が相当かかることから、光の感知は光合成で行なっているのだろう。
2)下の写真は、枝に触ることでお辞儀をする実験の結果である。矢印で示した枝の真ん中ほどに下の方から触ると、枝全体が下の方向に折れる様に動く。葉の方は直接触る場合にくらべてあまり閉じない(補足1)。つまり、葉が閉じることと枝の角度が変わることは、同時に起こる訳ではない様だ。
3)10日程前のことだが、猛暑で直射日光が鉢全体に当たったまま、放置したことがある。その時、オジギソウは葉を半分程度閉じて、見るからに元気が無くなった様子だった。触っても、葉を閉じたり枝を下げたりしなくなっていた。急いで水を与え、鉢を日陰に移すことで、次の日には元気を取り戻させること出来た。
補足:
1)触り方については上下に触った。擦る様に触っても効果がないので、枝の付け根の部分で力を検知し、お辞儀する。圧力の検知に関するまとめは以下の図に示す。(27日午前追加)
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