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2019年8月23日金曜日

無知なる大衆独裁の世界:プロパガンダで生きる国々の中で日本はどう生きるのか

1)世界の政治は歴史的経緯や、そこでの事実を基礎にして動くなどと考えてはならない。昔から、狡猾さに文化的差があっても、洋の東西を問わず、歴史など捏造の集積であった。つまり、事実や論理で国際関係を築こうとするのは、エネルギーの無駄使いである。

現在、世界は民主政治という政治形態が多い。それも考えてみれば、無知なる大衆の独裁に過ぎない。現在の日本政府の対韓国外交を見ると、正にそのような状況の国を相手に、法と論理で対処しようとしている様に見える。

韓国は反日法(親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法)を2005年に制定し、20世紀初頭の親日派と認定された人の子孫の財産を、事後法とか、法の不遡及の精神に反するとかいう批判を無視して、没収している国である。そんな国を相手に、論理とか国際法など持ち出す政治家や官僚の腐敗した神経には、怒りを通り越してただ悲しくなる。

その韓国政府が、戦時慰安婦は日本政府による強制連行だったとか、日本人も戦時の国家に協力した徴用工制度を、奴隷労働であり人権蹂躙であると騒ぐのは、別段不思議ではない。それは現状に不満がある人間が、高速道であおり運転をして、相手自動車を停止させ、窓から相手を殴る行為とほとんど変わらない。

論理など存在しない。後者の場合は、警察が犯人を逮捕した。多分、2−3年刑務所に入ることになるだろう。しかし、国際社会には、まともな裁判所も警察もない。国際司法裁判所があるなんて、言う人は何も知らないバカである。

あの高速道であおり運転した人物は、法廷では「最初に煽り運転したのは、被害者の方だ」という可能性がある。同乗車の女が、まるで野生動物を撮影するような姿勢で写真をとっていた態度には、そのような雰囲気を感じる。煽り運転を開始するときの犯人二人の会話を想像することはそれほど難しくない。

韓国の慰安婦も徴用工も似た様な心理の結果だろう。

2)ユダヤ資本家のジム・ロジャーズは、北朝鮮の独裁による朝鮮半島独立が、安定した朝鮮国を建国する上で正しい選択だと言ったと言う。「日本には少子化などで暗い未来しかなく、統一朝鮮には明るい未来がある」という、ジム・ロジャーズのプロパガンダも大いに金正恩を励ましているだろう。無論理、プロパガンダだけで生きる国家にも、強力な助人が何人もいることを忘れてはならない。しかも、日本が唯一頼りとする大国の中に。

ユダヤ資本が牛耳っているというニューヨークタイムズは、今でも慰安婦強制連行説というプロパガンダを世界に流している。それは大衆に嘘を広める手段となっている。それは日本のABC、MBS、NHK、TBSなどのテレビ報道と同じである。日本の放送局もその支配層には、反日思想で固まった人たちが多いと言われて久しい。(半島系の人たちの他、日本生まれに日本人にも頑固な反日がいる。それについては二日前の記事でも読んでもらいたい) https://www.sankei.com/world/news/190208/wor1902080032-n1.html

世界は民主政治という大衆独裁制度を取っている。その操縦法は、金を儲け、嘘をばら撒き、大衆を洗脳することである。その世界で、事実とか論理とか、国際法とか言うアナクロが、日本の政界にこびりついている。明治の時代の支配層の子孫が、大戦に負け300万人の死者を出しても、いまだに政権中枢を支配できる国である。アナクロとモダーンの区別などできる訳がない。

タルムードには嘘を吐いても良いと書いてある箇所がある。良い結果になるのなら、嘘は吐いても良いのである。その嘘として、慰安婦強制連行説があり、徴用工の奴隷労働説がある。それに異を唱える日本政府は、かれらにとっては歴史修正主義者なのだ。

日本は、彼ら朝鮮半島と米国ユダヤ資本らの企みの前に、潰されるゴキブリなのか? 政治家には、もっと真面目に考えろと言いたい。だいたい、中国の報道官と仲良く自撮り写真をとるのは悪くない。しかし、本当に日参すべきは米国の政権中枢である。そこはどの様に考えているのか、ポンペイオは核をもった統一朝鮮を残して、東アジアを去るつもりなのか、その際、日本に核兵器を残すことを考えているのか?

現在、米国も大変な時期である。中国の覇権がアジア、アフリカから中東に至れば、国債決済通貨発行の権利を中国にとられる。米国国債を国防権限法などを用いて、紙切れにすることまではできても、ジリ貧の国になるだろう。それを防ぐ方法として、米露日の連携がトランプの頭の中によぎっているだろう。それを妨害する勢力は、国境などどうでも良いと考えている、いまだ大家族と知人のネットワークで生きている人たちだろう。そのように思う。

朝鮮半島統一は必ず核武装を伴うだろう。下に引用の動画では、韓国のネットでは既に、「うるさい日本には北朝鮮に核を打ち込ませ」などの言葉もみられるという。無知なる大衆が独裁の主人公なのだから、それが韓国の本心だろう。さし当り、トランプに日本の生存権確保とその手段をお願いする為に、日参するしか仕方ないだろう。(補足1)

その為になる動画は「米韓同盟消滅後、日本はどうなる?」という題目の元日経新聞の鈴置高史さんの動画である。https://www.youtube.com/watch?v=suHkH_eYn_U さし当り、この動画や、伊藤貫さんと西部邁(或いは水島総)さんとの昨年末の討論、片岡鉄哉氏の本などを読んで、今後の日本を考えるべきである。 https://www.youtube.com/watch?v=0bwlpoETjxQ&t=5069s

補足:

1)以前にも書いたが、多分、一発北朝鮮の核兵器がどこかで爆発するくらいでないと、非常にダイナミックレンジの狭い日本人の思考は変わらないだろう。そしてその方が、中国の核で日本列島に住む生物全てをsweepされるより、ましかもしれない。(中国解放軍少将の朱成虎の発言を読めば、少しは日本人の頭にも変化が生じるかもしれない。:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B1%E6%88%90%E8%99%8E 朱成虎の先制核攻撃論に対して、中国は昇進で答えている。朱が中国の主要な敵だと言ったのは、日本とインドである。)

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