この1ヶ月半の間、ウクライナとロシアの戦争を考えてきた。私の基本的な理解は、バイデン政権がロシアを挑発して起こした戦争である。丁度、日本の真珠湾攻撃がFルーズベルト大統領の挑発により行われたのと相似的である。https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12723919015.html
このウクライナを用いたプーチン・ロシアを潰す企みだが、ソ連崩壊からの長い歴史がある。つまり、エリツイン政権の時に始まったロシア経済のユダヤ系資本家による乗っ取りに対して、プーチンが逆らったことに始まる。2004年のオレンジ革命や2014年のマイダン革命は、米国によるロシアの孤立化の作戦の一環として、ウクライナの親露政権を潰す工作が主原因だと考えられる。
その構図は、ロシアのウクライナ侵攻が始まる10日前の記事に書いた通りである。中途半端な知識しかない素人の記事だが、最初の直感的把握に間違いがなかったようだ。(補足1)https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12726626308.html
2月27日のブログ記事で、及川幸久氏のyoutube動画からの引用で、米国の元財務長官顧問( former Assistant Treasury Secretary)のPaul Craig Roberts博士の言葉を紹介している。
https://usawatchdog.com/no-shooting-war-in-ukraine-dr-paul-craig-roberts/
その中でRoberts博士は、「オバマーバイデン政権は、明らかにその地域で戦争を引き起こそうとしている」と書いている。(補足2)その一つの証拠として、ウクライナのゼレンスキー大統領によるミンスク合意(ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国に高度な自治権を与えること)実行を、米国が妨害したことが語られている。
昨日、以上の理解とほぼ完全に一致する話が、在米の国際政治評論家の伊藤貫氏によりyoutubeで公開された。グーグルによってバンされる前に見ていただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=mARfK3-Crkg
バイデン民主党政権は背後の所謂ネオコンの指示の通りに、ロシアをウクライナ侵攻させるべく挑発していたのだろうが、それを陰謀論として片付けようとする勢力が日本でも大勢である。その一人を、伊藤貫氏は、産経新聞関係の方という表現で指摘している。
この方とは、Y.Kさんだと思う。チャネル桜の討論番組での60分頃からの発言を視聴してもらいたい。伊藤貫さんや馬渕睦夫さんが同席されたなら、このような発言はできなかっただろう。https://www.youtube.com/watch?v=NNl9eCd3joE
(16;00、17:40 編集)
補足
1)勿論、今回の伊藤貫氏の解説や2月27日の記事で引用したPaul Craig Roberts博士の見方が正しいとした場合である。ただ、今回のケースは、プーチンロシアが自己の利益のために国際法に違反してウクライナを侵略したというモデルでは理解困難である。何故なら、多くの識者が指摘するようにロシアの利益にはならないからである。
2)バイデンが2月初めから「米国はウクライナに兵を出さない」とか、「小さい侵略の場合は米国はあまり大きな制裁はしない」とか言っていたことは、「朝鮮戦争」のとき、アチソンが朝鮮半島は米国の防衛の外にあると線(アチソンライン)を引いて表明したこととそっくりである。
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