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2015年8月7日金曜日

屋上太陽光発電、水素での電力貯蔵、そして水素自動車のシステムはどうだろう?

今朝、まどろみながら、表題にあるような水素で電力を貯蔵するスマートハウスと水素自動車を組み合わせた、ミライのハウスを考えた。

太陽光(&風力)で発電した電力を貯める方法として、蓄電池に電気のまま貯める方法、ダムに水を汲み上げる方法(揚水発電所)、そして電気分解を行なって水素ガスとして貯蔵する方法などがある。

この中で、水素ガスにして貯蔵する方法が自動車と組み合わせる可能性を考えると有利に思える。蓄電池では大きな初期投資と減価償却が、揚水発電を利用する方法は離島などには利用出来ないという欠点がある。水素ガスでの貯蔵は、ボンベとコンプレッサーで容易に出来る。

スマートハウス構想(注釈1)では、太陽光発電で作った電力の余剰分を昼間蓄電池に貯め、夜間それを使う。これに、電気分解装置と水素貯蔵装置を取り付けて、電力貯蔵は主に水素で行なってはどうだろうか。そうすれば、コストの大きい蓄電池は小型化できる。

既に水素で発電して走る自動車(注釈2)が市販されている。この水素自動車を使えば、昼間貯蔵した水素と(夜間使わない)水素自動車で発電出来る。また、自動車の燃料も、水素ステーションなどなくても頻繁に補充できる上、車に搭載する水素タンクも大きなものが要らないだろう。

以上まとめると、水素自動車とスマートハウスを統合すれば、水素自動車の燃料補充の簡素化と水素タンクの小型化、スマートハウスの蓄電池の小型化が可能になる。そして、住宅地の電柱も不要になるのだ。

注釈:
1)例えば、ヤマダ電機がその構想を事業化している。
2)トヨタ自動車のミライである。最初、ミライには明るい未来はないと書いたことがあるが(2015/4/2)、この夢が正夢なら、それは間違いだったことになる。

4 件のコメント:

  1. 街中至る所に水素タンクが存在することには不安はありませんか。

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  2. 大都市周辺地域の多くの家にプロパンガスボンベが設置されています。それと同様で問題は全く無いと思います。

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  3. 液化ガスであるプロパンとは危険性が全く違うと思います。ボンベが高圧になること、リークしやすいこと、金属劣化など。素人でも安全に扱えるシステムの開発次第ですが。

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  4. 劣化は、金属水素化物形成のことを仰っているのでしょうが、水素自動車で貯蔵技術は既に出来上がっていると思いますが? 
    なお、現在各戸に設置のプロパンガスでも、交換は全てプロが行なっています。

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