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2020年6月12日金曜日

小池都知事学歴詐称問題:カイロ大の声明では終わらない

1)政治家小池百合子氏の評価:

 

小池都知事学歴詐称問題は重要である。小池百合子氏が私人なら、この種の個人攻撃は趣味の悪いことだと思うが、小池氏は東京都知事であり、将来中央政界に復帰した場合は有力な総理候補とも考えられ、その人物を正しく評価することは1国民にとっても重要である。

 

この疑惑が最近話題の焦点になっているのは、東京都知事選が近く、小池氏の立候補が予想されているからであり、同時にノンフィクションライター石井妙子氏の著書「女帝 小池百合子」が、出版社がそのタイミングを狙ってか、最近発売されたからである。

 

私がこの問題を取り上げるのは、小池百合子氏を政治家にしておくのは、日本にとって危険だと思うからである。その理由は、政治家として無能でありながら、カリスマ性を備えていることである。無能であることの証明の一つとして、豊洲問題での失敗がある。

https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12466515309.html

https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12466515312.html

 

豊洲の飲みもしない地下水中にベンゼンが含まれているという理由で、築地からの移転を延期して莫大な損害を出した。更に、その後の豊洲市場の運営に対しても、熱心さが見られないという。https://diamond.jp/articles/-/216894?page=9(補足1)

 

これらに加えて、東京オリンピックの会場問題を巡ってのゴタゴタ、新型コロナ肺炎での対策の遅れなど、リーダーとしての資質など全く評価できない。(オリンピック会場問題については:https://mainichi.jp/articles/20200406/k00/00m/050/103000c

 

パーフォーマンスのみが派手な無能な政治家である。これらを含め、私の一国民としての政治家小池百合子の評価は、先日のブログに書いた通りである。(特にコロナ問題について重点:https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12600063256.html

 

2)学歴詐称問題:

 

小池百合子氏の“売り”は、カイロ大学首席卒業で、当然、アラビア語が堪能だということである。この派手な学歴は、やはり将来の総理候補である小泉進次郎氏のコロンビア大学修士よりも凄い。ただ、虫メガネで調べればボロが見える点では同じようだ。

 

政治家としての能力が優秀であれば、学歴などどうでも良い。しかし、無能なものが高学歴を看板にして大衆を騙して政治家になったのなら、それは犯罪であり適当な処罰を受けるべきである。

 

これだけなら、このブログを書く気など起こらなかった。しかし、カイロ大学の方から、「小池氏は確かにカイロ大を卒業しています」というコメントが出されたこと、しかし、そのコメントには然るべきデータが付随して居なかったこと、更に、カイロ大卒業の方などから、その種のコメントなど金とコネで何とでもなる国だという話を聞いたからである。https://www.youtube.com/watch?v=xIIjwDYoN4Q

 

江夏まさとしという方の上記動画は説得力がある。エジプトという国では、卒業証書など一定のお金と一定の期間でどうでもなる国だという話である。(補足2)そこに引用されている記事からネットサーフをしていると、近いところに詳細に調べた記事があった。それは作家の黒木亮氏による以下の二つの記事である。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60762

https://news.yahoo.co.jp/articles/92a8e7606d2ab761b476e954f16f8bb98d5b9259

 

小池知事が、このような疑惑に答えるには、先ず卒業証書を示すことである。それが当時発行されたものなら、それなりの古さと本物らしさがあるだろう。しかし、それすら頑なに拒否しているという。

 

これは、都政の上からも大きな問題である。それは、小池都知事の同居男性(一時期かもしれないが)が都の業務委託企業トップと不動産取引をしているという報道などの疑惑もあるからである。https://bunshun.jp/articles/-/38326

 

小池氏の学歴詐称は単なる詐称ではなく、都政や国会、外交などの広い分野で、日本国の正面で行われている、言葉及び真理を愚弄する行為である。日本という国の腐敗と不透明さを証明する出来事の一つだろう。

 

追加:「女帝 小池百合子」の著者による解説がありましたので、引用します。

https://www.youtube.com/watch?v=7M8cBzZ8sPA

 

補足

 

1)豊洲市場の抱える問題や、これも小池知事が言い出した「築地再開発」計画について記者会見などで質問されても、まともな回答を避けることが多い。もはや触れられたくない自身の“黒歴史”と化しているのかもしれないが、小池知事が率直に問題のありかを認め、解決に取り組む姿勢を示さない限り、都の担当者や市場で働く人々はこれらの問題にさらされたまま、日々の業務を続けることになる。

 

2)国際透明性機構(Transparency international)が出しているその国に腐敗を示す指数、腐敗認知指数では、エジプトは180ヶ国中103位である。ウィキペディアにはその機関と指数の説明があり、それを読む限り一定の信用があると思われる。

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