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2020年6月23日火曜日

ボルトンの本の発行差止請求の却下について

ボルトンという人物は、利己主義の金儲け主義に見える。(補足1)大将によって解雇されたとしても、腹を立てた側近が国家の情報をネタに金儲けすることに、国家が協力するというのは最悪である。トランプが嫌なら、11月の選挙で落とせば良い。弾劾できなければ、それまでトランプに任せるのが、米国が大事にする民主主義ではないのか。

 

世界中に人種差別反対デモを、今更のように煽ることで、トランプを落とそうとする背後にあるのは、ある民族系の方々によるもっと恐ろしい計画の可能性がある。しかし、トランプ潰しは完成したようだ。金は裁判所の判断も曲げることが出来ることを証明したようだ。

 

裁判官の台詞、「ボルトンの本は既に世界中に配られているから、差し止めしても意味がない」なんて、日本の裁判所よりもひどい判決だ。(補足2)米国というのは、法治主義のリーダーではなかったのか? 米国の裁判官は、(日本の裁判官同様)法治の原則もわかっていないのか。兎に角、米国の現状は、ある民族系の方々が野火に大風を送って大火災にしたような状態に見える。

 

米国で、コロナの爆発的流行の責任まで、トランプに負わすのはおかしい。もっとも、トランプの急激な中国つぶしに対応できない習近平に対し、これまで王岐山の指揮で散々痛めつけられた共産党幹部たち(江沢民派)が、こっそりと復讐の意味で漏らしたものから、この世界的大災害がおこったのなら、トランプに責任の一端はある。

 

それに、経済と疫病との戦いのバランスは、トップが決めるべきである。個人は、しっかりマスクをして、帰宅時に手をあらい、部屋の換気を十分にして身を守るのが大事である。人口100万あたりの死者は、ベルギーの837、英国の628、スペインの606に比べれば、米国の370は未だこれらの国より少ない。

 

なんとか、世界の民主主義国のリーダーとしての品格を維持してもらいたい。米国は、世界の政治、経済、特に金融の中心である。そこで、行政と司法がしっかりとしてもらわないと、地球人は滅びる。

 

補足:

 

1)ボルトンというずる賢い人物については:

https://theintercept.com/2020/06/18/john-bolton-memoir-trump/

例えば、ベトナム戦争を熱心に支持したが、自分では兵士として参加しなくて良いような行動をとったという。

 

2)もしその本が国家機密を含むと判断されるなら、発行を国家機密情報が開示されるまで禁止すべきである。その上で、配布された本の回収、内容の引用の禁止を通告すべきである。同じ内容を自分の意見として言う場合は言論の自由である。

 

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