トランプ大統領の言動を聞いていると、経済政策の主たる目標はアジアであり、その中でも中国、日本ではないかと思われる。その次がメキシコとか韓国ではないだろうか。そして、彼が考えているブロックは英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど英連邦諸国だろう。
対中国を考えて、ロシアとの協調関係を目指し、彼の娘夫婦との関係から及び伝統的関係からイスラエルを重視するだろう。現在、最も危険なのは中東であり、その原因となる可能性のあるのが、イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移すことである。それは佐藤優氏の動画や、イーグルビューのメルマガで言及されている。
https://www.youtube.com/watch?v=_XgSvJ7rg9w&t=8s
これは、単にイスラエル重視ではなく、中東での緊張を高めて、石油価格を上昇させることを考えている可能性がある。何故なら、現在の石油価格は米国のシェール・オイル業者にとって、採算割れ近辺であり、その中の何社も経営破綻しているからである。つまり、米国のエネルギー政策の基本となる予定のシェールオイルの業界を健全にするためである。
それはまた、トランプ大統領と仲の良い、ロシアのプーチン大統領を救うことにもなる。エネルギー価格の低迷で青息吐息のロシア経済を救うのである。プーチンの対日姿勢が強硬になったのは、そのあたりのことが原因なのだろうか?
安倍総理は、大統領就任直後にTPPからの脱退の正式手続きを行った、トランプ氏に本気で翻意を促すらしい。それは、以上のような背景を考えたら、全く可能性がないと思うのだが、内閣官房がまともな情報源を持っているのか心配になる。
以上は全くの素人の直感ですので、そのつもりで受け取ってください。
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