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2019年1月16日水曜日

新たにホンジュラスから米国に向けて出発した移民キャラバンは日本に無関係か?

1)ホンジュラスを新たに出発した難民の列:
最新のBBCネットニュースでは、米国へ向かう難民のキャラバンが再びホンジュラスを出発したと報じている。昨秋同様に米国とメキシコ国境まで到達するのだろうか。子供を連れた軽装の人たちの群れに、違和感を持つのは私だけか? https://www.bbc.com/news/world-latin-america-46876317

ところで、既に昨年の秋に米国国境に到着した難民はその後どうなったのか? 現在ではこの件について、日本でも恐らく世界でもほとんど報道されていないようだ。まるで(或いは本当に)、報道規制が敷かれているみたいである。https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/43809950.html

一方、米国ピッツバーグのユダヤ教礼拝所で銃乱射事件が起こったのは、昨年の10月27日である。11人が殺されたが、その際日本のマスコミで主に議論されたのは、米国での銃規制問題だった。しかし、この事件の原因は明らかに、ホンジュラスを出発した移民キャラバンをユダヤの人道団体が組織し支援したことだろう。この最後の部分の詳細については日本ではほとんど報道されていない。

NHKのクローズアップ現代の11月21日のネット記事でも、移民キャラバンに参加した人たちの悲惨な情況や、トランプ政権の冷たい対応などについて触れているものの、何故、彼らが多くの国境を軽装で移動することが出来たのか? 或いは、どのように組織されたのか?については何も報道していない。報道の20日以上も前に、その件と関連して上記無差別銃撃事件の犯人が出しているにもかかわらずにである。何故なのか? https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4213/index.html

この銃撃事件を報じた「朝日」の記事には: 土曜日にピッツバーグにあるシナゴーグで11人を殺害したロバート・バワーズ容疑者(46)が、大量射撃で発砲する前に「すべてのユダヤ人が死ぬ必要がある」と叫んだ(目撃者の話)。また、SNSへ「ユダヤ人の難民支援グループは、我々の仲間を殺す侵略者を(米国に)連れてくることが好きだ。私の人々(マイ・ピープル)が虐殺されるのを傍観はできない」と書き込んだ。 と書かれている(記事の後半は有料なので見ていない。)https://www.asahi.com/articles/ASLBX5DJLLBXUHBI01B.html

BBCのネット記事も、銃撃犯が犯行数分前にSNSに犯行声明的文章を投稿していたことを報じている。アメリカに難民を再定住させるユダヤ人の非営利の難民支援団体「HIAS」を激しく非難し、「自分の同胞が殺戮(さつりく)されるのをただ見ているわけにはいかない」と書いていたのである。この銃撃犯の言葉で、我々は初めてHIASという団体の関与を知ることになる。https://www.bbc.com/japanese/46014139

AP通信の記者にバワーズ容疑者について語ったという言葉「何が一番恐ろしいかって、あまりに普通の人の見えたことだ」の引用は、この事件が狂人の犯行であると断定している。しかし、情報を熱心に探す人間でないと、ホンジュラスの移民キャラバンやそれらへ支援する団体の特定など、口から出ない筈である。それが狂人に出来るだろうか。

ハイアス(HIAS)は英語版グーグルには出てくるが、日本語版には無い。「グーグル ハイアス」で検索しても何も出てこない。これも不思議である。ハイアスで出てくるのは、犬や猫を販売する会社の名前だけである。http://hias.co.jp/kiyaku.html 

2)この件、安倍内閣が唐突に制定した新しい移民法と関連がないだろうか?

新移民法は人で不足の解消のためだけだろうか? あの唐突な提案から、何の議論もせずに制定された新移民法(新入国管理法)は、制定までの時間の短さだけを考えても異常である。人手不足は後付の理由だと思う。 http://agora-web.jp/archives/2035627.html

私は、上記入管法の改定は、移民希望者達を支援するユダヤの人たちの運動と何らかの関係があると思う。(補足1)勿論、中米の難民を受け入れる訳ではないだろうが、世界が反移民の嵐となっては、ユダヤ支配層も運動を続けられなくなるからである。

オバマ政権時、安倍総理が米国議会でした演説は、リビジョニスト安倍から米国と日本との同盟を一層深くする有能な日本の総理へと、その米国での安倍像を一変させた。しかし、その後の訳の分からない行政を見ると、あの演説は米国支配層の走狗となった安倍総理の宣誓的演説だったのかもしれない。

米国支配層とは、グローバル化を推進する人たちのことである。馬渕元ウクライナ大使はディープ・ステートという言葉で言及している人たちのことである。移民や難民の支援は、グローバル化の象徴である。日本以外の先進国では揃って移民の増加で悩んでいるときに、移民を推進する入管法改正を強引に行うのは、非常に不思議である。(補足2)

それらと関連して不思議なのは、これだけの切迫した情況にありながら、メキシコ国境に壁を築くという予算案を米国議会が否決し、政府の一部が閉鎖されていることである。10年間に2兆円の予算がかかるそうだが、それは年間予算凡そ500兆円の予算の0.04%程度にすぎない。日本の予算に換算すると、10年間で2000億円程度の話である。https://www.sankei.com/world/news/180106/wor1801060014-n1.html

補足:
1)1)二つの異常なことの一ヶ月間に出現する確率が、夫々1000月(8年半)に一回とする。それらが同月に揃って起こる確率は、それらが無関係な出来事なら、更にその1000分の1となる。或いは、100万月に一回程度、つまり8500年に一回の出来事となる。しかし、それが独立でないのなら、つまり強く関連して起こるのなら、その確率は8年半に一回と考えても良いことになる。

2)その後、馬渕大使と水島チャネル桜社長の討論で、これがグローバリストらの工作だろうという話がなされていたことを知った。https://www.youtube.com/watch?v=5JZanPoyv-g&t=251s

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