スペースX社の月周回旅行に日本の前澤ZoZoタウン(スタートツデイ社、東証3092)の経営者前澤友作氏が予約第一号として搭乗するという計画発表が米国でなされ、日本でも話題になっている。この話が今朝のウエイクで放映された。
そこで、宇宙飛行士の山崎さんが、「5年後だと開発を加速度的に行えば成功する可能性はある」というコメントをしていた。このコメントは不思議である。何故なら、45年以上前に、NASAは有人月着陸旅行を成功させている筈である。その技術をそのまま用いれば、開発費も不要であり、簡単にできる筈である。
何故なら、月着陸を行う旅行よりも月周回旅行の方がはるかに簡単である。月周回旅行には、月着陸船14.7トン(ウイキペディア参照)が不要なことを考えただけで、どれだけ月着陸旅行に比べて簡単かがわかるだろう。
それでも、山崎さんは5年間の開発は、今のペースでは間に合わないと言っているのだ。何故か? 以前のブログに、アポロ計画で有人月着陸旅行したという話は嘘であるとの結論を書いた。
http://rcbyspinmanipulation.blogspot.jp/2016/12/11.html
アポロ計画の月着陸捏造説については、ロシアのロケットで国際宇宙ステーションに搭乗する日本人宇宙飛行士は皆、ロシアでの訓練の時に知らされているという話をどこかで読んだ。山崎さんの上記の解説は、その話と整合性がある。昨年のブログにも、ロケットの性能からアポロ計画のサターンVでは、有人月着陸旅行は無理ではないかと書いた。
https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/43489384.html
高度なAI技術をもってしても、弾道軌道(と少しの姿勢制御等)で月を周回し、地球に帰還することは非常に困難だろう。
スペースX社(米国)は、火星移住計画構想を発表して話題になった(https://matome.naver.jp/odai/2135409072033199001)。 また同社は、2018年中に月周回旅行に2名を送る計画だという話だった(http://www.bbc.com/japanese/39111989 )。これらの話にケリをつけてから、新しい話をしてもらいたいものだ。
BBCはこの件どう報じているか、ネットで見てみたが、一切無視している。ロシアのスプートニクも同様に何も報じていない。ZOZOタウンの前澤さんの彼女の事務所も至って冷静に、月には行かないと言っている。
兎に角、馬鹿馬鹿しい、人騒がせな話である。
0 件のコメント:
コメントを投稿