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2021年1月2日土曜日

新型コロナに対する防御法:安易に作られたこの一年の習慣を排除し原点に戻るべき

新型コロナは変異を繰り返し、猛威を奮っている。変異は英国発や南アフリカ発だけではない。日本の第三波も、英国等のものとは異なるが、変異株だと思う。それについては、十二月3日の記事に書いた。

 

 

今回の流行が大きい原因として、季節要因の他に国民が新型コロナに慣れてきたことがある。その一つとしてマスク信仰というべき現象を指摘したい。つまり、マスクをすることが絶対で、アクリルを用いたマスクの真似事でも効果が大きいと、“何かに付けていかがわしいテレビ局”の担当者達がするプロパガンダに惑わされてはいけない。(補足1)

 

マスクは感染した自分が他の人に迷惑をかけないようにするもので、自分の感染を防ぐものとしては効果はそれほど大きくはない。ましてや、アクリル板には両面からもほとんど効果はないだろう。(クシャミの場合には一定の効果はあるだろうが。)

 

多くの人のナイーブな感覚では、マスクをする理由は自分が感染しないことが目的だと思う。(補足2)その観点から考えると、上述のようにマスクの効果は限定的である。そして、「手頃な努力」としてマスクをすることがあり、それでかなりの感染防止に役立つと勘違いするとしたら、マスクは有害ですらあると思う。

 

つまり、新型コロナウイルスが蔓延するところに買いものなどに行く場合、もっと緻密な作戦で臨むべきである。それには、インフルエンザ等の予防法の原点に戻るべきである。

 

何が言いたいかというと、接触感染にもっと注意を払うべきで、そのためには何をするかは、129日のブログ記事に書いた米国のローリーギャレットさんが提唱する予防法に学ぶべきだということである。以下、私の意見も加えて紹介する。

 

この提案では、マスクはあまり効果がないと言っているが、それは感染しないための方法としてであり、感染させないための効果についてはしっかり書かれている。ギャレットさんは、マスクをする場合の有害性を重視している。結論として、①マスクに触らないこと、帰宅後には捨てることが重要だろう。

 

大事なポイントは、②外出時に手袋をすることである。手袋(水をはじく毛糸の手袋が良いだろう)により接触感染の多くは防げる。そして、帰宅後は直接手に触ることは最低限にして、その後手を洗うのである。

 

帰宅後には、③顔をよく洗い、喉のうがいはもちろんだが、鼻うがいもすると良いと思う。鼻うがいにはコップ一杯の水に2グラム程度の塩を溶かして用いる。要領はネットやテレビで時々見る要領である。真水は鼻粘膜を強く刺激するが、塩水ではその濃度が生理食塩水(0.9重量%)を多少超えても、強く刺激しない。

 

外では他人とマスク無しで話をしない。話をする場合も1m程度離れて小さめの声でする。④大声、声援、歓声、歌唱、その他呼吸を荒げることを大勢が居る場所や室内でしないこと。

 

その後、顔や手を拭いたタオルは、洗濯カゴに直ぐいれる。更に、⑤外出着は、玄関で脱ぎ、それ以上中に入れない

以上、自分も努力しているが、可能不可能を問わず、以上理想論として書いた。

 

尚、ここでは家族内感染については、あまり書かなかった。それは、気がついた時には家族内で感染が広がってしまっていることが多いからである。次節ギャレットさんの提案の⑤〜⑦や、一人が感染が疑われる場合には、個室内に自己隔離すべきなのは言うまでもない。

 

2)ここで、参考のため再度ギャレットさんの防御法を列挙する。

 

1)外出の時に、手を洗ったのちに手袋をする。電車、地下鉄、バスの中でも。

2)手袋をとる時、顔や目をさわらないこと。

3)手袋は複数持って、使った後には洗うこと。

4)マスクは外出後捨てなければ(再利用可能なタイプは直ぐに洗濯する)、役立たないというより有害ですらある。人混みを避けるべきだが、人から最低1m以上離れること。職場等でクシャミや咳をしている人がいれば、マスクをするように依頼する。

5)家の中では、全てのタオルをキレイなタオルに交換する。個人別にタオルを用いる。

6)ドアノブに注意。ドアノブに触る時には、手袋をするか、触った後に手を洗う。手摺、他人のパソコンや携帯に触ったら、直ぐに手をあらう。

7)食事の皿は個別にする。同じ皿から料理を取るときは、各自のはしや用具を用いない。

8)外で話をする場合は十分注意して大きな声を出さないこと、歌わないこと、声援や歓声をあげないこと、人が大勢いる環境下で運動などで呼吸を荒くしなこと。(この項目は私が追加)

 

追捕: 日本は150万の病床を持っているが、covid-19にはその2%しか割り当てられていない。ここを改善すれば、医療崩壊をさけるのは欧米などより遥かに簡単。(2020/1/7 am6:20 追加)

 

 

 

補足:

 

1)マスコミは公共の福祉に貢献するという義務がある。(放送法一条など)それにも関わらず、米国での政変の可能性について、全くと言っていいくらい報道しない。現在、世界は民主主義と共産主義の戦いの真っ只中にある。その影響をもっとも強くうけるのは日本であるにも関わらず、隣国等外国の影響が大きい日本のマスコミは、無視を決め込んでいる。

 

2)日本人のほとんどはマスクをしている。従って、もし自分が他人に感染させないためにマスクをしているのなら、日本人の全てが既に感染している可能性を自覚していることになる。

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