何時頃からか、日本中至る所の市や町に、ユルキャラというのが作られているらしい。ユルキャラとは、ぬいぐるみの中に人が入って演技する、マスコットキャラクターのことだという。どこもかしこもユルキャラで町おこしというのは、“アホの一つ覚え”ということばがピッタリあてはまる。今日午後4時からのL for youという番組では、”町おこしグルメ(1)”というのが特集されていて、甲府市と富士河口湖町が紹介されていた。そして、甲府市は鶏料理を宣伝しているらしく、とりのかっこうしたユルキャラが、富士川口湖町もかっぱめしの宣伝に、富士山の形をヒントにして形作ったユルキャラが出演していた。
熊本の“くまもん”はその中で有名だが、最近国外に出て行ったが、殆ど注目されなかったということである。
ここまで書いて、ユルキャラで検索してみておどろいた。中央官庁も都道府県庁などもユルキャラをもっていて、官庁などの存在感を国民にうったえているというのである。更に驚いたのは、ユルキャラグランプリというのがあり、何と1580ものユルキャラが応募して順位付けがされていた。
発想の豊かさが、国の豊かさに繋がるのだが、このようなアホの一つ覚え現象が起こっている様では、世も末である。将に日本国はユルキャラ病に感染しているのではないだろうか。ユルキャラで遊ぶのは、幼稚園くらいまでにしておいたらどうか?
注釈1)地元料理で町おこしも伝統的手法ではあるが、どこもかしこも付焼き刃的に創った地元料理では、発想が貧困だといわれても反論できないだろう。
(ヤフーブログに書いたものですが、”コピペ”します。)
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