1)本当に日韓両国民の和解を望むのなら、そして、日本国の名誉を守る気があるのなら、日本から輸出されたフッ化水素の北朝鮮への横流しの証拠を出すべきである。
この疑惑、ヤフーニュースで引用されたデイリー新潮の記事に掲載されている。それによると:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190709-00570667-shincho-kr
7月4日:
①萩生田幹事長代行が7月4日のBSフジのプライムニュースで、「過去輸出した分の行き先がわからないような事案が見つかっている」と韓国向け輸出規制強化の動機を話した。
7月5日:
②フジテレビLive News it!で与党幹部は「軍事転用可能な物品の韓国からの行き先は北朝鮮である」との話を伝えた。
③BSフジ・プライムニュースで小野寺前防衛大臣は「行方不明になったウラン濃縮に使える物質に関し、韓国政府に問い合わせたが返事がない」ことを明らかにし、それが対韓国輸出管理の強化の理由だと話した。
7月7日:
④フジテレビ「日曜報道The Prime」で、安倍総理は、「(韓国側に)不適切な事案があった」と韓国向け輸出管理強化の背景を説明した。しかし、「大量破壊兵器の製造に転用される物質が北朝鮮に流れたのか」という質問には、「この場で個別のことについて、申し上げるのは差し控えたい」と逃げた。
以上の自民党及び政府のこの件に対する姿勢は、理解に苦しむ。証拠があるのなら、全部しっかりと出すべきである。
「“個別のことについて、明らかにできない”と言うだけでは、上記①〜④は自由貿易の精神に反する決定だとの印象を差し当たり払拭することが目的のデタラメではないのか?」 と意地悪な解釈をされる可能性がある。
日本人は事実を明らかにして、議論或いは口論するのを何故か嫌う。その口論の末に、本当の和解があることが分かっていない。政府要人もその例外ではないのだろう。
国際関係も同様である。もし、それが戦争に発展するとしても、(核戦争に発展しなければ)その戦争が和解のプロセスである。戦争ができない国の間では(例えば、日米の間など)、本当の和解もできない場合があるだろう。
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