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2021年3月13日土曜日

国連 中国内部告発者「大量虐殺に加担」?

大紀元の情報によると、国連の人権問題当局者らが、中国の反体制派や人権活動家の情報を「慣行として」りークしていることが明らかになったという。

 

 

 

この国連による情報リークで、中国の女性人権活動家が中国当局により拘束され、死亡したという。在ジュネーブ国際機関中国政府代表部の外交官は、201297日に送った電子メールで、「添付ファイルにある二人が、第21回人権理事会に出席するか確認してほしい」と、国連職員に要求した。国連職員は返信メイルで、「二人の出席は認められた」と送った。

 

この内の一人は、世界ウイグル会議総裁のドルクン・エイサ氏(中国以外に住む)であり、エイサ氏は大紀元の取材に応じて、中国在住の家族の何人もが、死亡したり行方不明になったと明かした。これ以降の話は、実際に動画を見て確認してほしい。

 

この情報の信憑性を確かめる為に検索をしたところ、比較的容易にトルコ最大の通信社Anadol Agencyが同じニュースを流していることがわかった。そのサイトを以下に示す。

https://www.aa.com.tr/en/europe/leaked-emails-confirm-un-passed-info-to-china-in-name-sharing-scandal/2114163

 

 

 

記事の表題は以下のように翻訳される。 暴露された電子メイルにより国連が中国に情報を送っていたことが判明:(人権活動家の)氏名共有スキャンダル

 

表題からこの件は、既に関係者間ではスキャンダルとして騒がれているようだ。内容は、上と同様だが、以下のような文章が見える。

 

Emma Reilly, a staffer at the Office of the United Nations High Commissioner for Human Rights (OHCHR) and a human rights lawyer, has repeatedly alleged that the office shared the names of dissidents with the Chinese government.

翻訳: 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の職員であり、人権弁護士であるエマ・ライリー氏は、国連オフィスと中国政府が、中国反政府主義者の名前を共有していると繰り返し主張している。

 

In an e-mail on Sept.7, 2012, a diplomat from the Cinese mission to the UN office in Geneva asked - - as a “usual practice” - - an NGO liaison officer at the OHCHR whether anybody from the list the diplomat had sent to the 21 st session of the Human Rights Council requested accreditation.

The officer passed on two names, Dolkun Isa and He Geng, to the Chinese diplomat in a responding email.

 

翻訳: 201297日の電子メールで、中国の使節団からジュネーブの国連事務所への外交官は、「通常の慣行」として、OHCHRNGO連絡官に、外交官が人権理事会の第21回会合に送ったリストに載っている人の誰かが、参加認定を要請したかどうかを尋ねた。

その国連の連絡官は2名の名前、Dolkun Isa氏とHe Geng氏、を返信メイルで送った。

 

あとがき: WHOだけでなく、現在の国際機関の多くは、中国に取り込まれている。その証拠の一つとして、上記は重要な報道だと思う。IOCも同様に中国に取り込まれていることが疑われる。

バッハIOC会長は、パンデミックが終息しそうにない現状でも、東京と北京でのオリンピック開催に向けて強い意志を示している。そして、中国の新型コロナ用ワクチンの提供を評価するコメントを発表した。

 

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