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2020年8月10日月曜日

新型コロナ肺炎についての二つの話題;ハイドロキシクロロキンはSARSの特効薬だった他

1)再びハイドロキシクロロキンが脚光を浴びるのか?有害説はワクチン利権で流された?

 

香港から米国に亡命したウイルス学者の閻麗夢博士は、中共の高官は新型コロナ肺炎(COVID-19; 以下新型コロナ)の予防のため、ヒドロキシクロロキンを服用していることを明らかにした。https://www.youtube.com/watch?v=umK0_TFS7l4

 

更に、ヒドロキシクロロキンは2005年のSARSに非常に効果があったことなどから、これを何故新型コロナの治療に使わないのか不思議だと言っている。ヒドロキシクロロキンの効果は、偽の臨床データにより隠されているようだ。上記引用動画は8月8日に大紀元によりアップされた。

 

閻麗夢博士は、一流の学者であることの他、新型コロナ肺炎に関しては世界的なので、上記は一考に値すると思う。最後のブログで書いたヒドロキシクロロキンが有害だとするThe LANCETの論文が利用したデータに、信ぴょう性がないとしているのである。https://rcbyspinmanipulation.blogspot.com/2020/05/blog-post_24.html

 

韓国では、Korea Biomedical Review に掲載されているように、新型コロナ治療のガイドラインの中に取り入れられている。韓国の低い致死率は、ヒドロキシクロロキンの効果再を示している。http://www.koreabiomed.com/news/articleView.html?idxno=7428

 

ワクチンが仮に出来たとしても、抗体依存性感染増強(ADE)により、反って酷い状態になる可能性もある。もう一度、中国などで数十年ウイルス病治療使われてきたというヒドロキシクロロキンを、対策の一つとして考えるべきではないだろうか。ヒドロキシクロロキンを有害だと攻撃する論文には、その服用を勧めたトランプ大統領に対する反感が背後に隠されている可能性がある。

 

この件、真実は閻麗夢博士の発言の通りである。有害説は、ワクチン利権とも関係があると、水間条項TVは放送している。https://www.youtube.com/watch?v=4njsNHgb4xw&t=4s 

 

2)日本で新型コロナの集団免疫が成立しているという珍説

 

日本は、新型コロナウイルスの第二波に慄いている。入院加療を要する人数も過去最高になり、死亡者も今後再び大きく増加する日が来るだろう。そんな中、日本は既に新型コロナ肺炎(COVID-19、以下新型コロナ)の集団免疫を得ているという珍説を持ち出している人がいる。

 

元自民党議員の松田学氏である。この方は、4月に13日のチャネル桜の動画で、同級生の東大医学部卒の臨床医の考えだとして、新型コロナを非常に軽視する発言を行っている:https://www.youtube.com/watch?v=TDnyYYtTd4Q

 

①「新型コロナによる被害とされているケースには、土着のコロナウイルスによる風邪が重症化したケースがものすごく多いと思う」を紹介している。② PCR検査は新型コロナの病原ウイルス(SARS-C0V-2)に厳密な選択性を示さないと考えられ、土着コロナウイルスによって陽性になる場合も考えられる。最近、芸能人やスポーツ選手にたくさん陽性者が見つかるのは、土着ウイルス(通常の風邪のウイルス)が検出されているだけです。https://rcbyspinmanipulation.blogspot.com/2020/04/blog-post_15.html

 

今回は、土着の風邪という話への言及は避けて(或いは、忘れて)、日本人は既に新型コロナに集団免疫を達成しているという主張をしている京大の上久保靖彦氏を招いて、新型コロナは放っておくべきだという考えを、youtube動画で配信している。https://www.youtube.com/watch?v=Mr05_0_OkD4&t=1160s

 

上久保教授は、昨年10月ごろに、新型コロナのS型が日本に来て、既にその集団免疫を獲得した。その後、K型が中国から大量に持ち込まれ、その集団免疫も既に獲得した。その結果、武漢で発生し、欧州で猛威をふるった強毒性のG型が、日本では流行らなかったというのである。それも患者の免疫検査などの実地調査は一切やらず、新型コロナの疫学データと自分のモデルの数式(再生産係数などをもちいた線形計算式)で導いた結論である。

 

集団免疫をつける方針は、スウェーデンが高齢者や基礎疾患の人は隔離した上で行った。しかし、3月に始まった流行から5ヶ月間たっても、未だ大量の感染者を出している。つまり、集団免疫達成は、それほど簡単ではない。K型が1−2ヶ月で日本に集団免疫を植え付けたとか言うのは全くのインチキに聞こえる。

 

松田学氏の新型コロナ肺炎の軽視は、経済優先すべきという姿勢とは思えない。何故なら、国益を新型コロナと経済活動という二つの変数の関数として考えている形跡は全くないからである。それよりも、日本の新型コロナ被害に対する中国の責任を無視すべきという政治的プロパガンダのような気がする。断定はできないが。(9時15分、編集あり)

 

1)のタイトルに一文追加; 1)の最後に水間条項TVの解説を引用。(8月10日追加)

 

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