2016年11月30日記載のブログ記事を削除します。
理由は、2014・11・14に開催された露中韓の三国による国際会議「東アジアにおける安全保障と協力」での中国外務省付属国際問題研究所のゴ・シャンガン副所長の演説を、中国(PRC)の公式見解と考えたからです。
https://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/
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昨日、「クレムリンメソッド」の著者である北野幸伯氏からのメイル配信により、上記会議の存在を知った。そこに記載されている中国外務省付属国際問題研究所のゴ・シャンガン副所長の演説は、ロシア及び韓国と協力して日本に対して沖縄の放棄をさせようと呼びかけるものである。日本が、このような演説を政府関係者がする国(共産党支配の中国)と同盟関係を結ぶことはあり得ないと考える。
上記サイトはロシアの報道機関のニュースであり、ロシアはこの演説を中国がロシアと韓国に向けて揚げた観測気球のように捉えているようである。中国が公式見解として発表したものではないが、上記サイトも書いているように、中国政府の考えであることは確かだろう。
第二次大戦当時、共産党支配の中国(PRC)は日本との交戦国ではなく、従って、日中共同宣言をもとに締結された1978年の日中平和有効条約の他に、講和条約を締結する理由はない。従って、上記のような考えを持つことは、中国は一切の国際法や国際的慣例を無視する国であることの表明ともとれる。(既に、南西諸島問題などで明らかであるが)
以上から、11月30日のブログ記事は、素人の意見であり読み飛ばしてほしいとかいたが、改めてここで削除の意思を明らかにしたい。
なお、沖縄の日本国への返還は、サンフランシスコ講和条約第3条の延長線上には
ないので、再度、沖縄返還協定を含む関連する条約や、ケネディ大統領の日本に潜在的主権を認める声明が有れば、それなども読み直して、それについて近いうちに書きたいと思う。
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